アルカテル・ルーセント、ソフトバンク傘下のWireless City Planning株式会社に 加入者データサービスのネットワーク性能監視・分析ツールを提供

アルカテル・ルーセントの9900 Wireless Network Guardianが Wireless City Planning社の加入者向けモバイル・ブロードバンド品質を強化

【2012年11月6日 東京/パリ発】 アルカテル・ルーセント(CEO: ベン・ヴェヴァイエン(Ben Verwaayen))は、ソフトバンク傘下の移動体通信事業者であるWireless City Planning 株式会社(以下、WCP。本社:東京都港区、代表取締役社長:孫 正義)に、データサービスの利用がネットワーク性能に及ぼす影響の理解度を飛躍的に高める9900 Wireless Network Guardian (ワイヤレス・ネットワーク・ガーディアンリンク: 以下、9900 WNG)を提供しました。9900 WNGは、WCPが加入者に非常に優れたモバイル・ブロードバンド経験を提供するためのサポートをします。

2012年、日本のスマートフォン所有率が43% 増加する中で1 、モバイルでの動画やクラウド・ゲーム、その他のデータサービスに対する国内需要が爆発的に伸びています。競争力を維持するため、通信事業者は増加する加入者の帯域ニーズを満たす一方で、加入者が要求する品質を確保しなければなりません。そのためには、このデータサービスの需要が自社のネットワークにどのように影響しているのか把握する必要があります。

アルカテル・ルーセントの9900 WNGによって、WCPはAdvanced XGP (AXGP) モバイル・ブロードバンド・ネットワークを使用した「SoftBank 4G」のサービス品質を継続的に監視することができます。AXGPは日本で開発された技術をベースにしており、世界の多くの市場で一般的な4G標準規格であるTD-LTEと高い互換性があります。アルカテル・ルーセントは既に、世界初の超高速LTEネットワークのひとつであるAXGPのネットワーク・サプライヤーであり、アルカテル・ルーセントの7750 Service Router (サービスルーター)と7210 Service Access Switch(サービス・アクセス・スイッチ)リンクを使ったIP バックホール技術が採用されています。

加入者が使用している様々なモバイル機器や、アクセスしているアプリおよびサービスから生成されるデータ量が高まる中、9900 WNGはネットワークのあらゆるエレメントがどのように機能しているかをリアルタイムで監視・分析することができます。

このようなネットワーク・インテリジェンスと加入者分析を絶えず提供することにより、WCPは加入者が受信している品質レベルを理解することができます。また、同社は9900 WNGによりインターネット・アクセスやビデオ配信の強化、ネットワーク問題の特定と回避、そして品質と顧客満足度を更に向上させるための将来的なネットワーク展開を計画することができます。

WCPの執行役員 CTO 兼 技術統括部長、近 義起氏は次のように述べています。
「加入者のモバイル・ブロードバンドへの要求が急速に高まる中、当社が現在、そして将来、加入者が期待する品質でこの需要を満たし続けるためのネットワーク・インテリジェンスをアルカテル・ルーセントに提供していただいています」

日本アルカテル・ルーセント株式会社の代表取締役社長、マーティン・ジョーディは次のように述べています。
「従来の性能監視ツールは、デバイスとネットワークと特定アプリの間の相互作用を監視・分析できないことが多いのですが、アルカテル・ルーセントの9900 Wireless Network Guardianは、加入者と端末とアプリケーションがどのようにネットワーク・エレメントと作用し、この相互作用がネットワークにどのような影響を及ぼしているのかを正しく把握する手助けをします。その結果、加入者がどこにいても、どの端末を使っていても、カスタマー・エクスペリエンスを向上させることができます」

アルカテル・ルーセントのWireless City Planning 向け技術ソリューション
アルカテル・ルーセントはWCPとの合意の下、9900 WNGを提供するとともに、プロジェクト・マネジメント、インテグレーション、インスタレーション、コミッショニングの専門知識を提供します。また、アルカテル・ルーセントはネットワークにある様々なデバイスやアプリケーションの影響を評価する診断サービスを提供し、一貫したパフォーマンスおよび将来の問題を避けるためのベスト・プラクティス採用のためのインサイトをもたらします。2012年9月末までアルカテル・ルーセントの支援によるトライアル・サービスが行われ、2012年10月に商用での利用が開始されました。

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1出典: ComScore survey


<ソフトバンク株式会社およびWireless City Planning 株式会社について>
ソフトバンクは、移動体通信事業、ブロードバンド・インフラ事業、固定通信事業、インターネット・カルチャー事業など、情報産業の中でさまざまな事業を行っているインターネットカンパニーです。ソフトバンクは、多岐にわたるサービスやコンテンツを提供しており、グループ内でのシナジーを創出しています。
Wireless City Planning株式会社は、ソフトバンクのグループ企業で、AXGPを利用したネットワークを提供しています。より詳細な情報は、こちらよりご覧いただけます。リンク


<アルカテル・ルーセントについて>
アルカテル・ルーセント(Alcatel-Lucent)は、ネットワーキングおよび通信の技術、製品、サービスの分野をリードするイノベーターであり、世界の通信事業者、各種法人、および政府機関より、長年にわたりパートナーとして信頼をいただいています。アルカテル・ルーセントが擁するベル研究所は、技術革新でネットワーキングと通信業界の形成を担う世界最先端の研究開発機関の一つです。アルカテル・ルーセントは、lightRadio™(無線ネットワーク上で消費電力と運用コストを抑えつつ、超高速インターネット・アクセスを実現するソリューション)などの革新技術が認められ、MITテクノロジー・レビューによる世界で最も革新的な企業50社 の2012年度ランキングに選出されました。アルカテル・ルーセントは、「コネクテッド・ワールド(つながった世界)のポテンシャルを形にする」という企業ミッションのとおり、コミュニケーションをよりサステナブルに、より利用しやすく、そしてよりつながりやすいものにしてまいります。
業界トップクラスの豊富なグローバルサービスの経験を有するアルカテル・ルーセントは、世界各地のローカル・パートナーとして、130ヶ国以上で事業展開を行っています。
Euronext ParisおよびNYSE:ALU/フランス法人(本社:パリ)/2011年度売上高:153億ユーロ/URL:リンク(グローバルサイト)/ブログ:リンク / ツイッター:リンク


<日本アルカテル・ルーセント株式会社について>
日本アルカテル・ルーセント株式会社は次世代のネットワーク・サービスを中心とした固定/無線アクセス、IP、光伝送、 アプリケーション、エンタープライズの事業分野で関連機器及びプロフェッショナルサービス、インテグレーション、保守を提供し、国内大手通信事業者をはじめ、各種法人、政府機関など幅広いお客様をサポートしています。
所在地:〒141-6006  東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower 6F/代表取締役社長:マーティン・ジョーディ (Martin Jordy)/資本金:4億円/URL:リンク(日本サイト)

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本件に関するお問い合わせ先:
日本アルカテル・ルーセント株式会社
コミュニケーション部 山﨑 由紀子
TEL:03-6431-7000 FAX:03-6431-7022
E-mail:jpmarcom@alcatel-lucent.com
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