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「SAS(R) High-Performance Analytics Server」がビッグデータ分析を加速


米国ネバダ州ラスベガス、「The Premier Business Leadership Series」発
ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下: SAS)は、インメモリ分析サーバー「SAS(R) High-Performance Analytics Server」を機能強化し、テキストマイニングや最適化など高度なアナリティクスをサポートしたと発表しました。さらに、SAS High-Performance Analytics Serverの予測モデリング機能は、オープンソースのビッグデータ・インフラストラクチャとして知られているHadoop分散ファイルシステム(HDFS: Hadoop Distributed File System)にも対応します。インメモリ・プロセッシングにより大量の構造化・非構造化データを高速に分析し、洞察を短時間で引き出すとともに、複雑な課題を解決することが可能となります。

SASの上席副社長 兼 CMO(マーケティング最高責任者)であるジム・デイビス(Jim Davis)は、「SASでは、High-Performance Analytics製品群の研究開発に非常に力を入れています。SAS High-Performance Analytics Serverのユーザー企業においては、極めて高速に洞察を導き、競争優位性を勝ち得た事例がすでに出始めています。HadoopやHDFSへの対応をはじめとする今回の機能強化によって、以前にも増して容易にビッグデータから価値を引き出せるようになります」と述べています。

今回のSAS High-Performance Analytics製品群の一連のアップデートでは、SAS Visual Analyticsのインメモリ・プロセッシングによるビッグデータの可視化機能の追加や、業種別・業務別ソリューションの強化などが行われました。
SAS High-Performance Analytics Serverをいち早く導入したユーザー企業では、数日間・数時間から数分、あるいは数秒にまで分析演算時間が短縮された事例が挙がっています。こうしたユーザーは、より大量のデータを分析し、処理するモデルの反復回数を増やしつつ、より高度なアルゴリズムを実行することができます。

既存製品にもハイパフォーマンス機能が強化
TeradataおよびEMC Greenplumのデータベース・アプライアンス上で稼働するSAS High-Performance Analytics Serverでは、テキストデータの分析機能が強化されました。これによりSAS(R) Enterprise Miner(TM)のユーザーは、大量のデータを使用する場合でも、より迅速に予測モデルと記述モデルを構築できるようになります。

不正行為の検出、リスクの最小化、マーケティング・キャンペーンの反応率向上、顧客離反の防止などの用途においても、今回の機能強化が寄与します。SAS High-Performance Analyticsにより、ユーザーは申請に対する支払いが行われる前に不正行為を検出し、より高い頻度でリスク評価を行い、マーケティング・キャンペーンの効果を高め、大切な顧客が離反する前にコンタクトできるようになります。

また、今回、テキストマイニング製品「SAS Text Miner」がSAS High-Performance Analytics Serverに対応したことにより、ソーシャルメディアをはじめとする非常に大規模なドキュメントのコレクションから、情報を引き出せるようになります。その結果、企業は、リスクを抑えつつ、新たな機会に対して、より迅速・正確な行動を取ることができます。

今回のアップデートでは、オペレーションズ・リサーチ製品「SAS/OR(R)」の既存のプロシジャにおいて、特定のハイパフォーマンス機能を使用できるようになるなど、大規模な最適化の機能が強化されました。SAS High-Performance Analytics Serverは、シンプルなルール・ベース分析やユーザー定義の制約モデリングではない、真の数理的最適化を実現しており、ビッグデータから最適な意思決定を導き出すことのできるソリューションとなっています。

Hadoopへの対応
今回のSAS High-Performance Analytic Server最新版から、データベース・アプライアンスに加えて、業界標準のハードウェア・プラットフォーム上でHDFSに対応しました。

また、SASの環境からHadoopを活用できる製品「SAS/ACCESS(R) Interface to Hadoop」を、2012年2月に発表しています。SAS/ACCESS(R) Interface to Hadoopは、データウェアハウス・アプライアンスやエンタープライズ・アプリケーション、非リレーショナル・メインフレーム・データソース、一般のリレーショナル・データベースなど、SASとサードパーティの各種データソースの間で、データの接続と連携を行うことのできる約30種類のパッケージ・ソリューションの1つです。SAS/ACCESS Interface to Hadoopソフトウェアは、パイロット運用または本番運用でHadoopを導入した企業各社の強い要望に応えて登場しました。

米国の大手百貨店チェーンMacy'sのマーケティング分析担当バイス・プレジデントであるKerem Tomak氏は、「Macys.comの分析部門にとって、Hadoopは最適なビッグデータ・プラットフォームであり、一方でSASは、当社の分析エンジンとして、洞察を引き出すための重要な役割を担っています。これら2つの環境を連携させることで、ビジネス価値を引き出す分析ソリューションを実現しました。私は以前、他のデータソース用にSAS/ACCESSエンジンを使用したことがありますが、こうした経験からも、SAS/ACCESS Interface to Hadoopを使用することで、目に見える形でメリットが得られることを確信しています」と述べています。

また、SAS Data Integration ServerなどのSASのグラフィカル・ツールを使用することで、SASの使い慣れた環境はそのままに、Hadoopのデータとプロセスを利用・処理・管理できるため、スキル不足や複雑性といった、Hadoopにありがちな問題を解消できます。SASでは、世界トップクラスの分析機能と、メタデータ、セキュリティ、系列分析などの機能によりHadoopを補強することで、Hadoopの今後のエンタープライズ対応を保証しています。

また、Hadoopの導入環境の開発・管理については、成熟したツールが不足しているのが現状ですが、SAS Data Managementによって、こうした問題が軽減されるため、少ないリソースで、より短時間にHadoopから価値を引き出すことができます。HadoopとSAS Information Managementの連携機能の特長は、以下の通りです。

・Pig、Hive、MapReduce、HDFSの各種コマンドを使用する、SASの直感的なグラフィカル・ユーザー・インターフェイス
・Hadoopデータと連携し、ジョブフローを構築するめの、SAS Data Integration Studioの標準的な変換
・PigとMapReduce用のビジュアル編集機能と組み込みの文法チェッカーによる、合理的なコード生成機能
・SAS(R) DataFlux(R) による、Hadoopを経由するデータの品質保証

<SAS Institute Inc.について>
SASは、ビジネス・アナリティクス・ソフトウェアとサービスのリーディング・カンパニーであり、ビジネス・インテリジェンス市場においても最大の独立系ベンダーです。SASは、高度な分析と将来予測を実現するフレームワークにもとづき、顧客企業の60,000以上のサイトに革新的なソリューションを提供しています。複雑な経営課題を解決するビジネス・ソリューションによって迅速で正確な意思決定を実現することで、顧客のパフォーマンス向上と価値の創出を支援します。1976年の設立以来、「The Power to Know(R)(知る力)」を世界各地の顧客に提供し続けています。本社:米国ノースカロライナ州キャリー、社員数:Worldwide約1万2千名、日本法人約210名(リンク

*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。

*2012年10月10日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です


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