ヒュンダイモーターカンパニー・キアモーターズコーポレーション 全社PLMシステムとしてPTC(R) Windchill(R)を選定

PTCのPLMソリューションが、グローバルに展開する自動車メーカーの 開発プロセスの大幅改善を支援

【2011年1月27日】製品開発を支援するPLMソリューションのリーディング・プロバイダであるPTC(本社:米国マサチューセッツ州、Nasdaq: PMTC、社長兼CEO:ジェームス・E・へプルマン)の日本法人であるPTCジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、社長:桑原 宏昭)は、本日、世界第5位の自動車メーカーで、マーケットシェアベースで最も高い成長率を誇るヒュンダイモーターカンパニー・キアモーターズコーポレーション(現代・起亜自動車グループ)が、全社PLMの取り組みにおける戦略的パートナーとしてPTCを選定したとの米PTCの発表を明らかにしました。

現代・起亜自動車グループは、2年間にわたる総合ベンチマークテストならびに選定プロセスを経て、重要な製品データや関連する自動車開発プロセス全体を管理することを目指し、複数のシステムを単一プラットフォームに統合するための全社PLMソリューションとしてPTCのWindchill を選定しました。同社は、Windchill PLMシステムを開発中核部門に導入し、社内外のバリューチェーン全体で活用する予定です。


現代・起亜自動車グループ研究開発センター副会長のH. S. リー博士(Dr. H. S. Lee)は「現代・起亜自動車グループの事業成長計画に対応するため、我々はグローバル規模でのコンカレント製品開発の推進と、急速に変化する車両開発ニーズへの対応を優先するという判断をしました。我々の要件を満たすPLMソリューションを探し始めたのが2年前になりますが、総合的なベンチマーク検証でのWindchillが収めた素晴らしい結果、PTCのパワートレーン開発における優れたパートナーとしての実績、自動車産業において高まるPTCの存在感、を理由としてWindchillを選定しました」と述べています。


すでに始まっている導入プロジェクトの第1フェーズ(段階)では、車両全体の構成情報である設計BOMならびに設計変更管理のための環境が構築されます。また、同フェーズにはCATIAデータ管理ならびにデジタルモックアップ(DMU)も含まれます。導入されるシステムは段階的にグローバル展開される予定です。


PTC社長兼最高経営責任者(CEO)のジェームス・E・ヘプルマン(James E. Heppelmann)は「世界の自動車産業全体において最も大規模で、高い成長率を誇り、重要なブランドである現代・起亜自動車グループと協業できることを誇りに思います。グローバルに展開する自動車メーカーである同社は、変化への素早い対応、グローバルマーケットに存在する独特のニーズのサポート、事業を展開する各国での開発から生産までの品質確保を目指し、すべての車両開発プログラムのデータや業務プロセスを一元管理できる環境を構築し、メリットを享受することになります」と述べています。


さらに、へプルマンは「変化が激しく、要求レベルの高い自動車産業において、現代・起亜自動車グループが前進するためにPTCを選定いただいたことを非常に喜ばしく思います。今回の決定は、自動車産業におけるPTCのPLMビジネスの勢いを明確に示すものであると考えます」と述べています。


自動車産業のニーズに対応するPTCソリューションは、自動車メーカーおよびサプライヤ両者の製品設計、製品ライフサイクル管理のニーズに対応するよう開発されています。PTCのエンタープライズ3次元設計、製品データ管理、コラボレーション領域のソリューションは、パワートレーンサプライヤ上位10社中8社、自動車メーカー上位5社中3社で活用されています。


【ヒュンダイモーターカンパニー・キアモーターズコーポレーション(現代・起亜自動車グループ)について】
ヒュンダイモーターカンパニーならびにキアモーターズコーポレーションで構成される世界第5位の自動車メーカーです。


【ヒュンダイモーターカンパニー(現代自動車)について】
ヒュンダイモーターカンパニーは1967年に創業し、ヒュンダイモーターグループに成長・拡大した企業です。2007年からは世界第5位の自動車メーカーとなっており、20数社の自動車関連子会社・関連会社を有しています。同社は海外に6か所の製造拠点を有し、2010年の販売台数は360万台に及びます。ヒュンダイ製自動車は世界186か国の約5,300店のディーラーで販売されています。ヒュンダイモーターカンパニーならびに同社製品に関する情報は www.hyundai.com をご覧ください。


【キアモーターズコーポレーション(起亜自動車)について】
1944年創業のキアモーターズコーポレーションは、韓国で最も歴史のある自動車メーカーです。同社はヒュンダイモーターグループに属し、世界有数の自動車ブランドとなることを目指しています。年間150万台を超える車両が8か国、13の製造・組立拠点で生産されており、172か国におよぶディストリビューター・ディーラーネットワークを通じて販売され、サービスが提供されています。現在42,000名以上の従業員を有し、年間売上高は146億米ドルを超えます。


【PTCについて】
PTC (本社:米国マサチューセッツ州、Nasdaq: PMTC、The Product Development Company(R))は、企業の製品開発戦略の推進と、開発プロセスの最適化を支援する、製品開発ソフトウェアソリューションおよび関連サービスの開発、販売、サポートをしています。PTCは、CADおよびエンタープライズPLMソリューションが高度に連携する環境を提供し、製品ライフサイクル全体を通じて製品情報の作成・管理プロセスを改善し、製品開発プロセスの最適化を支援します。


【PTCジャパンについて】
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。PLMソリューション製品群「Windchill」、コラボレーション環境に対応した機械系高機能3次元CAD/CAM/CAE「Creo Elements/Pro」(旧「Pro/ENGINEER」)、ダイレクト・モデリング・ソフトウェア「Creo Elements/Direct」(旧「CoCreate」)、製品情報提供ソリューション「Arbortext」、技術計算/ドキュメント化支援ソフトウェア「Mathcad」、データ・ビジュアライゼーション・ソフトウェア「Creo Elements/View」(旧「ProductView」)、製品分析ソフトウェア「InSight」を販売、併せて製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービスを提供。1992年3月設立。国内4事業拠点。
Webサイト:リンク


* PTC製品の採用またはサービスの利用予定に関する発表は、必ずしもそこから生じる売上の認識時期や特定の期間の売上水準の指標となるものではありません。



* PTCの社名、ロゴマークおよびThe Product Development Company、Mathcad、Windchill、Creo、Pro/ENGINEER、CoCreate、ProductView、Elements/Pro、Elements/Direct、Elements/View、Arbortext、InSightなどすべてのPTC製品の名称およびロゴマークは、PTC(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。


以上

関連情報
http://www.ptc.com/
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