【広島県】全国初! 廃石膏を活用したリン回収実験装置の実証実験を行います

広島県 2011年12月09日 17時40分
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 広島県立総合技術研究所は,下水中のリンと産業廃棄物である石膏を反応させ,リンを回収する再資源化技術の開発に取り組んでいます。リン含有率の高い生成物を効率的に回収できる技術を,既に実験室レベルで確立しており,2008年には基本原理について特許を出願しています。
 このたび,次の課題である装置化における最適条件の検討等を行うため,リン回収実験装置(ミニプラント)を設置し,関係団体と協力して,12月中旬から実証実験を行うこととしました。
 なお,廃石膏を活用した下水中のリン回収技術の研究開発に取り組んでいるのは,広島県のみです。

<ミニプラントの設置場所>
 広島県太田川流域下水道東部浄化センター(広島市南区)

<実用化された場合の環境分野への効果>
 ○建築物の解体等により発生する廃石膏ボードの埋立て処理量の削減
 ○下水処理場からのリン排出量の削減
 ○リン回収物の肥料原料などへの有効利用


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