スケールアウトNASシステムEMC Isilon、 ベンチマークテストの記録を塗り替えるパフォーマンスを達成

世界最速のNASプラットフォームがビッグデータ向けに高度なトランザクション性能と線形的な拡張性を提供

EMC コーポレーション(本社:マサチューセッツ州ホプキントン、会長 兼 社長 兼 最高経営責任者(CEO):ジョー・トゥッチ、NYSE 略号:EMC、以下EMC)は、本日、Standard Performance Evaluation Corporation(SPEC(R))による個別のベンチマークテストの結果、スケールアウトNAS「EMC Isilon S200」が業界の新たなパフォーマンスリーダーの地位を獲得したことを発表しました。ネットワーク上のファイル性能と全体のレスポンスタイムを測定した最新のSPEC テスト・データによると、スケールアウトNASプラットフォーム「Isilon S200」は、競合他社を圧倒する記録的なパフォーマンスを達成しました。

ベンチマークテスト結果概要:
・スケールアウトNASプラットフォーム「Isilon S200」において次のパフォーマンスを達成
-SPECsfs2008_cifs - 160万CIFS IOPSを達成し、次に続く競合他社より126%高い値
-SPECsfs2008_nfs.v3 - 110万NFS IOPSを達成し、次に続く競合他社より75%高い値
・単一のファイルシステムで見た場合、CIFS IOPS性能で競合他社のもっとも高い値を1710%、NFS IOPS性能で176%上回る

SPECsfs 2008 のテスト結果は、単一のスケールアウトNASシステムで高度なパフォーマンスと大容量を提供する「Isilon S200」と「OneFS(R)」オペレーティングシステムの優位性を実証しました。
「Isilon S200」は、単一のファイルシステムで160万以上のCIFS IOPS性能と110万以上のNFS IOPS性能、および85GB/秒というトータルスループットを提供します。設計とシミュレーション、デジタルメディア、財務分析、およびエンタープライズ分野のファイルベースのワークフローにおけるビッグデータ アクセスの高速化に最適なソリューションとなっています。

また、「OneFS」 独自のスケールアウト・アーキテクチャにより、クラスタにノードを追加することでパフォーマンスと容量を線形的に拡張できます。EMCは、いくつかの一般的な構成で実施した 「Isilon S200」のテスト結果を提示し、7、14、28、56、140ノードのクラスタ構成において線形的な拡張性が一貫して得られることを証明しました。
「Isilon S200」の最先端の拡張性と高度なトランザクション性能を活用すれば、幅広いエンタープライズ用途のデータインテンシブなニーズに応じて、簡単にコスト効率よく拡張することが可能です。

EMC Isilon のプレジデント、スジョー・パテル(Sujal Patel)は次のように述べています。「Isilon S200がすばらしい結果を出し、記録を達成できたことを大変嬉しく思っています。
また単一のファイルシステムで見た場合、競合他社のもっとも高い値をCIFS IOPS性能で1710%、NFS IOPS性能で176%上回っています。SPECsfs 2008のテスト結果は、ファイルベースのワークフローに向けたアイシロンのパフォーマンス面での競争力を裏付けるものになっています。EMCでは、お客様にデータを最大限に活用してもらえるよう、正しいツールを提供することを最優先に考えています。ビッグデータはもはやニッチな課題ではなく、あらゆる企業にとってのビジネス・チャンスとなっています。スケールアウトNASのアイシロンは、ユーザがデータ・ストアに対する新たな見識を得て、より優れた製品をより早く商品化することで競争力を高められるよう設計された製品です」。

Enterprise Strategy Group Lab(以下 ESG Lab)のバイス・プレジデント、ブライアン・ギャレット(Brian Garrett)氏は次のように述べています。
「ESG Labでは、最新のSPECsfs性能ベンチマークテスト結果により、EMCが新たな世界記録を打ち立てたことを確認しました。単一ファイル システムへの処理能力、帯域幅、容量は、自動ですばやく簡単に追加できるようになっています。EMCは、もっとも要求の厳しいストレージ環境で求められているスケールアウト・アーキテクチャをすでに手にしており、市場で誰もがうらやむ位置につけています」。

IDCのWW Storage Systems部門プログラム バイス・プレジデント、ベンジャミン・ウー(Benjamin Woo)氏は次のように述べています。
「先日発表されたIsilon S200は、ミッションクリティカルで、ランダムアクセスを伴う、トランザクション負荷の高いファイルベース アプリケーションに向けた超高速プライマリ・ストレージとして、商品化までの時間を短縮し、ROIを最大化することを目的に開発されたものです。非常に要求の厳しいワークフローやアプリケーションに応じて拡張でき、少ないスペースで高いパフォーマンスを提供します」。

SPECsfs2008テスト用のスケールアウトNASシステムでは、140 ノードの「Isilon S200」に、デュアルコアIntel Xeon CPU、10,000 RPMの2.5インチ・シリアル・アタッチドSCSI (SAS) ドライブ技術、高性能ソリッド・ステート・ドライブ(SSD)を実装するというシステム構成を取りました。
同システムは、QLogic 9120 DDR IBスイッチを使ったクラスタ間通信レイヤ上に構築され、Brocade MLXe32 10GbEルータにより、 Dell R610 SPECsfsロード ジェネレータと接続されました。

Isilon製品およびSPECsfs性能ベンチマークテストの詳細は リンク をご参照ください。

■SPEC について
Standard Performance Evaluation Corporation (SPEC) は、最新世代のコンピューティング システムの性能を評価するための標準ベンチマークの確立、維持、承認を手掛ける非営利組織です。SPECは、世界の70 以上の大手コンピュータ ハードウェアおよびソフトウェア ベンダー、教育機関、研究機関、政府機関のメンバーで構成されています。

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■EMCコーポレーションについて
EMCコーポレーションは、お客様およびサービスプロバイダーのビジネスの変革を行い、IT-as-a-Serviceを提供する世界のリーディング・カンパニーです。この変革には、クラウド・コンピューティングが基本となっています。EMCは、革新的な製品とサービスによって、IT部門のクラウド・コンピューティングへの旅を加速させ、最も価値ある資産である「情報」を、機敏に、高い信頼性で、効率的に、保存、管理、保護、そして分析を行うことをお手伝いいたします。
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■アイシロンについて
EMCのディビジョンであるIsilonは、スケールアウトストレージ分野のグローバルリーダーとして、お客様のデータ管理をシンプルにする、他の製品にはないソリューションを提供しています。
Isilonの製品は容量にかかわらず導入、管理、拡張がシンプルで、従来のストレージとは異なり、将来の増設予定やパフォーマンス要件、ビジネスニーズの変化にかかわらずシンプルなプラットフォームを実現可能にします。
詳しい情報はリンクもしくはリンク をご参照ください。

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■今回の発表に関するお問い合わせ窓口
EMCジャパン株式会社  マーケティング・コミュニケーション部
広報マネージャ 武村綾 Tel: 03-5308-8888 (代表)/ 03-5308-8867(直通)
E-mail: japanpr@emc.com

■EMC Isilon製品に関するお問い合わせ窓口
EMCジャパン株式会社 アイシロン事業本部 マーケティング部
Tel: 03-5358-7188 / 03-5333-4443 E-mail:marketing-jp@isilon.com

EMC、EMC2、Isilon、OneFSは、米国EMCコーポレーションの登録商標または商標です。
これらの商標は、日本または諸外国で商標登録等により、適用法令で守られている場合があります。
その他の製品の登録商標および商標は、それぞれの会社に帰属します。

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