【広島県】「壬生の花田植」がユネスコ無形文化遺産へ ~事前審査機関が代表一覧表への記載を勧告~

広島県 2011年11月02日 09時50分
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 広島県北広島町の伝統的な農耕行事「壬生(みぶ)の花田植」について,ユネスコ無形文化遺産保護条約政府間委員会の補助機関が政府間委員会に対し,ユネスコ無形文化遺産「代表一覧表」への記載を勧告しました。
 これは,ユネスコの「無形文化遺産の保護に関する条約」に基づいて作成される「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に,我が国が記載を提案していたものです。
 今後,平成23 年11 月22 日から29 日にインドネシアのバリ島で開催される第6回政府間委員会で,「代表一覧表」への記載について最終決定される予定です。
 記載が決定されると,広島県では初のユネスコ無形文化遺産となります。

< 代表一覧表への記載が勧告された文化財 >
 名称:壬生の花田植(みぶのはなたうえ)
 種別:重要無形民俗文化財
 指定年月日:昭和51 年5月4日
 所在地:山県郡北広島町
 保護団体:壬生の花田植保存会
 内容:
 壬生の花田植は,毎年6月の第一日曜日に行われます。田に田の神を祀って田植えを行い,稲の生育と豊作を祈願する行事です。まず,飾りたてた牛による代掻き(しろかき)が行われ,次いで苗取りが済むと田に田の神が迎えられて田植えとなります。田植えは,音頭取りの指揮にしたがって囃子が奏され,美しく着飾った早乙女と呼ばれる女性が田植え歌を歌いながら苗を植えていきます。稲作に従事してきた日本人の基盤的生活の特色を典型的に示す農耕行事です。


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