マイクロセミ、ホーム・エンターテイメントの接続性に関する標準化団体であるHDBaseT Allianceに参加

セキュアでスマートなネットワーク世界の構築を目指す半導体技術のリーディング・プロバイダであるMicrosemi（米国カリフォルニア州アーバイン、Nasdaq: MSCC）は、HDBaseT<TM> Alliance
（リンク）にContributor Member（賛助会員）として参加したことを発表しました。マイクロセミは、その高度な技術を効率性に優れたクリティカルな電源ソリューションの開発に活用し、デジタル・ホーム・エンターテイメント機器のエネルギー効率の向上を推進することにおいてこのアライアンスを支援していきます。

HDBaseT Allianceは、異なる業界の企業が参加する標準化団体として、LG Electronics社、Samsung Electronics社、Sony Pictures Entertainment社、およびValens Semiconductor社によって設立されました。このアライアンスは、HDBaseT技術の普及と標準化を行うことを目的に結成されました。HDBaseT技術では、100メートル（328フィート）の距離を通常のCAT5イーサネット・ケーブルを使用して、非圧縮のフルHD（高密度）マルチメディア・コンテンツ、制御信号、および電力を伝送することが可能になり、インターネットへの接続性も提供されます。また、HDBaseTのケーブル経由での電力の伝送機能（power over cable）では、電力を送る手段として1本のイーサネット・ケーブルを使用し、他の電源を使用せずに100ワットの電力をデバイスに送ることが可能になります。


HDBaseT Allianceの会長兼議長であるAriel Sobelman氏のコメント
「HDBaseT Allianceの重要なメンバーであり代表としてのマイクロセミ社の参加を歓迎するとともに名誉に思っています。マイクロセミのような業界をリードする企業のサポートを得ることで、HDBaseT技術は、ゆるぎない次世代のホーム・ネットワークの伝送手段となることができます。このアライアンスのメンバーが持っている貴重な専門技術を活用し、協力して作業をすることによって、この目標を達成できると
確信しています。」

さまざまな革新的な電力管理技術の中で、マイクロセミはPower over Ethernet（PoE）技術のイノベーションと提供において確固たる実績を持っています。現在までに、マイクロセミには、すでにCAT5ケーブル経由での効率的な100 Wの駆動が可能なPD69000およびPD69100 PoE ICファミリーを含む9千万ものPoEポートを出荷した実績があります。

マイクロセミのアナログ・ミックスド・シグナル・グループ担当副社長兼ゼネラル・マネージャのPaul Pickleのコメント
「HDBaseT Allianceのゴールは、セキュアでスマートなネットワーク世界の構築を目指すというマイクロセミの企業戦略と完全に同期しています。マイクロセミは、高性能で高品質なマルチメディア・エクスペリエンスを非常に低い消費電力で提供するという課題を達成する方針です。今日の急速に発展しているHDコンテンツの世界では、ますます電力が課題になってきます。」


Microsemiについて
Microsemi Corporation（Nasdaq：MSCC）は、半導体技術について業界で最も幅広いポートフォリオを提供しています。システムに関する最もクリティカルな課題を解決するという方針に基づいて、Microsemiは、高性能で優れた信頼性を備えたアナログ・デバイスとRFデバイス、ミックスド・シグナルを統合した回路、FPGA、カスタマイズ可能なSoC、およびサブシステムなどの製品を提供しています。Microsemiは、防衛、セキュリティ、航空宇宙、企業、商用、産業の各市場において、世界各国の主要なシステム・メーカーにサービスを提供しています。詳しい情報は、ウェブサイトwww.microsemi.comをご覧ください。

Actel Corporationおよびアクテルジャパン株式会社は、2010年10月4日に発表されたMicrosemi Corporationによる買収により、Microsemi Corporationの一部門となっています。

全ての商標は、Microsemi Corporationに所有権が帰属します。その他の全ての商標とサービスマークは、それぞれの企業・団体に所有権が帰属します。


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