モダニズム建築の旗手として日本建築界をリードした前川國男の代表作が電子書籍として2作品同時リリース

建築家・前川國男の代表作が電子書籍として2作品同時リリース

株式会社パブラボ(本社:東京都千代田区 代表:菊池学)は、建築家・前川國男の代表作『一建築家の信條』を電子書籍としてリリースしました。本作をプロデュースした坂田泉氏(建築家・『虹プロジェクト』)は、『前川國男=コスモスと方法』も同時に電子書籍化。絶版状態にあった2作品が電子書籍として同時リリースされたことで、丹下健三や木村俊彦などを輩出し、日本建築界をリードした前川國男への注目度が半世紀の時を経て再燃しています。

株式会社パブラボ(本社:東京都千代田区 代表:菊池学)は、建築家・前川國男の代表作『一建築家の信條』を電子書籍としてリリースしました。

本作をプロデュースした坂田泉氏(建築家・『虹プロジェクト』)は、『前川國男=コスモスと方法』も同時に電子書籍化。絶版状態にあった2作品が電子書籍として同時リリースされたことで、丹下健三や木村俊彦などを輩出し、日本建築界をリードした前川國男への注目度が半世紀の時を経て再燃しています。

1931年帝室博物館コンペから、74年東京海上ビルの「美観論争」までの半世紀にわたる仕事を、編集者・宮内嘉久との対話から振り返り、日本の近代建築の運命をたどる『一建築家の信條』は、電子書籍販売サイト honto にて購入可能(840円(税込))。前川國男のスケッチと言葉から成る稀有なイメージ・ブック『前川國男=コスモスと方法』は、AppStoreにて購入可能です(1650円(税込))。

■前川國男の電子書籍 特設サイト(リンク

■販売サイト詳細
『一建築家の信條』honto:(リンク
『前川國男=コスモスと方法』iPhone:(リンク) iPad:(リンク) 

■関連情報
虹プロジェクト(リンク
株式会社パブラボ(リンク
株式会社インクルード デザイン(リンク)

このプレスリリースの付帯情報

前川國男の電子書籍特設サイト

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用語解説

前川國男
前川 國男(まえかわ くにお、1905年5月14日 - 1986年6月26日)は昭和期に活動した建築家。ル・コルビュジエ、アントニン・レーモンドの元で学び、モダニズム建築の旗手として、第二次世界大戦後の日本建築界をリードした。丹下健三、木村俊彦は前川事務所の出身であった。

近代建築を最初に生み出した西ヨーロッパからみれば後進的であった日本に、真正の近代建築を根付かせるという使命を自らに課すことから出発した前川國男は、日本と日本建築界は(当時の)先進地域と同水準の技術的な土台、経済的下部構造または生産の社会的諸条件を備えるべきであり、もしそれが先行あるいは並行して実現されなければ、日本の近代建築は見せかけだけの偽物にとどまるしかないであろうと考えた。

(資材統制が終わった)1950年代に前川は「日本相互銀行本店」をはじめとする諸作品によって「テクニカル・アプローチ」の範を示し、日本における近代建築の技術的諸課題の克服に直接的かつ間接的に寄与した。
しかしその設計作品は、初期および中期においてさえ、均等ラーメン構造、工業化、機能主義等によって特徴付けられる(いわゆる国際様式の)単なる近代建築というよりは、「光の下で組み合わされた諸々のヴォリュームの巧緻精確で壮麗な遊戯(ル・コルビュジエ)」とみなすことができ、人間的な尺度と民俗的または土着的な温かみを兼備している。

1960年代半ば以降、前川は産業社会とそれを支える合理主義のいくつかの側面にきわめて批判的になったが、近代運動の理想の最良の部分を最後まで放棄しなかった。なによりも強調するべきことは、前川はその生涯を通し建築家の職能と職業倫理の確立のために尽力したと言い得る
(Wikipediaより)

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