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ザイリンクス、通信プラットフォームの拡大を発表―高い帯域幅とサービス品質が求められる企業やデータセンター、サービスプロバイダーの 100G システムにおけるニーズに対応

ザイリンクス社 2011年05月11日 11時15分
From JCN Newswire

Tokyo, May 11, 2011 - ( JCN Newswire ) - ザイリンクス社(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:XLNX)は5月9日(米国時間)、同社の通信向けポートフォリオを大幅に拡大すると発表した。これにより、業界におけるパケットプロセッシングやスイッチング、トラフィック管理といった新たなソリューションの実装が加速され、広帯域幅と高度なサービス品質(QoS)へのニーズの指数関数的な急増に対応する。ザイリンクスはこの度のポートフォリオ拡大の一環として、トラフィック管理/パケットプロセッシングシリコンIPコアおよびリファレンスデザインの大手プロバイダーであるModelware社を買収した。同社の製品は、システム開発を簡素化し、10Gや40G、100G、またはそれ以上をサポートするネットワーキングアプリケーションの差別化を可能にするものである。ザイリンクスは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)ベースの 100G トラフィック管理リファレンスデザインを業界で初めて導入し、顧客企業が広帯域幅パケットプロセッシングアプリケーションの評価と実装を迅速にできるよう支援する。

ザイリンクスは、Interop 2011 IT Conference and Expo のブース番号 1880 において、FPGA ベースの次世代通信システムを構築するためのソリューションを展示している。ザイリンクスのブースでは、Virtex(R)-6 HXT FPGAを用いた 100Gトラフィック管理リファレンスデザインに加え、ザイリンクスの (元 Modelware 社の) トラフィック管理/パケットプロセッシング IP ソリューションや、業界で初めて顧客企業へ出荷を開始した 28nm FPGA である Kintex(TM)-7 ファミリのデモンストレーションなどを行っている。

米国のリサーチ会社であるインフォネティックスリサーチ(Infonetics Research)社のマティアスマコウィンスキー (Matthias Machowinski) 氏は、「ザイリンクスは、パケットプロセッシング/トラフィック管理とコネクティビティ IP コアのアレーを高いレベルで強固に統合したリファレンスデザイン付きのソリューションを提供することによって、機器メーカーが、Time-to-Market や TCO 削減といったクリティカルなニーズに応えて、サービスプロバイダーや企業ネットワーク、データセンターでのオペレーションとして本格展開が始まりつつある広帯域幅のきめ細かいサービスに対応できるよう取り組みを行っています」と述べている。

新型コンピュータやタブレットPC、スマートホンなどのデバイスを経由してウェブに接続するユーザーが増加しているうえ、ユーザーひとりひとりが複数のデバイス上で数多くのアプリケーションを同時に動作させることが増えているため、帯域幅へのニーズが高まっているだけでなく、企業やデータセンター、サービスプロバイダーのネットワークを介して制御しなくてはならないフローの数が急増している。一方で、ユーザーはあらゆるアプリケーションに最大限の性能と体験品質の向上を期待し要求するようになっている。インフォネティックスリサーチの最近のレポートによると、広帯域幅ポートは急増を続け、2015 年には全出荷ポートの 75%を占めるようになると予想されている。具体的には、40G および 100G ポートが全実装ポートに占める割合は、1%を満たない状況から 25%を占めるようになるまで拡大する*。同時に、複数のネットワーキングマーケットにわたって、サービスプロバイダーがきめ細かいサービスプロビジョニングおよび請求処理を必要とするケースが増えている。

ザイリンクスのコーポレートバイスプレジデント兼通信事業ユニットゼネラルマネージャーのクリシュナランガサイ(Krishna Rangasayee)は、「広帯域幅の通信テクノロジ向けに細かく最適化されている FPGA に加え、Modelware 社のトラフィック管理、パケットプロセッシングポートフォリオを組み合わせることによって、業界をリードするプログラマブルプラットフォームを、ザイリンクスの有線通信関連の多くの顧客企業へのソリューション提供の能力が拡張および加速されます。ザイリンクスは顧客企業にワンストップショップを提供し、彼らが広帯域幅への課題や百万単位のコネクションを有するネットワークのニーズに対応し、サービス品質への需要の変化に追随できるシステム能力を実現するのを支援しています」と述べている。

ザイリンクスは、Modelware 社の買収によって、FPGA に最適化されたパケットプロセッシング、スイッチング、トラフィック管理ソリューションの強化を図っている。これらのソリューションは、100 万キューを超える非常に細かいフロー毎の帯域幅プロビジョニングに対応できるだけでなく、サービスプロバイダーや企業ネットワーク、データセンターといったマーケットに対し、20G から 100G、さらにはそれを超えるスケーラブルな広帯域幅トラフィック集約能力を提供できる。現在、単一 FPGA 上において 64B のパケットサイズで、最大100G 以上の拡張性と、1 秒あたり 1 億 5,000 万パケットのトラフィックレートを実現する FPGA ベースの IP 性能を提供できるのはModelware社だけである。

従来、ASSPベンダーやネットワークプロセッサベンダーが通信業界の課題に取り組む場合は、シリコンデバイスに複数の機能を過剰に詰め込むか、実装後にソフトウェアアップグレードサービスを追加するかいずれかの方法を取っており、どちらの方法でも隠れたコストが発生する原因となった。数年前から、サービスプロバイダーやシステムオペレーター企業は影響の少ないシステム内アップグレードを求めるようになり、OEM ベンダーも、スケーラブルで柔軟性が高く、現場でのアップグレードや特定のニーズにカスタマイズが可能で、しかも TCO コストが低いシステムの構築が可能になるプログラマブルロジックを利用するようになってきた。

Modelware 社のソリューションは、拡張性が非常に高く高度に最適化された IP で構成され、ザイリンクスの FPGA 向けに調整されており、パケットプロセッシングやスイッチング、トラフィック管理といったシステムに幅広く採用されている。現在では、すでに生産を開始している Virtex-6 HXT FPGA を中心として 100G トラフィック管理システムを構築することが可能となった。Virtex-6 HXT は、6.6Gbps GTX トランシーバーと 11.18Gbps GTH トランシーバーを組み合わせることによって業界最高水準のシリアル帯域幅を実現したデバイスである。システムアーキテクトが、広帯域幅ポートの総数の拡大に加え、階層数の拡張や、フローおよび関連するフロー毎の監視、マーキングやシェイピングのコントロール数の増加など、広帯域幅への対応にむけ次世代システムを見直している現在、ザイリンクスは統一 FPGA アーキテクチャにより、28nm 7 シリーズ FPGA ファミリへの移行を可能とし、選択の幅を大きく広げている。Kintex(TM)-7 および Virtex-7 FPGA は、多彩なメモリコントローラと広メモリ帯域幅をサポートしているため、もっとも要求が厳しいパケットプロセッシングやトラフィック管理のコンフィギュレーションにも対応可能である。同クラス FPGA のなかで最高のポート密度を実現する Kintex-7 FPGA ファミリは、12.5Gbps トランシーバーを最高 32 までサポートできる。また、Virtex-7 HT FPGA ファミリは 13.1Gbps トランシーバーを最高 72 まで、28Gbps トランシーバーを最高 16 までサポート可能である。

Modelware社のテクノロジは、HDLCやATM、PWE3といった既存のコアもいくつかカバーしており、ザイリンクスはこれらソリューションの継続的な提供を行うことで、モバイルバックホールスペースのような従来型インストレーションのサポートや、既存システムのメンテナンスの支援、新しいハードウェアの追加を行うことなくTDM から全 IP ソリューションへの容易な移行を支援していく。

* 1G/10G/40G/100G Networking Ports Market Size and Forecast Report(2011年4月14日)


ザイリンクスについて

ザイリンクス(NASDAQ:XLNX)は、プログラマブルロジックのリーディングプロバイダーである。詳しい情報は Web サイト リンク で公開している。

※ザイリンクスの名称およびロゴ、Artix、ISE、Kintex、Spartan、Virtex、Zynq、その他本プレスリリースに記載のブランド名は米国およびその他各国のザイリンクスの登録商標または商標です。その他すべての名称は、それぞれの所有者に帰属します。

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