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ネットワンシステムズ、KDDIのスマートフォン戦略の中核となるau Cloud向けに、拡張性の高い、セキュアなサービス基盤を構築


 ネットワンシステムズ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役 社長執行役員:吉野 孝行、以下ネットワンシステムズ)は、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田中 孝司、以下KDDI)がスマートフォン利用者向けに提供する「au Cloud」のサービス基盤をF5ネットワークス社のアプリケーション・デリバリ・コントローラ製品であるVIPRIONによって構築したと発表しました。

 KDDIでは、「3 M戦略」(マルチネットワーク、マルチデバイス、マルチユース)のもと、携帯電話、WiMAX、CATVなどのネットワークを有機的に結んだサービス展開を目指しています。その中でも、急速に利用が拡大するスマートフォン向けのサービスとしてauスマートパスを立ち上げました。auスマートパスは、スマートフォンを利用していく上で必要なセキュリティ、写真データのバックアップ(au Cloud)に加え、定番アプリケーションをパッケージ化して定額料金で提供するサービスで、今年3月の提供開始から約2カ月で会員数が100万人を突破するなど、性別や年齢を問わず幅広い利用者からの支持を獲得しています。

■au Cloud / auスマートパスのサービス開始にあたっての課題
 KDDIがau Cloud / auスマートパスのサービス内容、インフラ構築を検討する段階で、以下のような課題を抱えていました。

・急速に拡大するスマートフォン利用者向けに、セキュリティアプリやデータバックアップなどの機能を24時間365日にわたって提供するため、安定したサービス提供を可能にする配信性能や可用性の確保
・変化が著しい市場に対応するため、短期間でのサービス提供基盤の構築とサービス展開
・サービス提供額を安く設定するため、初期投資コストの削減
・将来的なサービスの普及/拡大に合わせて柔軟に拡張可能なインフラ設計

■VIPRION 2400の柔軟性、可用性、拡張性が、KDDIのスマートフォンを中心とした3M戦略をサポート
 KDDIは、上記の課題を解決し、スマートフォン利用者に快適で安全なスマートフォンライフを提供するために、ADC(アプリケーション・デリバリ・コントローラ)を導入してサービス基盤を支えることにしました。このADCに、拡張性と可用性が高く、必要最低限の初期コストで導入可能なF5のVIPRION(R)(ヴィプリオン、以下VIPRION)を採用し、そしてインフラの設計・構築を、ICTプラットフォーム構築で数多くの実績を持つネットワンシステムズに委託しました。

 今回のインフラ構築では、ネットワンシステムズが設計・構築を担当し、サービス展開の早い携帯電話業界の要請に応えるため、VIPRION 2400を含むシステムを約2カ月で構築しました。事前にテクニカルセンターで検証を行なうなどの綿密な作業により、サービス環境への導入はスムーズに進み、導入後のトラブルもなく、利用者への順調なサービスの普及をサポートしています。

 今回KDDIが採用したソリューションの特長は以下の通りです。

・将来のサービス拡大に向けた高い拡張性
KDDIでは、スマートフォンユーザの増加や他のクラウドサービスの提供など、将来のビジネス要件に合わせてネットワーク能力を迅速かつ柔軟に拡大できるプラットフォームが必要でした。ブレード搭載型シャーシのADCであるVIPRION 2400は、ブレード1枚から導入することができるため、必要最低限の規模から初期投資額を抑えたスモールスタートが可能であると同時に、処理能力は最大で160Gbps(L4スループット:ブレード4枚搭載時)まで拡張でき、KDDIの要件に最適でした。

・パフォーマンス向上とセキュリティ確保を実現する、負荷分散/SSL処理能力などの拡張性も確保
au Cloudでは、利用者の個人情報も取り扱っており、高度なセキュリティを確保するために2048bit鍵によるSSL暗号化処理を行っています。高いパフォーマンスを備えるVIPRIONによって、これらのSSL暗号化/復号化処理を高速に処理しています。さらにSSL処理能力もライセンスの追加により必要に応じてオンデマンドに拡張できるVIPRIONの特長を活用し、効率的な投資を実現しています。

・iRulesの活用により高いメンテナンス性を確保
KDDIでは、仮想化技術を活用してサーバを運用・管理しており、ネットワークとサーバは別部門で管理しています。今回は、システムの状況に応じた柔軟なトラフィックの振り分けルールを記述できるプログラミング言語であるF5 iRules(R)を活用してネットワンシステムズが開発したシステムを実装しています。これにより、メンテナンスが必要なサーバを、サーバ管理者がサービス・システムから自由に除外できるよう設定できるようになったため、サーバのメンテナンスごとにネットワーク管理部門に設定変更を依頼する必要がなくなりました。これにより、メンテナンスの手間を削減するとともに、サービスの利用状況や管理者の都合に合わせたメンテナンス・スケジュールの設定が可能になりました。

■今後の展開
 今後KDDIでは、auスマートパスの利用者の増加傾向に合わせて、必要に応じてVIPRIONの拡張を実施する予定です。また将来的には、1台のVIPRIONを論理分割して複数のADCとして活用できるvCMP(R)機能を活用して、負荷分散の能力を他のサービスと共用することも検討しています。また、vCMP機能では、設定や管理者も分けることができるため、1台のVIPRION上で異なるサービスを展開することも可能です。この機能を通じて、法人向けを含めた他のサービスにも活用することができるため、KDDIは投資効果をさらに高めることができます。

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