日本初!食事の炭水化物量検索アプリCarbodataをリリース

糖尿病患者団体MYSTAR-JAPAN 2012年02月07日 11時42分
From RELEASE PRESS



糖尿病患者による患者のための情報発信を行うMYSTAR-JAPAN(代表:能勢健介・リンク)はこのたび日本初の食事の炭水化物量検索アプリ・Carbodata(カーボデータ)をリリースした。

日本には1067万人以上の糖尿病がいる。その治療方法はいくつかあるが、従来のカロリー量に基づく食事管理から、近年は食事に含まれる炭水化物量に注目した食事療法が主流になりつつある。しかし、レストラン等で炭水化物量を表示しているところは少ない。そこで日本で初めて炭水化物量検索アプリを開発するに至った。
食事管理を求められる多くの患者は食事の社会的役割と健康とのバランスがうまく取れずに苦しむ。食事ごとの血糖への影響を判断できるようになるためにはトレーニングが必要だからだ。「Carbodataが糖尿病患者が”ふつう”に食事できるようになるサポートになれば」と同団体代表・能勢健介氏は語る。
本アプリの特徴は3つある。

1.音声検索が可能
検索画面には音声検索ボタンがついており、音声でのメニュー検索が可能。糖尿病患者の70%以上は60歳であることを踏まえ、このような仕様となった。

2.炭水化物量およびカロリーをユーザーの1日の摂取めやす量に対する割合を見える化
1日の摂取目安量を見える化することによって、簡単にその食事の食べる量をコントロールしたり、その後の食事で調整を図ったりすることができる。

3.食事の血糖に与える影響を時間軸で表現・グラフにして見える化
インスリン注射治療を行う約100万人の患者にとって、その食事が血糖に影響を与えるタイミングを考えることも重要だ。例えば、血糖の上昇が遅いたんぱく質の多い食事を取るときに、血糖があがる前にインスリン注射の効果が切れてしまうと血糖コントロールが乱れる可能性がある。血糖変化のイメージをグラフで表示することで、ユーザーに時間軸で変化を捉える癖がつき、血糖コントロールのコツがつかみやすくなる。これはエキスパート患者の理解の仕方から発案された世界初の機能だ。
Carbodataは糖尿病患者用に開発されたが、炭水化物量のコントロールはダイエット効果もあることから、カーボダイエットのサポートツールとしての利用も想定している。

また、現在Carbodataに食事や健康情報の記録機能をつけたCarbomystarを開発中である。(3月リリース予定)

-アプリ概要-
アプリ名: Carbodata(カーボデータ)
言語: 日本語
サイト: リンク
(アプリはandroidマーケットよりDLください)
料金: 無料
DL条件: Android2.1以上
その他: 食事のデータは株式会社Eat SmartのAPIを利用しており、現在4万品以上から検索可能

-運営者概要-
糖尿患者団体 MYSTAR-JAPAN (マイスター・ジャパン)
慢性疾患を発病しながらも、健康的・精神的に安定した状態になった患者をエキスパート患者と呼び、「エキスパート患者の知恵をスターターパックにして発信する」をコンセプトに活動を開始。
2010年より、糖尿病患者のための情報発信サイトmystar-japan.orgとメルマガを発行。

今回NPO法人edgeが運営する社会的企業創業支援ファンドの支援を受け、アプリの開発を行った。
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