Tokyo, May 17, 2011 - ( JCN Newswire ) - オーストラリアの食肉生産者団体であるMLA豪州食肉家畜生産者事業団 (駐日代表:メラニー・ブロック、以下MLA)は、被災地復興に向けた支援活動、「いっしょにがんばろう、日本」プログラムの一環として、5月14日に被災地から畜産農家を招き、シドニーで慈善バーベキュー・イベントを開催し、約25万豪ドル(約2,125万円)の寄付金が集まりましたのでご報告いたします。寄付金は復興支援活動や被災地の学生のための奨学金に充ててまいります。
本イベントには、豪州農業大臣、駐豪日本大使、ラグビー豪州代表元主将らに加え、豪州畜産関連業界幹部や地元レストランの有名シェフら各方面から要人が集結し、多くの地元市民、在豪邦人と交流を深めました。
渡豪した福島県および岩手県の肉牛生産農家3名は本イベント参加に先立ち、豪州農業大臣との面会、キャンベラ近郊の農場訪問、肉牛業界関係者との会談なども行いました。
ジョー・ルドウィグ農業大臣は、「日本の食肉生産業界の皆さんとお会いし、意見交換ができたことを大変嬉しく思います。豪州の肉牛生産者も、近年は様々な自然災害に見舞われながら生産復興を遂げています。そうした経験を踏まえて、豪州の食肉業界が少しでも被災地復興支援のお役に立てればと願っています」と語りました。
MLA駐日代表メラニー・ブロックは次のようにコメントしています。「『いっしょにがんばろう、日本』を通じて、日本と豪州の政府間、そして畜産業者間の相互連携がさらに深まることを期待しています。MLAでは同じ食肉生産に携わる仲間として、今後も引き続き、被災地の復興支援につながるような活動を行ってまいります」。
「いっしょにがんばろう、日本」プログラムはMLA豪州食肉家畜生産者事業団がオーストラリア肉牛協議会、オーストラリア肉牛飼育協会、オーストラリア食肉協会およびオーストラリアの肉牛生産者、加工者のサポートを受け展開する被災者支援プログラムです。
「慈善バーベキュー・イベントに参加した被災地の肉牛生産農家の皆さん」
小沢睦子さん:岩手県陸前高田市出身の肉牛生産者。市内35戸の肉牛生産農家では同氏の農場は最も規模が大きく、生産頭数は55頭。
佐野裕さん:福島県飯舘村にて肉牛生産を営む。生産数は10頭と比較的小規模な農家でありながら、国内を代表する良質な肉牛を生産。
山田信さん:福島県飯舘村出身で、現在は飯舘村産業振興課主任主幹を務めている。長年にわたり飯舘の肉牛業界を牽引。
報道関係者からのお問い合わせ
MLA豪州食肉家畜生産者事業団:
03-3435-6310(メラニー・ブロック)
クレアブ・ギャビン・アンダーソン:
03-5404-0640
概要:MLA豪州食肉家畜生産者事業団
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