Kingston、ビッグデータや仮想化イニアチブをサポートする エンタープライズSSD“SSDNow E100”を発表

耐久性と信頼性でHDDの10倍の性能向上を実現するエンタープライズクラスSSD

メモリ製品で世界をリードする独立系メモリメーカーKingston Technologyは8月28日、エンタープライズSSD『SSDNow E100』(製品型番:SE100S37)を発表いたしました。同製品を使用することにより、企業はビッグデータ(爆発的に増大するデータ)や仮想化イニシアチブ(サーバー仮想化の取り組み)をサポートするために要求される性能要求条件を満たすことが可能となります。同製品は、3種類の容量(100GB、200GB、400GB)で提供されます。

SSDNow E100 SSDは、従来のHDDを多数使用する作業を処理するために必要とされるSSDの数を大幅に削減することを可能とするため、物理的フットプリント(基板占有面積)を劇的に低減しながら、同時に既存のハードウェア上のクライアントSSDに対して最大10倍の耐久性と信頼性を備えています。

大量のデータや仮想システムの大規模な集合の迅速な解析に要求される性能と処理能力の要求条件は、多くのサーバーの性能限界を大幅に超えるものとなっています。次世代型のE100 SSDは、HDDと比較して著しく高いIOPSを提供し、処理能力のボトルネックとコンピュータのレイテンシー(遅延時間)を抑えながら、物理的システム制約を大幅に緩和します。

KingstonのエンタープライズSSDと従来のHDDを比較する最新の仮想化データベース性能テストの結果から、24台のHDDを実装した外部シャーシを持つサーバーを僅か6台の内部SSDから成るサーバーで置き換えた場合、データベースの性能が最大91.8%向上したことが明らかになりました。アイドル時とデータベース作業負荷での動作時の消費電力は、KingstonのSSDを使用した場合、HDDを使用した場合よりも51.0%も小さくなり、1ワットあたりの性能は184.2%も向上していることが明らかになりました。

当社でAPAC地域フラッシュメモリ製品マネージャーを務めるネイサン・スー(Nathan Su)は「世界中の企業が信頼性と性能の両面でKingstonのサーバー用メモリを使用するようになっています。我々はこの度、エンタープライズクラス“SSDNow E100”SSDを投入したことで、企業がビッグデータや仮想化環境のようなイニシアチブを処理できるよう支援することが可能となったことを嬉しく思います。高い耐久性と信頼性、そして優れたIOPS性能を備えた同製品は、年中無休の稼働が要求されるデータセンターの最重要部品となることでしょう。」と語っています。


同製品は、3年間の保証と無料のテクニカルサポートつきで提供されます。

同製品の詳細についてはWebサイトリンクをご覧ください。


【Kingston SSDNow E100 SSD の特長と主な仕様】
・容量1: 100GB、200GB、 400GB
・製品型番: SE100S37/100G、SE100S37/200G、SE100S37/400G
・シーケンシャルリード2: SATA Rev. 3.0 — 100GB、200GB、400GB –最大 535MB/s
SATA Rev. 2.0 — 100GB、200GB、400GB –最大270MB/s
・シーケンシャルライト2: SATA Rev. 3.0 — 100GB、200GB、400GB –最大 500MB/s
SATA Rev. 2.0 — 100GB、200GB -255MB/s、400GB –最大260MB/s
・持続的ランダム4k リード/ライト2: 100GB – 47,000/81,000 IOPS、200GB – 59,000/72,000 IOPS
400GB – 52,000/37,000 IOPS
・最大ランダム4k リード/ライト2: 100GB – 55,000/83,000 IOPS、200GB – 59,000/73,000 IOPS
400GB – 52,000/37,000 IOPS
・寸法:69.9mm x 100mm x 7mm
・重量: 96.6g
・性能: マルチユーザー環境向けに高いIOPS性能を備える
・耐久性: DuraClass™ テクノロジーを用いた高度なデータ・インテグリティ(完全性)保護
・信頼性: データの信頼性を高めるRAISE™テクノロジーを採用
・安全性: 自動暗号化ドライブ
・持続性: 持続性を向上するために書き込み動作を最適化するDuraWriteテクノロジーを採用
・フォームファクタ: 2.5インチHDD相当
・インタフェース: SATA Rev. 3.0 (6Gb/s)、SATA Rev. 2.0 (3Gb/s)、SATA Rev. 1.0 (1.5Gb/s)
・エンタープライズSMARTツール: Reliability Tracking、Usage Statistics、Life Remaining、Wear Leveling、Temperature、Drive Life Protection
消費電力: 100GB — 0.5W (TYP) アイドル時/ 1.2W (TYP) リード時/ 2.7W (TYP) ライト時
200GB — 0.5W (TYP) アイドル時/ 1.2W (TYP) リード時/ 3.1W (TYP) ライト時
400GB — 0.5W (TYP) アイドル時/ 1.2W (TYP) リード時/ 5.0W (TYP) ライト時
・保存温度: -40℃ ~ 85℃
・動作温度: 0℃ ~ 70℃
・TRIM: サポートなし
・MTBF: 10,000,000 時間
・Total Bytes Written (TBW)3: 100GB – 428TB、200GB – 857TB、400GB – 1714TB
・保証/サポート:3年間の保証と無料のテクニカルサポート

テストシステム: Intel C600 Romley サーバープラットフォーム

1 表示容量の一部はフォーマットやその他の機能に使用されるため、すべてがデータ保存に利用できるわけではありません。そのため、実際に利用可能な容量は表容量よりも少なくなります。詳細はWebサイトkingston.com/flash_memory_guideをご覧ください。
2 IOMeter08の「Out-of-box performance」測定法に基づきます。速度はホストハードウェアおよびソフトウェアの使用状況によって変わります。
3 TBWは、ドライブがその持続性限界に達するまでに与えられた作業負荷の元でSDDに書き込むことができるデータの総量を示します。

動画により製品紹介は、リンクをご覧ください。
データベース性能に関する説明はリンクをご覧ください。
埋め込みビデオリンクはそれぞれ、リンクリンクとなります。

このプレスリリースの付帯情報

SSDNow E100

(画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。)

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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