2014年にはスマートフォンの5台に1台はNFC機能付きになるだろう

英国の市場調査会社ジュニパーリサーチ社が出版レポート「NFC小売マーケティングとモバイル決済市場調査:2016年までの予測と戦略 - NFC Retail Marketing & Mobile Payments:Markets, Forecasts & Strategies 2011-2016」のプレスリリースにおいて、北米は2014年にすべてのNFCスマートフォンの半分を占めるだろう、との予測結果を発表しました。

英国調査会社ジュニパーリサーチ社の調査レポート「NFC小売マーケティングとモバイル決済市場調査:2016年までの予測と戦略 ― NFC Retail Marketing & Mobile Payments:Markets, Forecasts & Strategies 2011-2016」は、今後3年間でNFCサービスが急速に普及し、2014年には世界のスマートフォンの少なくとも5台に1台に非接触近距離通信機能が搭載されるだろうと報告している。この成長は、短期的には、2012年末までに20ヶ国の採用先進国で、モバイルネットワーク事業者がサービスを開始することで促進されるとジュニパーリサーチ社は分析している。


NFCチップセットを搭載する端末メーカーがますます増加し、NFCによる支払いや、クーポンやスマートポスターによる小売りマーケティング機能は、西欧や北米などの先進地域のスマートフォンユーザーの間では当たり前になるだろう。


この調査レポートの著者であるジュニパーリサーチ社のアナリストHoward Wilcox氏は、「いまだ障害は残っているものの、携帯事業者の成功と端末ベンダの発表に促進されて、近距離通信の将来は明るいだろう。例えばフランスのオペレータは、今年100万台のNFCデバイスの販売を予測している」と述べている。


モバイル商取引機能を重視しているGoogleやフランステレコムオレンジ、テレフォニカなどの主要企業は、NFCに非常に注目している。この調査レポートは、大きな収益機会はあるものの、NFCサービスがクリティカルマスに達する前にビジネスモデルを開発しなければならないとも指摘している。


この調査レポートは、NFCチケットと小売り支払いの両方の、ユーザ数、取引数、金額という主要な市場パラメータのすべての6年間の予測を行っている。クーポンやスマートポスターなどの付加価値的な小売りマーケティングサービスのビジネスチャンスを解説し、市場に影響を与える促進要因と阻害要因を指摘し、14社のベンダの現状を追跡調査している。


上記以外の調査結果は、下記の通りである。

●北米は、2014年にすべてのNFCスマートフォンの半分を占め、西欧がそれに続く
●銀行、携帯電話会社、交通関連企業、店舗など多くの産業がかかわり、サービスが複雑になっていることはNFCの登場における課題である


【調査レポート】
NFC小売マーケティングとモバイル決済市場調査:2016年までの予測と戦略
NFC Retail Marketing & Mobile Payments
Markets, Forecasts & Strategies 2011-2016
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