EMCジャパン、企業のGRC活動を推進する「RSA Archer eGRC Platform」を販売開始

事業継続の保証に不可欠な、リスクの統合的管理を支援

EMCジャパン株式会社(略称:EMCジャパン、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山野 修、 URL:リンク )は、GRC(ガバナンス、リスク、コンプライアンス)活動を、総合的に支援するエンタープライズGRCソリューション「RSA Archer eGRC Platform (アールエスエー・アーチャー・イージーアールシー・プラットフォーム 以下、RSA Archer)」< リンク >を、10月3日(月)より販売開始することを発表しました。GRC活動は、コーポレート・ガバナンスの推進、リスク管理と運用遵守を図るコンプライアンス活動を指しており、近年、体制整備が重要課題となっています。

エンタープライズGRCソリューションの「RSA Archer」の導入により、事業部門単位で個別に実施していた様々なリスク管理活動やコンプライアンス対応を、企業全体にわたる共通のプロセスと情報に基づいて、コーポレート・ガバナンスのもとに効率的かつ効果的に実施可能となります。これにより企業全体の透明性を高め、部門間の重複作業を削減し、事業継続を支える統合的なリスク管理環境を実現します。EMCジャパンは、グローバル企業、金融機関、商社、通信業、製薬・医薬業、製造業向けの導入を図り、今後2年間で50社以上の導入を目指します。

GRCソリューションが必要な背景
グローバル事業展開に伴い、事業展開国での法律・規制要件、温暖化防止などの環境要件、高度化・巧妙化するサイバー攻撃への対応、自然災害による事業への影響などによる、企業が直面するリスクは複雑化し多面的になっています。企業や組織は事業を推進する一方、これらのリスクを適切に把握し、管理・対応することで事業継続を保証することが喫緊の課題となっています。

ところが企業におけるリスク管理活動は、事業部門単位で管理指針を定め、各部門専用のツールを使用したり、手作業で運用されるなど、他部門からは容易に状況を把握できていないのが現状です。全社的な取り組みが必要な内部統制活動や事業継続性管理を人海戦術や手作業で実施していくのは非効率であるうえ、実業務に悪影響を及ぼします。

GRCは、コーポレート・ガバナンスとリスク管理、これらの運用遵守を確認する
コンプライアンスを首尾一貫して重複を無くし、効率的なリスク対応管理を行い、事業継続力を強化して企業経営の健全化に貢献します。部門間連携のためのプロセスを可能な限り自動化し、効率的な情報共有と把握を可能にし、さらに企業全体から見た事業への影響度に応じた対応の優先順位付けの明確化を支援するGRCソリューションが求められていました。

「RSA Archer」とは
「RSA Archer」は、管理ソリューションを構築するための一元化したプラットフォームと、プラットフォーム上で動作する9種類の管理ソリューションを提供し、上記の課題を解決します。(各々の詳細は別紙参照)

「RSA Archer」は、次のことを可能にします。
・対応すべき法律・規制や業界ガイドラインとのマッピングにより、個別対応ではなく、効率的で一貫した企業ポリシーを実現します。

・全社的に共通のプラットフォームを提供し、リスク因子とコンプライアンス状況を全体的に可視化し、作業の重複による無駄を解消します。

・経営層は、ダッシュボードを通じて常時、視覚的に状況を把握でき、ビジネスレベルに応じたレポートを活用できます。経営から見たリスクの識別や優先付け、影響度の見極めが正確かつ迅速に行えます。

・業務プロセスに沿った管理機能を、容易にプラットフォーム上に盛り込むことができます。

「RSA Archer」はGRC活動が先行している米国を中心に、金融機関、製造、通信、医薬・製薬、政府・公共機関をはじめとする業種で300社以上が採用しており(2011年8月31日時点)、コンプライアンス関連コストを97.5%も削減できた金融機関もあります(*1)。
*1 米国ニューイングランド州の金融サービス企業Mass Mutual 社の例

価格と提供について
受注開始日: 2011年10月3日(月)
出荷開始日: 2011年11月7日(月)
標準提供価格:プラットフォームと3つのコンポーネント
(Enterprise Management, Policy Management, Risk Management)の価格例として2,000ユーザで約1,700万円(税別)
販売形態: 「RSA Archer」販売代理店が取り扱います。

「RSA Archer」の詳細  < リンク >

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■当リリースに関する報道関係者からのお問い合せ先
EMCジャパン株式会社 RSA事業本部 マーケティング部 PRマネージャ 嶋宮 知子
Tel   : 03-5222-5240 (部門代表) / 03-5222-5244(直通)
E-mail : tomoko.shimamiya@rsas.com

EMCジャパン株式会社 マーケティング本部 マーケティング・コミュニケーション部長 笛田 理枝子
Tel: 03-5308-8888 (代表)/ 03-5308-8174 (直通) / E-mail: japanpr@emc.com

■RSA Archer eGRC Platformに関するお問い合せ先
EMCジャパン株式会社 RSA事業本部 営業部
Tel: 03-5222-5230  E-mail: info-j@rsa.com  Web: リンク

EMC、EMC2、RSA、Archerは、米国EMCコーポレーションの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
これらの商標は、日本または諸外国で商標登録等により、適用法令で守られている場合があります。
その他の製品の登録商標および商標は、それぞれの会社に帰属します。

< 別紙 製品概要 >

プラットフォーム
RSA Archer eGRC Platform 
ユーザのアクセス制御、効率的なワークフロー作成、ダッシュボード機能のカスタマイズ、管理コンポーネントとの双方向データ統合を行うプラットフォーム・ソフトウェア

管理コンポーネント
RSA Archer Enterprise Management (エンタープライズ管理)
関係や依存について管理し、リスクとコンプライアンスのイニシアチブを支援するコンポーネント

RSA Archer Policy Management (ポリシー管理)
ポリシーやコントロール基準を一元管理し、目的およびガイドラインにマッピングして、企業ガバナンスの確立を支援するために、企業全体で認識を促進するコンポーネント

RSA Archer Risk Management (リスク管理)
ビジネスへのリスクを検出し、それらをオンライン評価や評価規準を通じて、評価し、修正や許容という対応をするコンポーネント

RSA Archer Compliance Management (コンプライアンス管理)
内部統制の効果的な設計や運用を評価し、コンプライアンス違反があった場合に修正や権利放棄で対応するコンポーネント

RSA Archer Incident Management (インシデント管理)
インシデントをレポートし、それらをエスカレーションし、調査を追跡して解決策を分析するコンポーネント

RSA Archer Vendor Management (ベンダー管理)
ベンダー情報、リレーション管理、ベンダーのリスク評価を一元的に把握し、ポリシーやコントロールに準拠していることを保証するコンポーネント

RSA Archer Threat Management (脅威管理)
カスタマイズ可能な早期警告システムを通じ、脅威を追跡し、企業に影響を及ぼす前に、その攻撃を防御する支援コンポーネント

RSA Archer Business Continuity Management (事業継続管理)
ビジネス・プロセスの迅速な復旧を保証するためのビジネス継続計画の作成、レビュー、検証および実行を管理するコンポーネント

RSA Archer Audit Management (監査管理)
コラボレーションや効率を上げるために監査の計画、優先付け、要員確保、手続きやレポートを一元管理するコンポーネント

このプレスリリースの付帯情報

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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