広島県は、「瀬戸内 海の道構想」をとりまとめました。
瀬戸内を舞台として観光関連産業を育て、地域再生のイノベーションを起こすと同時に、アジアを始めとした世界中から人々を呼び込むこと、それがこの構想のねらいです。
構想では、「景観」「芸術文化」「食文化」の3つを、瀬戸内の個性と魅力を発信する重要な要素として打ち出しています。
これらの要素を「体感」してもらうための様々なプログラムを提供していくため、「瀬戸内サイクリングロード」「瀬戸内 食のトップブランド」「船と航路とみなと賑わい」など、戦略テーマを7つ定め、地域が一体となって中長期的にプロジェクトを展開していきます。
例えば、「瀬戸内サイクリングロード」では、新聞のサイクリングコースの人気投票で第1位に選ばれた「しまなみ海道」や、安芸灘諸島に連なる「とびしま海道」において、海岸沿いや島伝いのサイクリングをより気軽に楽しめるような取組を実施していきます。
また、「瀬戸内 食のトップブランド」では、昨年、広島産のカキを気軽に安く食べることができる「牡蠣小屋」を展開し、オイスターロードとして好評を博したため、これを拡大していくほか、新たな瀬戸内の食の発掘や開発にも取組んでいきます。
「船と航路とみなと賑わい」では、瀬戸内の四季折々の自然の移り変わりを体感できる中長距離の大型・中型クルーズの誘致やプレジャーボートが活用されやすい仕組みづくりなどに取組みます。
このような取組みを多くの人々に体感していただくには、「瀬戸内」は県境を越えて一つの地域だと認識してもらうことが重要です。
国や近隣県、民間団体の方々などにもご賛同・連携をいただいて、自治体の枠組みを超えた「瀬戸内のブランド化」を進めていきます。
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