Atlanta 2000、ホームゲートウェイ向けにクラス最高のアプリケーションパフォーマンスを提供

Shelton, CT, Jan 5, 2011 - (JCN Newswire) - TranSwitch Corporation (NASDAQ: TXCC)は、Atlanta 2000(TM)プロセッサファミリーが、競合ソリューションと比較して、クラス最高のパフォーマンススコアを達成したことを、本日発表しました。特にAtlanta 2000は、JavaのパフォーマンスレベルであるCaffeineMarkスコアで、7,000を達成しました。これはつまり、Atlanta 2000(TM)ベースのホームゲートウェイ、統合アクセスデバイス(IAD)、およびIP-PBX上では、HGI(Home Gateway Initiative)のソフトウェアモジュール方式テストの基準を満足させつつ、より多くのソフトウェアアプリケーションを同時に実行できるということです。Atlanta 2000(TM)は、OSGi(Open Services Gateway initiative)技術をベースにしたソフトウェアモジュール方式で、サービスプロバイダと機器メーカーが新しいソフトウェアアプリケーションを作成する際の開発・展開・保守コストを削減するというメリットがあります。


「TranSwitchはホームゲートウェイ市場では重要なICサプライヤで、HGIの活動に多大な貢献をしています。」とHGIの最高技術および事業責任者のDuncan Bees氏は述べました。「TranSwitchは2010年のHGIテストイベントに参加し、ルーティングパフォーマンス、ソフトウェアモジュール方式、IPv6、QoS (Quality of Service)などの分野で、サービスプロバイダの最新の要件に関してAtlanta 2000を評価し、大きな進歩を達成しました。ホームゲートウェイCPUにOSGiを実装することで、TranSwitchなどのメーカーは、サービスプロバイダ向けに、現場で使用されているホームゲートウェイに動的に提供できるようなアプリケーションという独自のアフターマーケットオポチュニティを新たに生み出すことができます。」


「CaffeineMarkスコアで7,000を達成し、HGIソフトウェアモジュール方式テストスイートに準拠していることも確認されましたので、TranSwitchがAtlanta 2000プロセッサファミリーを発売する上で必要な成功への道筋は、すべて揃ったと言えるでしょう。」と、TranSwitch社CPE製品マーケティング部長のWilliam McDonaldは述べました。「お客様が次世代製品を選択する際には、テストの結果を考慮に入れるものですので、競合他社に対する具体的な優位性を実証でき、喜んでおります。」


技術的背景
- CaffeineMarkは、JavaインタープリタであるJVM (Java Virtual Machine)が、特定のハードウェアプラットフォーム上で実行された場合のスピードを計測する業界ベンチマークです。


- JVMは、Atlanta 2000のバリュープロポジションの主な要素である2つのテンシリカXtensa LX2 RISCコアの1つで実行されます。これらのコアには3命令同時実行可能という独自機能がありますので、他のプロセッサと比べてはるかに低いクロックレートで、7,000のCaffeineMarkスコアを達成しました。通常消費電力1.3ワットで、画期的なパフォーマンスを実現しています。


- OSGi実装は、多くのJavaベース製品で使用されている一般的な汎用オープンソースOSGiプラットフォームで、Makewaveにより主導および保守されているKnopflerfish 3.0をベースにしています。


Atlanta(TH) 2000製品ファミリーの主な事実とハイライト:
- ギガビットレートのパケット処理アプリケーション用に最適化されている通信プロセッサです。
- 最大2ギガビット/秒のデータ転送速度で、IPパケットルーティング、暗号化、メディア処理などを必要とするさまざまなアプリケーション向けに、最小の電力とBOMコストでクラス最高のパフォーマンスを提供します。
- これらのアプリケーションには、セキュアなトリプルプレイホームゲートウェイ、IAD、IP-PBXなどが含まれています。
- ターンキー・ホームゲートウェイやAsteriskベースのソフトウェアプラットフォームなどの、包括的なリファレンスデザインを利用できますので、機器ベンダは、最短の開発期間と最小のコストで、高いROI (投資回収率)を上げることができます。


最近発表されたソフトウェアアプリケーション:
- J2ME JVM CDC 1.1 - FP 1.1
- phoneME JITコンパイラ
- Knopflerfish 3.0 OSGiフレームワーク


TranSwitch Corporationについて
TranSwitch Corporation (NASDAQ: TXCC) は、急速に成長している家電および電気通信市場向けの半導体ソリューションの提供で、業界をリードしている企業です。TranSwitch(R)の創立は1988年で、本社は米国コネチカット州シェルトンにあります。同社は、次世代MMoIP (multimedia over IP)向けにクラス最高品質の音声・動画を提供するため、革新的なシリコン集積回路と、知的財産ソリューションの設計・開発を行っています。また、開発期間の最短化に必要な顧客サポートも提供しています。詳しい情報は www.transwitch.com をご覧ください。


HGIについて
HGI(Home Gateway Initiative)は2004年に複数の大手ブロードバンドサービスプロバイダ(BSP)により設立された団体で、デジタル家電設備の大手ベンダが加入しています。HGIでは、IPサービスをどのように家庭に提供するかについて標準化を行っています。HGIは、デジタル家電ビルディングブロックの要件を公表しています。これらのビルディングブロックは、消費者とサービスを結びつけるために、デジタル家電で使われるハードウェアとソフトウェアです。その中には、ホームゲートウェイ、ホームネットワーク、およびホームネットワークデバイスなどがあります。


セーフハーバー条項に関する記述
この発表中の将来予想に関する記述(Forward-looking statement)は、1995年の米国私募証券訴訟改革法のセーフハーバー条項に則って、書かれています。すべての将来予想に関する記述には、リスクと不確実性が含まれていますので、お読みになる際にはご注意ください。リスクと不確実性の詳細は、弊社が米国証券取引委員会に提出した書類に記載されています。


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メディア向け広報
Glen Turvey
T2 Public Relation
電話:+1 201.450.9033
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企業お問い合わせ先
Charlotte Chiang
TranSwitch Corp.
電話:+1 203.929.8810
charlotte.chiang@transwitch.com


投資家向け広報
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