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リンク、日本初の洋上内線サービスを提供開始 洋上の船と陸上のオフィスをクラウド型ビジネスフォンで内線化

スカパーJSATの最新海洋ブロードバンドサービス『OceanBB』との連携で実現 ~商船三井の LNG船「泉州丸」での実験が完了し、本格提供へ~

インターネット関連サービスを提供する株式会社リンク( 本社:東京都港区、代表取締役社長:岡田元治、以下:リンク )は、洋上から陸上への内線通話を可能にした日本初の企業向けIP船舶電話サービス「 BIZTEL Ocean( ビズテル・オーシャン )」を、スカパーJSAT株式会社( 本社:東京都港区、代表取締役 執行役員会長:高田真治、以下:スカパーJSAT )と共同でサービス化し、10月31日(月)より提供を開始いたします。

これまで、日本を遠く離れて航海するコンテナ船やタンカーなどの『 外航貨物船 』では、洋上から陸上の管理会社へ連絡・報告を行うための船舶電話に海事衛星電話が利用されていました。この海事衛星電話は、通話料が1分間でおよそ130~350円( リンク調べ )と国際電話よりも高額なため、普段の連絡はメールやFAXで行い、緊急性のある時のみ電話を利用するケースが多く見られます。しかしながら、安全な航海のための緊密な船陸間コミュニケーションには電話連絡が必要不可欠であるため、料金を気にせず使える船舶電話サービスの登場が待たれていました。

『 BIZTEL Ocean 』は、日本で初めて船陸間で通話料ゼロの内線通話を可能にした「 IP船舶電話サービス 」です。外線発信もIP電話料金が適用されるため、例えば相手が日本国内の一般電話なら3分8.4円と、通話料を従来のおよそ46~125分の1に抑えることができます。インターネットに接続された海洋ブロードバンド回線があれば、世界中どこからでも利用することができます。

利点はコストだけではありません。乗組員や本社の船舶管理スタッフが通信コストを気にする必要がなくなるため、業務連絡がよりスムーズになり、船の安全運航にこれまで以上に専念できるようになります。また、乗組員が気軽に家族や友人に電話をかけることもできるようになり、航海中の業務環境や福利厚生の充実という点でも大きな効果をもたらします。

■日本初のサービスが実現した二つのポイント
一点目は、スカパーJSATの海洋ブロードバンド「 OceanBB 」との連携です。従来の海事衛星通信は従量課金制で、データ通信速度がISDN並みの64kbpsであるため、常時接続・広帯域を前提としたIPビジネスフォンサービスの利用には不向きでしたが、OceanBBは定額制で上り最大512kbps・下り最大1Mbpsという高速通信が可能です。また、安定した通話のため本来は光ファイバー回線を推奨している「 BIZTEL 」 も、海洋ブロードバンド向けにカスタマイズを行うことで、安定した通話と高い音声品質を実現しました。両社の取り組みにより、日本初のサービスを事業化へと漕ぎ付けることができました。BIZTELが回線事業者を選ばないキャリアフリーのサービスである点も事業化を後押しした大きな要因であったと言えます。

もう一つの理由は、エンドユーザである海運会社の積極的な協力です。本サービスは株式会社商船三井( 以下:MOL )と、その100%子会社であるエム・オー・エル・エルエヌジー輸送株式会社( 以下:MOL LNG )の協力により、MOL LNGの管理するLNG( 液化天然ガス )輸送船「 泉州丸 」での半年間におよぶ共同実験で有用性が実証されたものです。すでにオーストラリアやインドネシア、ロシア方面へ就航しているLNG輸送船3隻での導入が完了しております。
( MOL LNG の導入事例概要は、「エム・オー・エル・エルエヌジー輸送株式会社様からのメッセージ」をご覧ください)

この度、洋上という極めて特殊な環境下においてIPビジネスフォンの有用性が実証できたことはサービスの可能性を大きく広げ、さらなる提供範囲の拡大に繋がるものと考えています。より多くの船の安全運航に寄与できるよう、今後は貨物船のほか客船や大型漁船、特殊船などへの導入を目指しています。私たちはこれからも、より便利で新しいソリューションの開発やサービス品質の向上に努めてまいります。

※サービスの詳細は、リンク でも公開しております。
※費用などの詳細はBIZTELインフォメーションデスク( 0120-964-780 )へお問い合わせください。

■ エム・オー・エル・エルエヌジー輸送株式会社様からのメッセージ
私たちは、商船三井が保有・運航するLNG船を管理する船舶管理会社です。LNG船は、火力発電や都市ガスの原燃料を運搬する『 専用危険物運搬船 』なので、安全運航・安定輸送のために船と会社の間で緊密なコミュニケーションが必要です。そのため、通話料金を気にせず使える船舶電話サービスの登場は念願でした。インターネットを使ったサービスに不安はありましたが、あの東日本大震災の直後にすぐに継続して電話が繋がったのは泉州丸( BIZTEL Ocean実験船 )だけで、その信頼性の高さに驚きました。この緊急時の対応力を評価し、世界最高水準の安全運航を目指す商船三井グループとして、現在、計5隻への導入が決定しています。BIZTEL Oceanは、これからの海運業界にとって、安全で快適な航海に一役買ってくれるサービスになると思います。
マリンスーパーインテンデント (海務監督) 柴田 重基氏(商船三井 船長)

上記導入事例の詳細は、リンク でご覧になれます。


【BIZTELについて】
BIZTEL は、クラウド型 IPビジネスフォンサービスのパイオニアとして、ビジネスフォンやコールセンターシステム、モバイルセントレックスなど、企業向け電話サービスを幅広く展開しています。最短5営業日でコールセンターが構築できる「 BIZTEL コールセンター 」や、au携帯だけでビジネスフォン環境が導入できる「 BIZTEL モバイル 」など、実現が難しいとされたサービスを数々実現し、多くのユーザに快適な電話環境と、それが生み出す革新的な価値を提供。ビジネスフォンサービスの新たな市場を開拓しています。サービスの詳細は、リンク をご覧ください。

【株式会社リンクについて】
株式会社リンクは、業界最大級の稼動台数を持つ専用ホスティングを軸として、クラウド型ホスティング・コロケーション・携帯向け CMS・クラウド 型 IP ビジネスフォンなど、さまざまなインターネット関連サービスを提供しています。2009年からは酪農事業にも取り組んでおり、2011年10月には初のアンテナショップである「 中洞牧場ミルクカフェ 」が六本木にオープンする予定です。事業内容の詳細は、リンク をご覧ください。

【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
株式会社リンク
担当:内木場・倉持
〒107-0052
東京都港区赤坂7丁目3番37号
カナダ大使館ビル1階
TEL:03-5785-2255 / FAX:03-5785-2277
Eメール:pr@link.co.jp

株式会社リアライズ(株式会社リンク広報担当)
担当:若杉・中村
〒105-0013
東京都港区浜松町1-27-12
秀和浜松町交差点ビル6階
TEL: 03-3434-3377 / FAX: 03-3434-3439
Eメール:nakamura@real-ize.com

このプレスリリースの付帯情報

「BIZTEL Ocean」の仕組み

(画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。)

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