PTC(R)、MATHCAD(R) PRIME(TM) 1.0をリリース

刷新されたタスクベース、ドキュメント中心の計算環境でユーザーならびに開発プロセスを効率化

【2011年1月18日】製品開発を支援するPLMソリューションのリーディング・プロバイダであるPTC(本社:米国マサチューセッツ州、Nasdaq: PMTC、社長兼CEO:ジェームス・E・へプルマン)の日本法人であるPTCジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、社長:桑原 宏昭)は、本日、次世代工学技術計算ソフトウェアMathcad Prime 1.0を米PTCがリリースしたことを明らかにしました。Mathcadの高度な機能に加え、オープンアーキテクチャならびに数学的表記でそのまま計算できる高い操作性により、重要な技術計算のプロセスの効率化を実現します。Mathcad Prime 1.0は、新たに開発されたタスクベースのユーザー・インタフェースで、ドキュメントの書式編集ではなく技術計算の実施に専念することが可能になります。

Bureau Veritas社 治金処理(Metallurgical Processing)部門プロジェクトマネージャーのマルティン・ヴァン・ウィック(Martin Van Wyck)氏は「Mathcad Prime 1.0のチュートリアルは、とにかく素晴らしいの一言に尽きます。わかりやすく、必要な情報が素早くユーザーに提示されます。新たなマトリクス選択や設定は、従来のバージョンから格段に進歩しています。Mathcad Prime 1.0は使いやすくユーザーフレンドリーで、直観的なツールに仕上がっています」と述べています。


Mathcadは計算式、文字、画像情報をわかりやすい書式で表示するため、ナレッジの蓄積、再利用、設計検証に活用でき、製品の品質向上、納期短縮に貢献します。同製品はPTCの製品開発システム(PDS)の構成要素であり、Creo(TM) Elements/Pro(TM)(旧Pro/ENGINEER)やWindchill(R) 等、他のPTC製品との連携機能により、生産性向上、業務の効率化、ユーザー間ならびに部門間のコラボレーション強化を実現します。


Mathcad Prime 1.0のハイライト

- 新しいタスクベースのインタフェース: 生産性を向上すると同時に、使い慣れない機能や特性を短時間で容易に習得可能に


- ドキュメント中心の計算環境: 標準的な数学的表記を文字、画像、グラフ情報と組み合わせて、複雑な計算式を含む詳細で専門的な技術文書を短時間で容易に作成。ドキュメントはMathcadユーザー以外でも理解しやすく、企業全体における設計・開発ナレッジの効果的な共有に対応


- 高度な数式検討機能: 高度な機能ならびにデータの表示、操作、解析、グラフ作成や単位系の概念を完全にサポートする環境


- 単位系の動的サポート: 計算プロセス全体にわたって単位系にフル対応し、ミスの低減、計算結果の精度向上を通じて業務プロセスの効率化に貢献


- 直観的な数式エディター: 問題の条件や解が通常の数学的表記でそのまま表示されるWYSIWYG (What You See Is What You Get) 数式エディターにより、計算自体に集中できるようになり、ドキュメントの操作に費やす時間を削減できる環境を提供


PTC Mathcadビジネスユニット シニアゼネラルマネージャーのジェイク・シンプソン(Jake Simpson)は「PTCは今後とも最高の工学技術計算ツールを提供すべく、Mathcadの開発をさらに進めていきます。Mathcad Prime 1.0では、ユーザーはドキュメントの書式編集ではなく複雑な技術的問題の解を求めることに集中できます。ドキュメントはそのまま共有可能な書式で作成できるため、問題の解決が進めやすく、技術的な意図が把握しやすくなります。その結果、読みやすい書式のドキュメントに基づく適切な意思決定のための環境が整うことになります。データ管理等のベストプラクティスと組み合わせることで、開発チームが重要な設計履歴を知的財産(IP)として蓄積する標準ツールにMathcadが位置づけされることを確信しています」と述べています。


Mathcad Primeのバージョンアップと製品出荷予定
Mathcad Prime 1.0 は、全標準対応言語版にて現在提供中です。


* 特性、機能を含む製品リリース時期は、PTCの判断で変更されることがあります。


Mathcad Prime購入に関する情報は www.ptc.com のMathcad製品ページをご覧ください。


本リリースに関する画像については、以下のURLよりご参照いただけます。
リンク



【PTCについて】
PTC (本社:米国マサチューセッツ州、Nasdaq: PMTC、The Product Development Company(R))は、企業の製品開発戦略の推進と、開発プロセスの最適化を支援する、製品開発ソフトウェアソリューションおよび関連サービスの開発、販売、サポートをしています。PTCは、CADおよびエンタープライズPLMソリューションが高度に連携する環境を提供し、製品ライフサイクル全体を通じて製品情報の作成・管理プロセスを改善し、製品開発プロセスの最適化を支援します。



【PTCジャパンについて】
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。PLMソリューション製品群「Windchill」、コラボレーション環境に対応した機械系高機能3次元CAD/CAM/CAE「Creo Elements/Pro」(旧「Pro/ENGINEER」)、ダイレクト・モデリング・ソフトウェア「Creo Elements/Direct」(旧「CoCreate」)、製品情報提供ソリューション「Arbortext」、技術計算/ドキュメント化支援ソフトウェア「Mathcad」、データ・ビジュアライゼーション・ソフトウェア「Creo Elements/View」(旧「ProductView」)、製品分析ソフトウェア「InSight」を販売、併せて製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービスを提供。1992年3月設立。国内4事業拠点。
Webサイト:リンク



* PTCのソフトウェア製品またはサービスの提供開始に関する発表は、必ずしもそこから生じる売上の認識時期や特定の期間の売上水準の指標となるものではありません。製品(特性、機能を含む)リリース時期はPTCの判断で変更されることがあります。



* PTCの社名、ロゴマークおよびThe Product Development Company、Mathcad、Mathcad Prime、 Mathcad PrimΣ、Windchill、Creo、Pro/ENGINEER、CoCreate、ProductView、Elements/Pro、Elements/Direct、Elements/View、Arbortext、InSightなどすべてのPTC製品の名称およびロゴマークは、PTC(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

関連情報
http://www.ptc.com/
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]