ID管理業務の効率化を実現したエンタープライズシングルサインオン製品「SRGateクライアントエージェント」の最新版を発売

株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:林 雅博/以下、日立ソリューションズ)は、エンタープライズシングルサインオン*1製品「SRGate(エスアールゲート)クライアントエージェント」にID・パスワードの登録・更新や管理機能を強化した最新版を9月14日から発売します。本機能により、システム管理者のID管理業務の効率化を図ります。

*1:クライアントPCにソフトウェアを導入し、認証画面にIDとパスワードを自動的に代行入力する仕組み

 現在、企業では勤務管理や営業情報管理などさまざまなアプリケーションが利用されており、利用者とシステム管理者においてはID・パスワードの管理の負担が増し、利用者がパスワードを付箋紙やメモなどに書き留めることでセキュリティリスクが高まっているケースも見られます。また、アプリケーションは、クライアント/サーバー型(C/S型)システム、Webシステム、パブリック/プライベートクラウドによるシステムが混在しています。このような環境下において、企業ではアプリケーション利用に関するセキュリティの維持・向上と業務の効率化の両立という課題に直面しています。
 日立ソリューションズでは、これらの課題に対しエンタープライズシングルサインオン製品「SRGateクライアントエージェント」を提供しています。「SRGateクライアントエージェント」は、ユーザー管理DBで管理しているID・パスワード、または暗号化技術を用いて管理するID・パスワードを各アプリケーションのログイン画面に自動的に代行入力し、セキュリティを維持しながら利便性を向上する製品で、C/S型やWebなどシステムの形態に関係なくさまざまなアプリケーションに対応します。このたび、利用者自身が代行入力用のID.・パスワードを登録・更新できる「登録情報編集機能」や、シングルサインオン対象アプリケーションの定期的なパスワード変更時に代行入力用のパスワードを製品側で自動更新する「パスワード同期機能」などを提供します。これらの機能を利用することでID・パスワードの管理に必要なシステム管理者の管理工数を軽減することが可能です。さらに、デスクトップ仮想化製品Citrix Desktop 5.0を新たにサポートし、仮想クライアント環境での利用を強化しました。
 日立ソリューションズは、「SRGateクライアントエージェント」を含む「統合認証・アクセス管理ソリューション」により、ID・アクセス権管理の一元化からログ管理の統合化まで、ワンストップで提供しています。本製品を中堅・中小規模のお客様を中心に幅広いお客様に向けて販売し、企業における認証基盤の管理、運用効率の向上およびセキュリティ強化を支援していきます。

■今回拡張した機能
1.登録情報編集機能
ID・パスワードがユーザー管理DBに一元管理されている場合でも、利用者自身がシングルサインオン対象アプリケーションへのログイン時に代行入力を行うID・パスワードを登録・更新することが可能です。

2.パスワード同期機能
シングルサインオン対象アプリケーションのパスワード変更に同期して、シングルサインオンシステムに登録済の代行入力用のパスワードを自動で更新します。

3.ユーザー切り替え機能
シングルサインオン対象アプリケーションへの代行入力時に、入力するID・パスワードを選択することが可能です。本機能により、承認作業を代理入力する際もシングルサインオンが利用できます。

4.Citrix XenDesktop 5.0を新たにサポート
デスクトップ仮想化製品Citrix XenDesktop 5.0をサポートしました。すでにサポートしているアプリケーション仮想化製品Citrix XenApp 5.0とあわせて仮想クライアント環境での利用を強化しました。

■ 価格
製品名 / 価格(税込)
100ユーザーライセンス名 / 735,000円
1,000ユーザーライセンス名 / 5,250,000円

※ その他のライセンス数に関してはお問い合わせください。

■ 動作環境(太字は新たなサポート対象)
対応デスクトップ/アプリケーション仮想化製品(日本語32ビットOS上で動作するサービスのみサポート)
Windows Server 2003 ターミナル サービス
Windows Server 2008 ターミナル サービス
Windows Server 2008 TS RemoteApp
Citrix XenDesktop 5.0
Citrix XenApp 5.0

ユーザー管理DB(ディレクトリ)
- LDAP連携時
OpenLDAP 2.3
Sun Directory Server 7.0
Windows Server 2008 Active Directory Lightweight Directory Services (AD LDS)
Windows Server 2003 Active Directory Application Mode (ADAM)
その他、LDAPのプロトコルバージョン3以降をサポートしたLDAPサーバー(動作検証が必要)

- ActiveDirectory連携時
Windows Server 2008 ActiveDirectory ドメインサービス
Windows Server 2003 ActiveDirectory ドメインサービス

■ 販売開始時期:
2011年9月14日

■ シングルサインオンソフトウェア「SRGateシリーズ」について
「SRGateシリーズ」は、大規模のお客様向けにサーバー側で集中管理してシングルサインオンを行うプロキシサーバー型と、中堅・中小規模のお客様を中心に幅広いお客様向けにクライアントPC側でシングルサインオンを行うクライアントエージェント型があります。お客様の用途にあわせ、プロキシサーバー型とクライアントエージェント型を選択できます。
・統合認証・アクセス管理ソリューション : リンク
・SRGateクライアントエージェント : リンク
<商品・サービスに関するお問い合わせ先>

URL: リンク Tel:0120-571-488

<報道機関からのお問い合わせ先>
担当部署: コーポレート・コミュニケーション本部 広報・宣伝部
担当者 :槇田、鈴木
Tel:03-5479-5013  E-mail:koho@hitachi-solutions.com

※ 「SRGate」は、株式会社日立ソリューションズの登録商標です。
※ 「Citrix」は、Citrix Systems Inc.の登録商標です。
※ その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]