logo

コヨーテポイントがグローバルサーバロードバランスに関するホワイトペーパーを公開

Coyote Point Systems, inc. 日本事務所は本日、「グローバルサーバロードバランスの導入意義を改めて考える」と題したホワイトペーパーを公開したと発表しました。

3月11日、日本国内観測史上最大の規模を記録した東北地方太平洋沖地震が発生いたしました。この震災により多くの方の尊い命が失われたことに、深い哀悼の意を捧げます。同時に被災された皆様に対し、心よりお見舞いを申し上げます。

2011年4月26日(火)東京発 - アプリケーションデリバリとアクセラレーションソリューションのリーディングプロバイダであるCoyote Point Systems, inc.(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、CEO兼CTO:ウィリアム・キッシュ)の日本支社であるCoyote Point Systems, inc. 日本事務所(東京都千代田区、カントリーマネージャ:小林 容樹)は本日、「グローバルサーバロードバランスの導入意義を改めて考える」と題したホワイトペーパーを公開したと発表しました。

グローバルサーバロードバランスの導入意義を改めて考える
~DR対応におけるアプリケーションシステムのバックアップ~

Coyote Point SystemsのApplication Delivery Controller(ADC)製品Equalizerシリーズはジオグラフィックサーバロードバランス(GSLB)の機能 “Envoy” を実装している。日本ではなかなか馴染みが薄いように思われるGSLBではあるが、改めてディザスタリカバリの一環として取り上げてみたい。

そもそもはCDNソリューションとして
かつてWebアプリケーションやストリーミング、動画配信のネットワークソリューションとして話題になったことがあるコンテンツデリバリネットワークをご存じだろうか。10年以上ネットワークインフラに携わってこられた方は覚えておられるかもしれない。特に90年代後半以降インターネットが一般に普及するにつれ、大手サイトからのリンクやテレビといった他メディアからのリンクにより、普段は想定されていない大量のユーザがサイトへ集中し、反応が遅くなったり、あるいは応答不能になる、といったサーバの高負荷問題が頻繁に発生した。そういった一連の現状を解消するために同一のコンテンツを多くのミラーサーバで地理的、バックボーン的に複数個所に分散させるソリューションとして誕生したのがコンテンツデリバリネットワーク(CDN)であり、特にアプリケーションを配信するサービスプロバイダでは日本全国に同一コンテンツを持ったミラーサーバを配し、ユーザからいちばん近いミラーサーバからユーザへアプリケーションを配信するサービスも用意された。単純なDNSラウンドロビンから、P2P、様々なアプローチを含んだ研究が今日までなされてきており、そのうち地理情報を加味した複雑な配信技術として “GSLB”、グローバルサーバロードバランスあるいはジオグラフィックサーバロードバランスと呼ばれるものがある。しかしながら現在の日本のインターネットバックボーンは世界でも有数の大容量対応のネットであり、インターネットのトラフィックで回線がダウンするようなこともなく、むしろサーバ環境での過負荷をどうするかといった点のみが議論の中心となっていて、CDNを使うソリューションは多いとは言い難い。それでも、あえてGSLBはサーバの重要なソリューションであり、今やクラウド時代のデータセンタソリューションとして重要な意味をもったテクノロジであるという。

広域災害が示した我々のバックアップに対する落とし穴
GSLBはクライアントからのアクセスを、地理的に離れた場所に設置したアプリケーションサーバに振り分けて処理を分散する仕組みであり、いわゆる “広域サーバ負荷分散” である。これは具体的には,物理的に離れた場所に同じデータを格納したサーバを複数ロケーションに設置したうえで、ユーザからのアクセスに対し事前に設定した分散方式に基づいて最適なIPアドレスを返信するものである。例えば東阪間にデータセンタを持っている場合、どちらのサーバにも同じデータを格納、同期させ、大規模な停電時などにどちらかのアプリケーションサーバがダウンしようとも、全体のサービス停止を妨げることが可能である。例え1ヵ所のロケーションにあるシステムが一瞬にしてダウンしても、別のロケーションに同様のコンテンツを持つサーバが生きてサービスを提供していれば、全体のサービス停止を防げることが可能なのである。

日常、多くの企業はその日使ったデータそのもののバックアップをしているであろう。これはなんらかの事象によって使っているシステム上のデータが喪失することを恐れての対応なのは言うまでもない。しかしながら、Webサービスなど、“現時点”で稼働しているシステムおよびサービスをバックアップすることについてはいかがであろう。突然の大規模停電が発生した場合にアプリケーションやそのサービスが継続的に提供およびバックアップできることは極めて重要であるし、また、緊急時の伝言板も含めたリアルタイムでのWebサービスがバックアップされていることは必要なことである。今回の東北地方太平洋沖地震の発生と、その後の電力会社による大規模計画停電は、企業および市民生活上、様々な問題を提起している。そのような中でネットワークやアプリケーションシステムそのものを地理的に別の場所にバックアップとして持ち、かつ同期させ、一方のシステムが万が一ダウンした場合でもそのサービスを継続させることは非常に重要なことだと我々は改めて認識せざるを得ない。砂漠を跨いで東海岸と西海岸でシステムを運用するような米国では緊急時のシステムのバックアップは常に想定されており、数年前にNYで大規模停電があったことが記憶の片隅にあるが、その際にもアプリケーションサービスの提供においてGSLBが使われていた。もちろん多くの日本の企業でもそういった対応は想定しているであろうが、今回のような広域な被災と長期的な電力危機によって、改めてディザスタリカバリ、地理的なシステムのバックアップについて認識することは重要と考える。

もちろん、現在、グローバル化が進む国際企業ではGSLBはディザスタリカバリとしてだけでなく、純粋にビジネスを展開するにあたって重要なソリューションである。例えばロンドンのデータセンタのシステムをメンテナンスする際に、東京もしくはニューヨークのデータセンタのシステムに負荷分散するなどのアプローチは“ビジネスの継続性”を提供できるからである。

Coyote Point SystemsのGSLB “Envoy”
今回、地震の怖さと同時に情報の遮断がいかに恐ろしいものなのか再認識をされた方も多いであろう。企業においてはビジネスの継続性がいかに重要なものなのかを認識した方も多いであろう。自社でサーバを管理するにしても、あるいはデータセンタにサーバを預けてクラウド化を推進するにしても、それぞれの企業のアプリケーションシステムのバックアップは重要であり、地理的に離れた場所に普段使っているものと同一のアプリケーションシステムを持ち、サービスを継続的に提供することの意義は上記で述べた通りである。

Coyote Pointは12年以上にわたってロードバランサの技術にこだわってきた。それは同時にCDNのソリューションの歴史を見てきたとも言える。まさにロードバランス機能を超えたApplication Delivery Controller(ADC)への機能拡張の歴史でもある。累計12,500台以上の販売実績のEqualizerをプラットフォームとしたCoyote PointのGSLB機能である “Envoy” は、DNSベースのジオグラフィックサーバロードバランスであり、BGPのような複雑なルーティングプロトコルに代わるシンプルかつスケーラブルなソリューションである。Coyote Point独自のプロトコルによって近接性とトラフィックの遅延を判断し、もっとも適したサーバにアクセスをするように設計されている。
              
しかしながら、負荷分散装置自体が “高価なソリューション” と思って回避してきた企業も多いかもしれない。多機能化を避け、純粋にADCに特化した機能搭載のCoyote PointのEqualizerは、競合他社と比較して値頃感のある価格帯でのGSLBソリューションの提供が可能である。ちなみにEnvoyはEqualizer E350GXおよびE450GXのオプションでの購入が可能で、E650GXでは製品そのものにバンドルされている機能である。

また、仮想環境に対するソリューション、ADCの仮想アプライアンスのみならず、仮想サーバに対する負荷分散機能を提供するVLBとともに、Envoyのソリューションを提供することも可能である。地理的なアプリケーションシステムのバックアップの検討の中の1つの選択として、Coyote Pointのソリューションを加えるのも一考であろう。

【コヨーテポイントについて】
Coyote Point Systems Inc.は、アプリケーションデリバリ、アクセラレーション、負荷分散ソリューションのリーディングプロバイダであり、Webサーバやアプリケーションサーバの効率的なコントロールを実現します。コヨーテポイントのEqualizer、Envoy、VLBは、パフォーマンス、価格、使いやすさのコンンビネーションにおいて業界最高レベルを誇り、サーバの24時間365日の高可用性、サーバとWANパフォーマンスの最適化、柔軟な拡張性、そしてアプリケーションとネットワークアクセスの安全性を確保します。コヨーテポイントは本社をカリフォルニア州サンノゼに置いています。詳細はwww.coyotepoint.comをご覧ください。

※ 本リリースに記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

【本プレスリリースに関するお問い合わせ】
Coyote Point Systems, inc. 日本事務所
〒100-6162
東京都千代田区永田町2-11-1山王パークタワー3F
エクゼクティブ・センター内
電話: 03-6205-3093
E-MAIL: jpinfo@coyotepoint.com
Webからのお問い合わせ: リンク
URL: リンク

このプレスリリースの付帯情報

Envoy

(画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。)

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。