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ライチ由来低分子ポリフェノール「オリゴノール」に食中毒予防効果の可能性

株式会社アミノアップ化学 2012年08月21日 19時10分
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■オリゴノールの抗毒素作用

感染症や食中毒の原因菌として知られるレンサ球菌が産生する溶血毒素に対して、オリゴノールに毒素を阻害する効果があることを、第63回日本電気泳動学会総会(8月20-21日、沖縄)にて、麻布大学 生命・環境科学部 食品生化学 鈴木潤教授らが発表した。

ポリフェノールの一種でお茶の成分でもあるカテキン類は、抗菌、抗毒素作用などの効果をもつことが知られているが、ライチ由来のポリフェノールを低分子化させたオリゴノールは、カテキンや低分子化していないライチ抽出液と比較しても顕著に高い毒素阻害効果を示した。

本研究によると、オリゴノール 0.25 mg/mlでレンサ球菌が産生する溶血毒素ストレプトリジンO(SLO)の活性を100%阻害することが明らかとなった。
これはカテキンと比較すると約40倍の阻害能になり、ライチ抽出液と比較すると約60倍の阻害能となる。

オリゴノールは、サプリメントとしての機能性の他に、天然成分として抗菌活性をもつ(後述)ことから、日持ちのしないパンや弁当などの食品への添加に応用されているが、食中毒菌の繁殖をおさえるのみならず、それらが産生する毒素をも無毒化することが明らかとなり、今後のさらなる食品分野への応用展開が期待される。


■レンサ球菌とSLO

レンサ球菌は、ヒトの感染症の原因菌としてよく知られた細菌で、咽頭炎、扁桃炎、リンパ管炎などを引き起こし、食中毒の原因にもなる。
中でも溶血性レンサ球菌は、病原性が強く重篤な症状を引き起こす菌として知られており、それらが産生する毒素SLOは、赤血球などの細胞膜を破壊することで細胞や組織に対する毒性を示す。また、免疫細胞機能の抵抗性に関与することがわかっている。


■オリゴノールのその他の抗菌・抗ウイルス作用

オリゴノールは先行研究よりカンジダ(真菌)に対する抗真菌作用1) 、インフルエンザウイルスの増殖を抑制する抗ウイルス作用2)が認められている。さらに黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌などのStaphylococcus属や、皮膚の常在菌で腋臭(えきしゅう)の原因と考えられているCorynebacterium xerosisに対して抗菌効果3)が認められている。

1) 抗真菌作用
「口腔カンジダ症に対するオリゴノールの効果」
日本医真菌学会雑誌, 51(3): 137–142 (2010)

2) 抗ウイルス作用
「Oligonol a low molecular weight polyphenol of lychee fruit extract inhibits proliferation of influenza virus by blocking reactive oxygen species-dependent ERK phosphorylatio」
Phytomedicine, 17(13): 1047-1056 (2010)

3) 抗菌効果
「ライチ由来低分子化ポリフェノールオリゴノールの抗菌・抗真菌効果」
第18回 統合医療機能性食品国際会議(ICNIM,2010)


■オリゴノールとは

オリゴノールは、(株)アミノアップ化学が2006年にライチ果実由来のポリフェノールを世界初の特許技術によって低分子化したものである。

これまでに

・「抗疲労」
・「血流改善」
・「抗メタボリックシンドローム」
・「美容」

の側面から基礎(細胞、動物)、ヒト臨床での研究が行われてきた。このオリゴノールと他のポリフェノールとの大きな違いは、低分子化によって生体内への吸収性に優れ、高い抗酸化作用を発揮することである。


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