新開発レンズコーティング「ニコン シークリア ブルー」を発売

株式会社ニコン・エシロール 2011年06月15日 15時55分
From Digital PR Platform


『ニコン』と『バリラックス』の2大メガネレンズブランド製造・販売を行う、国内大手のメガネレンズメーカー、株式会社ニコン・エシロール (本社:東京都墨田区、代表取締役社長兼CEO:セルジュ・ザンス)は、眼への負担を増大させる「青い光」を約10%カットするレンズコーティング「ニコン シークリア ブルー」を新たに開発し、6月1日より順次発売いたします。

今回当社が新たに開発したレンズコーティング「シークリア ブルー」は、デジタル機器に囲まれた現代生活において、眼への負担を増大させる要因の一つといわれる「青い光」を効果的にカットする高機能コーティング です。薄膜を多層に重ねた反射防止膜に「青い光」だけを反射させる特性を付加したことで、透明なレンズでありながら眩しさや、視界のチラつきを防ぐ効果をレンズに持たせることが可能になりました。


<開発背景>
IT技術の進歩とともに、私たちの生活には、液晶モニターを搭載したパソコンや携帯電話(スマートフォン含む)、携帯ゲームおよびテレビ等、様々なデジタル機器が浸透しています。これらのモニター画面からは赤・緑・青といったさまざまな光が出ていますが、より画像を鮮明に表示させるために、特に「青い光」が強く発せられており、デジタル機器での使用が眼への負担を増大させる要因のひとつとなっています。

厚生労働省が2008年に発表した「技術革新と労働に関する実態調査結果」によると、仕事でのVDT(Visual Display Terminal)作業(パソコンを用いた作業)で、身体的な疲労や症状を感じている労働者の割合は68.6%で、そのうち、身体的疲労や症状の内容別(複数回答)をみると、「目の疲れ・痛み」が90.8%と最も多く、次いで「首、肩のこり・痛み」が74.8%、「腰の疲れ・痛み」が26.9%となっています。
※調査結果厚生労働省のHPを参照ください。
リンク
 
こうした身体的症状が進行すると、苛立ちや焦燥感、不眠症などの精神神経症状などを引き起こす「VDT症候群(パソコン病)」や「テクノストレス」につながると考えられています。

このような状況を踏まえ、「見る」ということにこだわり、常に最先端の技術を切り拓いてきたニコンでは、日本の光学機器メーカーの先駆者として、快適な視界と、日常生活における眼への負担を少しでも減らすための技術研究に取り組み、新たなレンズコーティング「ニコン シークリア ブルー」を開発しました。


1. 製品名
ニコン シークリア ブルー(略号:BLU)

2. 発売日
6月1日(水)より順次発売

3. 価格
オープン価格

4. 製品特長
①眼への負担を増大させる「青い光」を約10%カット
可視光線の中でも、エネルギーが強く散乱しやすい、短波長(380-500nm近辺)の「青い光」を約10%反射し、眼への侵入を効果的にカットします。

②視感透過率は97.5%を維持
「青い光」は効果的にカットし、それ以外の光は、光の反射や映り込みを防止する通常の反射防止膜コートレンズと同程度透過させ明るい視界を維持します。視感透過率は97.5%を実現しています。

③焦点距離の差が小さくなることでコントラストが上がり、見え心地が向上
網膜の手前に焦点を結ぶ「青い光」をカットすることで焦点距離の差が小さくなるため、コントラストが上がり、文字や輪郭などがよりはっきりと見えます。

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