logo

2012年人材市場10の課題

Hays PLC 2011年12月15日 11時30分
From JCN Newswire

Tokyo, Dec 15, 2011 - ( JCN Newswire ) - 人材紹介会社のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:クリスティーン・ライト、以下ヘイズ・ジャパン)は、2012年の人材市場について10の課題を発表しました。それによると今年3月の東日本大震災をきっかけとした東京からの人材流出、進化した携帯端末を利用した求職活動の活発化、バイリンガル人材の需要増といった流れが2012年の人材市場の主な課題とみています。

また東日本大震災後の企業の拠点分散化、欧州債務危機、日本の高齢化も2011年から引き続き人材市場に大きな影響を与えるものとみています。さらに2012年新たな課題が増えることも予想しています。

ヘイズ・ジャパン代表取締役のクリスティーン・ライトは次のように述べています。「これらの課題は日本の人材市場を大きく変貌させる可能性があると考えられます。求職者の意識に大きな変化が表れており、これが日本の人材市場に根本的な変化をもたらしているようです。これらの変化に迅速に対応できる企業が2012年も優秀な人材を獲得できると思われます」。

2012年人材市場10の課題

2011年からの課題

1. 東日本大震災後の企業の拠点分散化

東京や日本から求職者および企業が移る傾向は今後も続き、東京に集中していた事業を関西やアジア・太平洋地域に分散させる動きは日本の労働市場に変化をもたらすことでしょう。このような環境のもと、求職者は日本全土を対象に人材募集の情報を求めています。彼らの多くは故郷に近い場所で働く希望をもっており、2012年もこのような傾向は続くものとみています。

2. 欧州債務危機

欧州債務危機はグローバル経済に影響を及ぼし日本の金融業界も大きな打撃を受けています。この状況は来年も引き続き日本経済に影響を与えることになるとヘイズは考えています。しかし、セールスやマーケティングの分野では人材需要が高まっており、日本の小売・消費財セクターの回復が進んでいることを裏付けています。

3. 日本の高齢化

人口の高齢化は引き続き大きな課題の一つです。人口構成の変化によってスキルをもつ労働人口はますます減少し、人材採用にも多大な影響を及ぼすとみています。企業は人材確保に向け採用戦略の見直しや代替となる人材を探すことを余儀なくされるでしょう。

2012年の新たな課題

4. EVP(従業員のための訴求価値)の開発

求職者の意識変化により、以前のように大企業やブランド企業にこだわらなくなりました。また独裁体制、権威主義が強く、命令や管理が厳しい企業は敬遠されています。魅力ある企業として採用を促進し離職者を減らすためにさらに強力なEVPを開発する必要があります。また、経営のあり方や役職および業務の継承を見直し、トレーニングや自己啓発システムを含む安定したキャリアを築ける機会を提供する必要があります。

5. キャリア・チェンジ

求職市場には新卒だけでなく、今まで習得した経験や技能を生かし新しいキャリアに挑戦しようとする意欲的な求職者が多数存在しています。彼らは、定年まで同一企業で働こうとは考えておらず、今まで築いてきたキャリアを変えても新しい職務につきたいと考えています。日本でも高齢化が進み、スキルをもった人材減少が進むなか、これからは豊富な経験や技能を身につけたキャリア・チェンジに意欲的な人材を採用する企業が増加するものとヘイズはみています。

6. 人材の多様化

人材不足の解決には、キャリア・チェンジの転職者の採用を進めるほか、人材の多様化が必要です。たとえば年齢制限を設けることは候補者層の選択肢を限定することになります。企業は経験豊富で高い技能をもつ高齢者や、出産・育児のため職場を離れていた女性、海外留学者などの採用も考慮するべきです。このような採用には当然のことながら、適切なトレーニングの提供や自己啓発プログラムの見直し・改善が必要となります。

7. 業績向上のための採用

日本では伝統的に結果よりプロセスを重視する傾向があるように見受けられます。その結果業績への貢献を評価してもらいたい候補者を選ぶ企業が日本ではあまり多くないようです。しかし、グローバルに展開する日本企業が増えるなか、量的成果よりも業績に対する成果を評価する企業も多くなってきています。このような状況のもと、来年も企業に直接成果をもたらすと期待される人材が選ばれる傾向が強くなるとみています。

8. ソーシャルメディアの利用

ソーシャルメディアを利用して候補者を選定している企業があるようです。ところが過去にネット上の履歴書で、自分の経験、資格、技能などを誇張し掲載しているケースがありました。求職者の情報をネットで探している企業は、人材紹介会社の利用や採用決断の前に経歴・履歴を確実に検証することをおすすめします。

9. 携帯端末のテクノロジー

2012年は今までよりさらに携帯端末を利用した求職活動が増えるものとみています。求職者は携帯端末を使った求職活動に意欲的なため、企業もこのようなテクノロジーを使い、採用プロセスを短縮化する動きが進むと思われます。

10. バイリンガル

バイリンガル人材を求める企業は急増しており、2012年も優秀なバイリンガル人材のニーズはさらに高まるものとみています。グローバル企業にとってバイリンガル人材の確保は重要な課題となっています。海外勤務の経験を持つ人材を企業は素早く採用するでしょう。

ヘイズ・グループについて

ヘイズ・グループは、グローバルな人材サービスを提供するスペシャリストの人材紹介会社です。世界31カ国*、255の拠点において、7,600人超の従業員が経験とスキルを備えた人材サービスをグローバルに提供しています。

ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社について

ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社は、ヘイズ・グループの日本法人として2001年に東京で設立され、日本においては今年設立10周年を迎えました。同社は日本で唯一、東京赤坂本社、新宿支店、大阪支店の3つの国内拠点を擁する外資系人材紹介会社です。「経理・財務」、「金融」、「ファイナンス・テクノロジー」、「人事」、「ヘイズ・リース・マネージメント」、「インフォメーション・テクノロジー」、「保険」、「法務」、「ライフ・サイエンス」、「オフィス・プロフェッショナル」、「不動産関連」、「セールス&マーケティング」、「サプライチェーン」の13の専門分野に精通したコンサルタントが豊富な知識と経験をもとに、正社員から契約・派遣社員まで、企業の人材採用や個人のキャリアアップを支援しています。

* 日本をはじめ、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、コロンビア、中国、チェコ共和国、デンマーク、フランス、ドイツ、香港、ハンガリー、インド、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ポーランド、ポルトガル、ロシア、シンガポール、スペイン、スウェーデン、スイス、アラブ首長国連邦、イギリス、アメリカの計31カ国

本件に関するお問い合わせ先:
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社
朝倉 03-3560-2813
E-Mail:keiko.asakura@hays.co.jp

概要:Hays PLC

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。