【SSK調査レポート】「2011年版ワールドワイド携帯電話中期需要展望」販売

-2011年はSmart Phoneと超ローエンドの2極化市場へ-

2011年5月11日

株式会社新社会システム総合研究所


No.R03O0015
「2011年版ワールドワイド携帯電話中期需要展望」
-2011年はSmart Phoneと超ローエンドの2極化市場へ-
リンク


出版日 2011年3月
価格 99,750円(税込)(印刷タイプ)
ページ数 A4判 121ページ


■概要■
 2010年は2008年と2009年の低迷を脱し、端末需要は再度増勢に転じた。
携帯電話加入状況も新興国の増加により前年の新規加入レベルを上回った。
堅調な背景は中国を筆頭とする新興国の躍進があり、端末ではSmart Phone
がユーザの圧倒的な支持を獲得し端末需要を喚起した。Smart Phoneは
iPhoneが市場をリードしていたが、2010年には各社Androidで
攻勢を強め、Android OSはSymbianに次ぐ2番手の位置を占めた。
参入各社のOS採用動向をみる限り、2011年にはOSの最大手になることは
確実の状況になってきた。

 2010年は有力メーカ間で明暗を分けた1年になった。Apple、RIM、
HTCのSmart Phoneメーカがブームを牽引した一方、上位メーカでは
Nokia、LGがSmart Phone対応の遅れから業績が低迷、両社は
組織再編を断行した。上位メーカではSamsung、Sony Ericsson、
MotorolaがSmart Phoneへのプロダクトシフトに成功、
Sony Ericssonは黒字転換を果たし、Motorolaは収支均衡まで
収益を改善した。

 大手各社がSmart Phoneに注力する間、中国メーカはローエンド市場で
シェアを拡大し端末販売台数が急増した。ZTEは2010年で台数ベースで
Sony Ericsson、Motorolaを抜き、台数シェアトップ10には
ZTEのほかHuawei、TCLもランクインした。

 日本メーカも4月のSony EricssonのXperia 10の上梓を
切掛けに続々と市場参入し、2011年はSmart Phoneを軸に、国内浸透
とともに再度海外進出をうかがう機運が盛り上がってきた。

 本報告書は携帯電話の加入と端末需要をクロス分析している点を最大の特色
としています。2011年に対する市場環境見通しと共に詳細な過去のデータを
踏まえ、2013年までの加入と端末需要を予測しております。加入では主要国
97カ国の加入推移予測、端末需要では新規需要と買換え需要の構成を含めた
市場予測と、2011年における主要メーカ22社の方式別端末販売予測を行いました。
 地域別需要では前回の報告に続き大手5社についてアジア、中近東など7地域別に
2008-2010年の販売台数を精査しました。


<2010年の加入動向>
 ・2010年の新規加入件数はアジアを中心とした新興国が牽引し、
  前年水準を上回った
 ・新規加入を伸ばしたのはインド、インドネシア、バングラデシュ、
  フィリピン、ベトナム、サウジ、ブラジル各国
 ・2010年の新規加入傾向が続けば、
  2011年にインドが累積加入件数で中国を超える可能性
 ・次世代化が加速、2010年のWCDMA、EVDO、
  TD-SCDMAの新規加入は全体の35%へ拡大
 ・世界主要97カ国オペレータ200事業者を徹底調査、推定カバー率94%


<2010年の端末販売動向>
 ・Smart Phone販売台数比率は2009年の14%から
  2010年は22%へ、2011年は32%を予測
 ・2010年は大手5社体制が崩れ、Smart Phoneメーカ、
  中国メーカが台頭、台数シェアで上位へ進出
 ・ZTEは販売台数シェアで4位に浮上、
  中国国産メーカHuawei、TCLもトップ10入り
 ・Nokia、LGはSmart Phone戦略の立て直しへ、
  Nokiaはwindows Mobile 7、
  LGはAndroidに開発を集約


<2011年市場見通し>
 ・次世代化はさらに進み、2011年にはWCDMA、EVDO、
  TD-SCDMAの新規加入件数は全体の過半を超える見込
 ・LTEが有力事業者でサービスを開始、
  大国インドでは次世代の商用サービスが年初から本格化
 ・2011年の端末需要は堅調を予想、Smart Phoneは大幅増、
  フィーチャーフォンは前年割れへ
 ・Apple、HTC、Samsung、
  中国国産メーカが台数シェアで上位を狙う
 ・Smart Phoneはハイエンドの競合のほか
  ローエンドSmart Phoneが新興国で市場化へ
 ・NokiaのWP7フォンの上梓は下半期、開発体制の立て直しが急務
 ・SamsungはAndroid、Bada、WPの多角OS路線を堅持、
  Smart Phoneの大幅増を狙う
 ・AppleはiPhone CDMAに続き6月にiPhone 5を発売、
  iPhoneローエンドの噂も浮上
 ・Sony Ericsson、Motorola、LG、日本メーカ、
  中国メーカはAndroidに開発を集約、差別化が課題に


詳細目次はこちらをご覧ください。
リンク


■発行年月■
2011年3月


■価格■
99,750円(税込)(印刷タイプ)


■発行<調査・編集>■
パックリムリサーチ(株)


■お申込み方法■
下記「リンク先」URLよりお申込みください。
リンク
お申込み後、10日程度でご送付致します。
2週間以内にお手元に届かない場合は必ずご一報下さい。
※乱丁・落丁以外のご返品につきましては、原則としてお申し受け
できませんのでご了承下さい。


■販売・お問合わせ先■
株式会社 新社会システム総合研究所
105-0003東京都港区西新橋2-6-2 友泉西新橋ビル4F
TEL 03-5532-8850
E-mail nbd@ssk21.co.jp

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]