(株)ネットジャパン,重複排除機能を搭載したHyper-V仮想環境向けのバックアップソリューションを6月7日から出荷開始

イメージングバックアップソフトとしては初めて(当社調べ)バックアップと同時に重複排除をおこなえる機能が追加

(株)ネットジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役:蒋 冠成)は、Hyper-V向けに特化したバックアップソリューションの新バージョン、「ActiveImage Protector 3.5 for Hyper-V with ReZoom™」(以降、ActiveImage Protector)を2012年6月7日より出荷開始します。
ActiveImage Protectorの新バージョンでは、イメージングバックアップソフトとしては初めて(注1)バックアップと同時に重複排除をおこなえる機能が追加されました。仮想マシンの重複データが大量にあるHyper-V仮想環境においては、高い圧縮効果を期待でき、バックアップ保存先の消費容量を大幅に抑えることができます。

●製品リリースの背景
サーバー台数やサーバー管理のための人件費の削減、節電の目的で、サーバー仮想化はさらに加速されています。物理ホスト1台に対して、仮想マシン10台以上といった仮想環境の構築は当たり前になっています。
仮想マシンに対するバックアップは様々な方策が取られていますが、仮想環境ホスト自体のバックアップ/ディザスタリカバリーについてはこれまで注目されていませんでした。仮想環境ホストのストレージのバックアップはサイズも大きくなるため、バックアップ時のサイズの肥大化と長時間化が無視できなくなっているのが現状です。

ActiveImage Protectorは、Hyper-Vホストをイメージングバックアップするツールで、すべての仮想マシンを含んだホスト全体のバックアップを簡単におこなうことができます。バックアップ対象のストレージサイズは1台のサーバーに比べれば大きくなりますが、仮想マシンのような重複データを多く含んでいる場合には、今回新しく搭載された「重複排除圧縮機能」を使って大幅に圧縮できます。さらに、特筆すべきは、「重複排除圧縮機能」を使用しても従来のバックアップと遜色のない速度を実現したことです。

また、ActiveImage Protectorは仮想マシン単位のリストアも非常に効率的です。ネットジャパンが開発した独自の技術「ReZoom™機能」を使えば、Hyper-Vホスト全体のバックアップイメージから必要な仮想マシンのみを選択してリストアできます。
ActiveImage Protectorを使えば、今までのように仮想マシンごとに1台1台バックアップソフトをインストールし、個別にバックアップイメージを作成し、管理をするといった煩雑な作業は必要なくなります。

●バージョン3.5での新機能
■保存先の容量を大幅に縮小できる重複排除圧縮機能
イメージングバックアップ製品で初めて(注1)バックアップ時にデータブロックの重複を排除する機能を実装しました。ボリュームやディスクをバックアップ時にインラインで重複排除圧縮したイメージファイルの作成が可能です。重複データが大量にあるHyper-V仮想環境でActiveImage Protectorを使えば、それらの重複部分を効率的に排除できます。イメージファイルの圧縮率は劇的に高くなり、保存先の消費容量を大幅に節約(注2)できます。また、重複排除圧縮使用時でもバックアップ速度は従来から大きく変わることはありません。
■マルチディスクイメージファイル機能
さらに「重複排除圧縮機能」の効果を高めるための「マルチディスクイメージファイル」を採用しました。
従来はボリュームまたはディスク単位でイメージファイルを作成していましたが、作成するバックアップイメージファイルを1つにすることで、より効果的に重複排除圧縮をおこなえます(注3)。
■マルチプルディスティネーションReZoom™(MDR)
イメージファイルから複数の仮想マシンを同時にリストアする際に、仮想マシンごとに復元先のフォルダーを選択できるようになりました。ReZoom時に仮想マシンがあった場所とは違うフォルダーにリストアできます。
■クラウド環境に適応するWebDAVへの対応
バックアップイメージを複製するレプリケーション機能の保存先として、WebDAVに対応したオンラインストレージを選択できるようになりました。クラウド上のストレージにバックアップイメージを転送できますので、保存先のコストダウンと利便性の向上が期待できます。
■VMオートスタートオプション
ReZoom™した仮想マシンの起動状態を設定できます。復元後すぐに起動せず、停止したままにしておいて仮想マシンの追加設定やホストサーバーの設定おこなうことができます。
■GPT(GUIDパーティションテーブル)の完全サポート
新たに実装した、ディスクメタデータの保存オプションを有効にしたバックアップとリストアにより、uEFIブート環境に完全に対応しました。

(注1)当社調べ
(注2)当社の検証結果では、元サイズのデータから約50%まで容量を縮小できました。
(注3)当社の検証結果では、重複排除圧縮機能をおこなった時から更に5%圧縮されました。

●ActiveImage Protectorの特長
・稼動中のHyper-Vのホスト、仮想マシンをバックアップ(ホットイメージング)
・静止中のHyper-Vのホスト全体をバックアップ(コールドイメージング)
・使用済みセクターのみをバックアップする“スマートセクター技術”による高速なバックアップ
・変更部分だけをバックアップする高速な増分バックアップ
・独自の技術のReZoom™機能により、Hyper-Vホスト全体を一括で取得したバックアップイメージから仮想マシンを個別で抽出し、同一あるいは異なるHyper-Vホスト上に自由にリストア可能
・Windows PEベースの復元環境のため、多彩なストレージデバイスに対応
・ディスク間コピー機能
・ベアメタルリカバリー(BMR)を短時間で実行

●システム要件
システム要件は、ActiveImage Protector専用のホームページリンクをご覧ください。

●販売価格と販売見込み
ActiveImage Protector 3.5 for Hyper-V with ReZoom™のライセンス価格は、「重複排除圧縮機能」を含んで前のバージョンと同額の148,000円/ライセンス(税別)です。2012年9月30日まで発売記念キャンペーン価格が適用されます。
・価格の詳細につきましては、リンクをご覧ください。
・年間サポートサービス期間内のActiveImage Protector for Hyper-V with ReZoom™のユーザーは、新バージョンへ無償アップデートができます。

(株)ネットジャパンでは、ActiveImage Protectorをネットジャパンが契約しているインテグレーター、パートナー、大手流通やネットジャパンの法人向けオンラインショップ「ビズネットジャパン」(リンク)を通じて販売し、一年間で2億円の売上を見込んでいます。

このプレスリリースの付帯情報

ActiveImage Protector 3.5 for Hyper-V with ReZoomの画面

(画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。)

関連情報
http://activeimage.jp
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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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