東芝、次世代フラッシュ・メモリ・ビデオ・サーバーにアルテラのプログラマブル製品群を採用

日本アルテラ株式会社 2011年11月15日 11時43分
From PR TIMES



・東芝、同社の最新フラッシュ・メモリ採用ビデオ・サーバーに、高性能、低コストの要求に対応するアルテラのデバイス群を採用


アルテラ・コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長、CEO兼会長:ジョン・デイナ、日本法人: 東京都新宿区西新宿、代表取締役社長:日隈 寛和、NASDAQ:ALTR、以下、アルテラ)は、米国時間11月14日(日本時間11月15日)、アルテラの全デバイス群が、東芝の最新世代フラッシュ・メモリ・ビデオ・サーバー「VIDEOS neo」に採用されたことを発表しました。このことは、アルテラの製品ポートフォリオが、次世代ビデオ・コンテンツ配信の高画質という要求に寄与することを改めて示した好例となります。

東芝のVIDEOSneoは、データ・ストレージにフラッシュ・メモリを採用した汎用ビデオ・サーバーです。同製品は、複数のソースのビデオ・コンテンツを保存し、複数のフォーマットで再生できる “リアルタイム・ダイレクト・トゥー・エアー”(real time direct-to-air)を実現します。東芝は、アルテラのMAX(R)シリーズCPLD、Cyclone(R)、Arria(R)、およびStratix(R)シリーズFPGAを利用することで、低コスト、低消費電力、高性能、および拡張性という利点を享受します。本ソリューションは、2011年国際放送機器展(InterBEE2011、会期:2011年11月16日~18日、場所:幕張メッセ)の東芝ブース(ブース番号:ホール5-5625)にて、展示予定です。

アルテラのデバイス群は、東芝のVIDEOS neo フラッシュ・メモリ・サーバーでCODEC、フラッシュ・メモリ・インタフェース、およびバックプレーン・インタフェース機能を担います。アルテラのCPLDとFPGAは、ASSPを置き換えることで、出力チャネル数を10から40に拡大し、録画容量を増加させ、操作が容易なデバッグ・ソリューションを実現することで、東芝の開発期間を短縮し、同社の次世代ビデオ・サーバーの性能を改善します。

アルテラのプログラマブル・ソリューション群により、東芝はファイル・ベースの転送データを取り込んでいる最中でも再生を可能にするマルチI/Oと高可用性を実現し、従来機種に比べて消費電力を40%削減するほか、最新NANDフラッシュ・チップの採用により放熱を低減させることができます。アルテラのプログラマブル・デバイス・ファミリは、1TBから60TBまでストレージを拡張できる優れた拡張性を提供します。また、アルテラのビデオ処理性能は、最新のコーデックをサポートしており、MPEG2 Long GOP/ALL-I、H.264(ALL-I)、AFD対応の高品質アップ/ダウン変換をサポートすることで、低レイテンシとオーディオの透明性の実現をサポートします。

東芝の放送ネットワーク部 放送システム機器担当 参事 辻清高氏は、「当社は、次世代フラッシュ・メモリ・ビデオ・サーバーを開発するにあたり、より高品質なビデオ・コンテンツ配信に対する高まるニーズを念頭に置く必要がありました。アルテラのFPGAが当社の厳しい要求を満たしたことで、ASSPがもはや当社の選択肢とならないことは明白でした。アルテラのMAX シリーズCPLD、Cyclone、Arria、およびStratix シリーズFPGAは、当社が検証した他のソリューション以上に、柔軟性、高性能、低コスト、および市場投入時期の面で当社の要件を満たすものでした」と述べています。

アルテラ コミュニケーションおよびブロードキャスト・ビジネス部門担当シニア・バイスプレジデントのドン・ファリア(Don Faria)は、「東芝との強力なパートナーシップを継続できたことを嬉しく思っています。当社は、長年、東芝をはじめとする革新的な企業にビデオ・ソリューションを率先して提供してきました。当社のCPLDおよびFPGAの実証済み技術は、ASSPなどの他のソリューションの置き換えを急速に進めています。当社のデバイスは、東芝の次世代 VIDEOS neo ビデオ・サーバーの性能と消費電力を改善し、従来のASSPでは対応できない技術的課題の解決に貢献できることを改めて実証しました」と述べています。


アルテラ・コーポレーションについて
アルテラ・コーポレーションは、プログラマブル・ロジック・ソリューションの世界的リーディング・カンパニーです。1983年にシリコンバレーで創業した世界で最初のファブレス企業であり、1988年に NASDAQ に上場しまし た。FPGA / CPLD、ASICなど、カスタム・ロジックの分野におけるテクノロジー・リーダーとして高成長を続け、顧客企業のイノベーションに貢献しています。世界各国に拠点を持ち、日本法人である日本アルテラ株式会社は1990年に設立されました。顧客志向のソリューションが高く評価され、日本における PLD 市場でトップシェアを維持しています。
アルテラに関する詳細情報は、同社Webサイト( www.altera.co.jp )をご覧ください。Facebook、RSS、Twitterでも情報提供を行っています。

・ALTERA, ARRIA, CYCLONE, HARDCOPY, MAX, MEGACORE, NIOS, QUARTUS, STRATIXの製品名ならびにロゴは、アルテラ・コーポレーションの米国およびその他の国における登録商標です。商標またはサービス・マークとして記載されている製品名ならびにロゴはすべて、リンク に記載されているとおり、各所有企業に帰属します。  



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