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コンテナ型データセンタを活用したシステム運用サービス開始について

-湘南センタに設置した第1号機をモデルに、遠隔運用サービスをSMB向けに展開-

 株式会社日立情報システムズ(取締役社長:原 巖、本社:東京都品川区大崎、以下 日立情報)は、データセンタ機能一式(IT 機器、電源・空調設備)をコンパクトに収容したコンテナ型のデータセンタ(以下コンテナ DC)を活用し、クラウド時代を見据えた新しいタイプのシステム運用サービスを本年3月より開始します。これに先立ち、コンテナDCの第1号機を日立情報の湘南センタ(神奈川県足柄上郡中井町)の屋外に設置し、自社システムの遠隔運用・監視を12月27日より開始しました。 日立情報ではこの第1号機をモデルに、コンテナDCの構築からシステムの移設、遠隔運用・監視までをお客様の注文に応じて短期間で提供するソリューションサービスを、中堅・中小規模企業や自治体等に向け営業活動を開始します。

クラウドコンピューティングの急速な普及により、データセンタの機能をより短期間かつ柔軟に導入したいというニーズが高まっています。こうした背景から、サーバなどのIT機器や電源・空調設備を輸送用のコンテナに収容したコンテナDCが注目を集めています。
 コンテナDCは屋外に設置できることからデータセンタ機能の移設、増設、撤去が容易で、消費電力の削減にも寄与するため、既に米国では大手IT企業を中心に建設が加速しています。こうした米国の動きを受け、国土交通省ではコンテナDC を建築基準法上の建築物の規制対象から除外することが検討されています。また、総務省でもコンテナDCの消防設備を緩和する検討に入るなど、諸法令の規制緩和の動きが活発化しています。
 日立情報は、強みであるデータセンタの運用技術と仮想化技術をベースに、クラウド型サービスのインフラ整備、データセンタの遠隔運用・自動化推進、各種業務アプリケーションのクラウド型サービス提供など、クラウド事業の強化・拡大に注力しています。これに合わせて、2009年9月に高集積と省エネルギーを兼ね備えた日立の「モジュール型データセンタ(MDC)」を湘南センタに構築し、日立情報独自のノウハウを加え無人運用を開始するなど、環境に配慮した次世代型データセンタの開発・運用にも取り組んでいます。
 今般、MDCで培った高集積・省エネルギー技術を踏まえ、建築物としての要件を満たしたコンテナDCの第1 号機を日立情報の湘南センタに導入し、12月27 日より自社システムの遠隔運用・監視を開始しました。コンテナ DC は、日立情報が独自に開発した20ft(約6m)のコンテナ型ボックスにIT 機器や電源・空調設備を搭載し、中堅・中小規模の企業の利用に適したコンパクトなサイズにチューニングを施したものです(注1)。システムは日立情報の統括コントロールセンタからリモートで運用・監視し、IT 機器と電源・空調設備の連携自動化により無人運用を実現しました。PUE(Power Usage Effectiveness)も1.3 以下と、高レベルの省エネルギー化を実現しています。また、オンサイト、オフサイトを組み合わせたハイブリッド運用も可能で、ネットワークが接続可能な環境であれば、国内外を問わず短期間で設置・利用が可能です。
 日立情報では自社システムを運用するコンテナ DC 第1 号機をモデルに、システムの運用負担を軽減し、拡張や縮小にもタイムリーかつ柔軟に対応できるクラウド時代を見据えた新しいタイプの運用サービスを、中堅・中小規模企業や自治体等に向け展開してまいります。


<コンテナDC(第1号機)の概要>
・所在地:神奈川県足柄上郡中井町 日立情報湘南データセンタ屋外
・設置面積:15㎡
・サービス開始日: 2010年12月27日

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このプレスリリースの付帯情報

<湘南センタに設置したコンテナDCの第1号モデル>

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