Press Release
報道関係者各位
2011年6月22日
有限会社アイナス
インターネットの通信品質を机上で再現するための機器
「ネットワークエミュレータ nemu」を発売します
有限会社アイナス(島根県出雲市)は、インターネット通信品質の良否を机上で再現するための
検査機器、「ネットワークエミュレータ nemu 」を開発し7月1日より発売いたします。
本器は、インターネット通信路の品質パラメータである「帯域」「遅延(ジッター)」「パケッ
トロス」の3つのパラメータを自在に調整し、あらゆる通信品質を机上にて再現します。インター
ネットを利用して提供されるサービスにおいて、どの程度までの通信品質にまでサービスが耐えう
るのか等の試験を、本器を利用することで非常に手軽に実施することができます。
付加機能としまして、データ流量グラフ(トラフィックグラフ)表示機能、および、パケット
キャプチャの機能を搭載しており、ネットワーク監視、トラブルシュートなどに広く利用できます。
【機器概要】
商品名 ネットワークエミュレータ nemu
エミュレーションパラメータ 帯域 遅延 パケットロス
最大性能 80Mbps
外形寸法 170 x 160 x 30 mm
質量 0.41kg
標準価格 ¥200,000 (税抜)
その他の仕様等は、商品紹介ページをご用意していますのでご参照ください。
リンク
【開発の背景】
インターネット接続機器やサービスを開発、販売する会社にとって、自社のサービスの使用感は
インターネットの品質に左右されることはわかっていました。しかしながら、その品質を手軽にま
た再現性をもってテストできる機器がなかったため、実際にはサービスインしてみて、顧客の環境
でどのように動作するかを検証する方法が一般的でした。そのため、通信品質に関するトラブルや
性能劣化に対してどのように対応すべきなのか、あらかじめ想定することが難しい状況でした。
本器を使い、想定されるインターネット通信路上での挙動をあらかじめテストを行えば、サービ
ス検証期間の短縮、トラブルシュートの容易化など多くのメリットがあります。
【アイナス社概要】
有限会社アイナスは、平成10年に設立以来一貫してコンピュータ関連システムの開発、販売を
手がけています。平成18年からは、組込システムおよびRuby言語を使ったシステムの開発にも活
動領域を広げ、ハードウェア・ソフトウェア・ネットワークの3つの技術を軸に、広くシステム化、
機器開発を行っています。
特にRubyに関しては、組込システムのウェブコンソールにRubyを適用するためのフレームワーク
「Alone」を、しまね産業振興財団の支援のもと設計・開発を行っており、2010年
RubyWorldConferenceにて披露講演をいたしました。
【本件に関するお問い合わせ先】
有限会社アイナス 担当:東裕人
島根県出雲市小山町227
email: info@inas.co.jp
Tel: 0853 - 20 - 2825
Fax: 0853 - 20 - 2826
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