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世界の有名シェフたちが食を通して復興支援!風評被害に苦しむ日本の食材を、プロたちが世界へ発信、myfood.jp

アメリカ大使館農産物貿易事務所 2012年10月16日 19時00分
From Digital PR Platform


 アメリカ大使館農産物貿易事務所が運営する、アメリカの農産物・食材と食文化の情報サイト「myfood.jp」(リンク)では、毎月テーマを選んでアメリカ文化や食材の特集記事を掲載しています。

 料理先進国9カ国9名のメンバーによる年1回の国際会議と、『世界料理サミット2012 TOKYO TASTE』が2012年9月、日本で同時開催されました!


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●G9メンバーが被災地の生産者や加工業者と交流
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 厳しい残暑がようやく落ち着き、少しずつ秋の気配が感じられるようになった2012年9月下旬、世界の有名シェフたちで構成されるG9が揃って来日していたのをご存知でしょうか。
 G9は、社会における料理の果たすべき使命と可能性を追及するため2010年に発足しました。スペインのフェラン・アドリアシェフを委員長に、料理先進国9カ国の各代表が国際会議を年1回のペースで開催し、世界に向けてメッセージを発信してきました。G9メンバーの多くは『世界のベストレストラン』上位に名を連ねる有名シェフのため、彼らが発信する食のメッセージは世界的にも注目されています。
 2011年にはペルーのリマで第2回目を開催。エコロジー、サステナビリティ、バイオダイバーシティを世界的課題とする共同声明を採択したこの会議において、第3回開催場所が日本に決定します。G9日本代表である服部栄養専門学校の服部幸應理事長によると、これはG9メンバーたちの強い希望によるものだったとか。
 「次は絶対に日本でやろう、自分たちも被災地の復興支援に協力したいってみんなが言ってくれたんですよ。私が『日本に来てくれ』とお願いしたわけじゃない。食を通した復興支援に、みんなとても積極的でした」(服部理事長)

 そして1年後の2012年9月22日、約束通りにG9メンバーは被災地に立っていました。まず一行は宮城県名取市閖上地区を訪問。ガレキこそ撤去されているものの、津波によってすべてが流された大地を目の当たりにするG9メンバーの表情は真剣そのものでした。その後は仙台市のホテル会場で被災地の生産者や加工業者らと交流。岩手、宮城、福島3県から18団体が出展した各ブースで、世界的シェフたちは説明を聞きながらしっかりと味見していきます。

 翌日からG9は同時開催の『世界料理サミット2012 TOKYO TASTE』に合流。東京ドームシティホールで開催されたクッキングデモでは、さらにスペインから来日した世界的シェフ2人が登場して大いに会場を盛り上げました。
 食という根源的なテーマを通して、被災地復興支援する世界のトップシェフたち。世界的な風評被害に悩む日本食材にとって、彼らの行動は今後に大きく影響することでしょう。

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●G9アメリカ代表が提言する持続可能な食と絆の関係性
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 G9メンバーのアメリカ代表であるダン・バーバーシェフは、サステナブル(持続可能)な食と農にこだわり、アメリカでもっとも純粋な"ファーム・トゥ・テーブル(畑から食卓へ)"の提唱者と言われています。
 大自然の恵みに感謝し、生産者の声をいかに上手に消費者へ伝えるかをテーマとするバーバーシェフにとって、風評被害に悩む生産者たちの苦労は他人事ではなかったようです。日本国内の復興支援が『絆』をテーマとしていることについて、バーバーシェフは「食の中にも絆は生きている」と語りました。
 「人と人との繋がりだけが絆ではありません。東北には美味しい食材がある。その生産者がいる。生産できる環境がある。環境とは土であり、バクテリア一つ一つまでが食材と有機の絆で繋がっている。とくに東日本大震災のような甚大な自然災害から復興するときは、こうした大きな絆が強い意味を持つでしょう」

 今回の来日で本格的な日本料理を体験したバーバーシェフは、その食文化にも深い感銘を受けたといいます。
 「(ミシュランで3ッ星をとった)『次郎』という寿司屋に行きました。そこでの寿司の供され方、セレモニーのような雰囲気、そういう一つ一つに長い伝統を感じました。これはとても羨ましいことです。アメリカにはそうした歴史がありません。『日本料理とは何か』と尋ねれば、複雑かもしれないがいくつかの答えが出るでしょう。
 では『アメリカ料理とは何か』と尋ねてもはっきりとした答えは出てこない。それがアメリカ料理の良さであり難しいところです。アメリカにも良いシェフがたくさんいて、その数は最近さらに増えました。食べる側も楽しむ力がついてきた。 農家もより美味しい農産物を作れるよう努力している。こうした流れは過去30年のアメリカ料理でもっとも大きな変化といえるでしょう。私はサステナブル(持続可能)な食と農をそれほど意識したことはありません。ただ、シェフとして美味しい食材を求めた。そして美味しい食材は良い農業に、良い農業は良い環境に支えられていることに気づいただけです。日本にはこうした食文化がすでに根付いている。被災地にも根付いていることでしょう。この食の絆を見つめ直すことで、被災地復興はさらに前進すると思います」

 日本には持続可能な食の絆がすでにある──。
 常に変化するアメリカ料理において、現代の牽引役ともいえるダン・バーバーシェフが提言する日本版『ファーム・トゥ・テーブル』のススメ。収穫の秋だからこそ、より胸に沁みる言葉を残して、G9メンバーはそれぞれのレストランへと帰って行きました。

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