IC市場は2011年1月にうれしいショック!

米国の市場調査会社ICインサイツ社が出版レポート「The McClean Report 2011
」のプレスリリースにおいて、2011年1月の世界のIC販売は214億ドルで、2010年1月の同月比較では16%上昇した、との調査報告を発表しました。

2010年第4四半期から2011年第1四半期のIC販売は記録的な成長であった。米国の半導体専門調査会社ICインサイツ社は、2011年の力強い成長を予測している。

1ヶ月で1年間の成り行きを推し量ることはできないとはいうものの、2011年1月の世界の半導体の月間販売実績をみれば、ICと半導体市場の5%以下の低い市場予測は見直されなければならないだろう。

1月の好調な販売実績によれば、2011年2月以降の低い成長予測をするような予測は改められなければならないだろう。


WSTS (World Semiconductor Trade Statistics)の最新の発表によれば、2011年1月の世界のIC販売は214億ドルで、2010年1月の同月比較では16%上昇し、2010年12月に比べてたった4.5%の下落だった。12月から1月の半導体市場の下落は、1990年1月以来の小幅に留まり、実に21年ぶりのことである。1990-2010年の12月から1月の半導体販売の下落は平均17%であり、1999-2010年では約20%である。


1984年からの世界の1月ー12月の半導体市場成長は平均-1.2%である。また、1984年以来の最も大きい1月ー12月のIC市場の増加は、1986年に11%だった。2011年1月のIC販売実績を1999-2010年の2月(3%)、3月(28%)の平均成長に当てはめれば、2011年の第1四半期のIC市場は716億ドルとなる。1999年以来の2月3月の成長が最も低い成長率(例えば2007年2月の-7%と2005年3月の19%)を使った最悪のシナリオであったとしても、2010年第1四半期から2011年第1四半期のIC市場の成長率は3%となる。


【調査レポート】
The McClean Report 2011
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