ラリタン、業界初モバイルアクセスを可能にするKVM-over-IP製品新バージョンを発表

Dominion® KX II新バージョンでiPhone/iPad対応KVMアクセス、デジタル音声対応など数々の機能を業界で初めて実現

【サマセット(米ニュージャージー州)2011年7月14日】 ラリタン(Raritan)は本日、スマートフォンやタブレットPCを使ってリモートサーバを管理できる業界初のKVM-over-IPスイッチ Dominion® KX II バージョン2.4を発表しました。サーバ管理者は出先からでも、Dominion KX IIで管理しているサーバへアップルのiPhone®や iPad®を使ってBIOSレベルのセキュアなアクセスを実現できます(8月上旬から提供開始予定のCommandCenter® Secure Gatewayリリース5.2が必要になります)。

このWebブラウザによるモバイルクライアントを使ったKVMアクセス機能では、KVMクライアントのアプリケーションをiPhone®や iPad®にダウンロードすることなく簡単にリモートアクセスを始められます。IT管理者は、モバイル端末のブラウザ画面をワンクリックするだけでサーバにセキュアにアクセスし、診断その他のサーバ管理作業を開始できます。


ラリタンのシニアプロダクトマネジャーRichard Dominachは次のように語ります。「データセンタのサーバへのセキュアで信頼性の高い高速アクセスこそ、ラリタンのエンタープライズKVMの本領です。当社はモバイルアクセスのように画期的なKVM-over-IP 技術の開発によってユーザサポートの強化に努めています。その結果、Dominion KX IIは米国で市場を牽引するソリューションとなり、アジア太平洋地域や日本などでも多くの関心が寄せられています。そのため今回のバージョン2.4では、中国語と日本語表示に対応してお届けします」


Dominion KX II バージョン2.4 その他の新機能:


*業界初のデジタル音声再生・録音対応

VoIP(スカイプなど)、ソフトウェアPBXならびにコールセンタ集中化などの音声アプリケーションの監視・管理に最適。放送/メディア業界では特に、ストリーミングメディア、Webキャスティング、ビデオ会議、デジタルサイネージ、インターネットテレビ、ビデオ編集・制作、テレビ番組制作、オペレーションセンタなどで活用できます。本機能は、サーバへのソフトウェアのリモートインストール、ファイル転送、データバックアップ作成ならびに診断を可能にするDominion KX IIのユニバーサル仮想メディア機能と同様にLinux、Mac OSにも対応します。


*複数のサーバを柔軟に表示できるオートスキャン

スキャンするサーバポートとスキャン実行間隔を選択すると、選択されたサーバのサムネイル画像が表示される新しいウィンドウが開きます。サムネイルをダブルクリックすると、そのサーバのKVMクライアントセッションが開始されます。


Dominion KX IIについて

1サーバポートから64ポートまで幅広いラインナップを揃えたラリタンのDominion KX IIは、少ない人員でより多くのサーバ、ロケーション、プラットフォーム、アプリケーションを管理するのに役立ちます。DKX IIは以下の優れた機能を提供します。

1) 業界最高レベルのリモートHDビデオ解像度(1920×1080ピクセル)
2) 独自の「ずれないマウス」機能によりターゲットサーバごとのマウス設定調整が不要
3) 米国連邦情報処理標準(FIPS)140-2認証済み暗号化モジュールを初めて搭載したKVM-over-IPスイッチ。またスマートカード・リーダー・ソリューションによる認証セキュリティも提供
4) リモート電源タップ(別売)との併用によるサーバ電源管理
5) イーサネット二重化、電源二重化を全機種に標準搭載して信頼性を強化
6) Dominion KX II全モデルが統合管理ツールCommandCenter Secure Gateway対応。複数のDominionスイッチに接続されたサーバをすべて単一のIPアドレスで管理可能


Dominion KX IIの詳細はラリタンのウェブサイト(リンク)をご覧ください。



ラリタン(Raritan.com)について

ラリタンは、あらゆる規模のデータセンタに適した電源管理、KVM、シリアルソリューションで豊富な実績を誇るITインフラ管理のリーディングサプライヤー。ラリタンの製品は世界5万ヶ所以上の施設で使われており、電源効率の改善、データセンタ生産性の向上、遠隔拠点業務の強化に必要な制御機能を提供しています。米ニュージャージー州サマセットに本社を置くラリタンは、世界各地にオフィスを置き76ヶ国に製品を供給しています。詳しくはウェブサイト (Raritan.co.jp)をご覧ください。ラリタンはグリーングリッド(Green Grid)、クライメート・セイバーズ・コンピューティング・イニシアティブ(Climate Savers Computing Initiative)、エネルギーと環境に配慮したデザインにおけるリーダーシップ(Leadership in Energy and Environmental Design)の活動にメンバーとして積極的に参加しています。また、米国環境保護局(EPA)のデータセンタ・イニシアティブへの貢献により表彰されています。ラリタンの電源管理ソリューションは昨年5つの主要なアワードを獲得しています。

 
※本プレスリリースに記載されている会社名、製品名ならびにサービス名は、各社の商標または登録商標です。


<報道関係者様問い合わせ先>
ラリタン・ジャパン株式会社 担当:吉田
URL: リンク
電話: 03-5795-3170(代)
E-mail: marketing.japan@raritan.com

このプレスリリースの付帯情報

日本語化されたユーザインタフェース

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