外航日本人船員の育成プロジェクト「J-CREWプロジェクト ~やっぱり海が好き~」開始

J-CREWプロジェクト ~やっぱり海が好き~ 広報事務局 2012年05月25日 19時23分
From Digital PR Platform


全日本海員組合(略称:JSU)※1並びに国際船員労務協会(略称:IMMAJ)※2では、この度、若者に船員の魅力を伝え、日本人外航船員の人材確保・育成を支援するためのプロジェクト「J-CREWプロジェクト~やっぱり海が好き~」を立ち上げ、船・船員に関する様々な情報を積極的に発信していきます。


海運は日本経済を支える重要な役割を担っており、安定的な海上輸送の確保は国家安全上も重要課題となっています。しかしながら、日本の外航海運企業の船舶「日本商船隊」の船員約5万人中、70%はフィリピン人、続いてインド人6%、日本人は5%となっており、外国人船員なしでは日本商船隊は存続できない状況となっています。このような環境の中、船員という職業を身近に感じる機会も少なくなっており、職業として船員を志望する若者が増えにくい状況になっています。


「J-CREWプロジェクト~やっぱり海が好き~」では、このような状況を改善すべく、すでに先行して人材確保・育成のための広報活動を行っている海事関係他団体と連携しながら、本プロジェクトを通して船員を身近で魅力的な職業であると感じてもらえるような広報活動を実施していきます。具体的な活動としては、船員育成の基盤となる船員育成専門教育機関の志願者数増を図るような直接的なプロモーション活動や、船員という職業を社会全般に伝えるような啓発プロモーション等、様々な情報発信による広報活動を展開する予定です。


■プロジェクト名称 : 「J-CREW (ジェー・クルー)プロジェクト~やっぱり海が好き~」
※日本と世界を繋ぐグローバル人材である日本人船員の英文名と、船員・船の舞台となる海に対する思いを合わせて、プロジェクト名称としました。

■全日本海員組合(略称:JSU) ※1
国際(外航)や国内の海運・旅客船事業、水産や港湾の海事産業で働く船員と、同分野で働く船員以外の労働者で組織する産業別単一労働組合です。現在、日本人組合員が約3万人(ただし、離職中の組合員を除く)、非居住特別組合員(フィリピン国などの外国人船員)約5万人が加入しています。

■国際船員労務協会(略称:IMMAJ) ※2
配乗管理業務、船舶管理業務および船舶所有者としての業務を行う会社97社が加盟する協会です。全日本海員組合と共に外国人船員の雇用問題等について交渉を行います。


なお、「J-CREWプロジェクト~やっぱり海が好き~」は、JSU並びにIMMAJの加盟社から選出されたプロジェクトメンバーにより運営されます。


<本件に関するお問い合わせ先>
J-CREWプロジェクト ~やっぱり海が好き~ 広報事務局(プラップジャパン内)
担当 山口・伊藤・蛭川・佐藤
Tel:03-4580-9104

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]