OKI、ロシアのアルファ銀行に紙幣還流型ATM「ATM-Recycler G7」を納入

ロシアで初導入、複数通貨同時対応と高信頼性に評価

Tokyo, Nov 14, 2012 - ( JCN Newswire ) - OKIは、このたびロシアの大手民間銀行のアルファ銀行(会長:アンドレイ・ゾコロフ、本店:ロシア モスクワ、以下 アルファ銀行)に、現地パートナーのユーロピウム社を通して、複数通貨同時対応の紙幣還流型ATM(現金自動預け払い機)「ATM-Recycler G7」の納入を2012年11月より開始しました。日本メーカとして初めてのロシアの銀行への紙幣還流型ATM導入となります。

経済成長を続けるロシアは、ATMとCD機(出金専用機)の設置台数が世界で6番目の規模(2011年OKI調査)で、今後も経済成長に伴い拡大が見込まれています。ATM/CD機の設置台数は、2011年の11万台から2015年には15万台へと大きな成長が予想されています。弊社は、今回のアルファ銀行への導入実績を活かし、他の金融機関への販売活動を進め、ロシアのATM市場でシェア40%を目指します。

現在2700台のATMを有するアルファ銀行では、ロシアにおける最高レベルの顧客サービスの提供を目指しており、自国通貨であるルーブルに加え基軸通貨であるドル・ユーロ等も含めた複数通貨の同時取扱を中心としたATMネットワークの抜本的なリニューアルを計画しています。

アルファ銀行は、2012年6月より9月まで「ATM-Recycler G7」数台の試行運用を行った結果、複数通貨を同時に扱える利点に加え、(1)高い稼働率による信頼性、(2)1回に最大200枚の紙幣の取り扱いが可能な顧客への利便性提供、(3)設置のしやすいサイズ・重量のデザインと設置場所に応じて変更できるカセット構成の柔軟性、(4)カード犯罪に対するアンチスキミング機能などを高く評価し、今回の本格導入にいたりました。

OKIの「ATM-Recycler G7」は、世界戦略機種として2010年より販売され、中国のATMシェアトップを獲得した実績のある機種です。128金種におよぶ複数国紙幣を1台で取り扱うことができ、入金紙幣を出金に利用する紙幣還流型のATMであるため、CD機や非還流型の入出金ATMに比べて、紙幣管理・運用管理の効率化に大きく貢献します。OKIは、2010年策定の中期経営計画の中で、紙幣還流型ATMの海外展開を成長分野の1つとして位置付けており、今後も経済成長の続く新興国を中心に拡販を進め、グローバルATM市場シェア40%を目指しています。

【アルファ銀行(Alfa-Bank)について】
1990年設立。リテール、企業貸付、投資、リース、証券取引など金融市場の大部分の分野で活動。総資産、自己資本、顧客数および貸出金融資産においてロシアの民間銀行で最大。2012年7月1日現在、60,500社の企業、780万人のリテール顧客を持ち、ロシア内外(オランダ、米国、英国などの子会社を含む)に460の拠点を持つ。

【ユーロピウム社(Europeum)について】
1992年設立。ロシアの金融機関向けソリューション・技術・サービスプロバイダ。ロシア主要都市に子会社を持ちロシア全域に保守を含むサービスを提供している。

概要:沖電気工業株式会社

OKIは米国でグラハム・ベルが電話機を発明したわずか5年後の1881年に創業した、日本で最初に電話機を製造した情報通信機器メーカーです。先見性と勇気をもって果敢に挑戦・行動するという、創業以来の「進取の精神」を連綿と受け継ぎ、ブランドスローガン「Open up your dreams」のもと事業展開しています。現在、「金融システム」「通信システム」「情報システム」「プリンタ」「電子部品・モジュール他」の5つの分野において、OKIグループは社会の発展に寄与する最先端技術の商品・サービスをお客様にお届けし、世界の人々の快適で豊かな生活の実現に貢献しています。詳細はこちらからご覧ください。 リンク

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