情報・知識共有基盤「InWeave」の新製品とクラウドサービス「InWeave for SaaS」の提供を開始

 株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:林 雅博/以下、日立ソリューションズ)は、情報・知識共有基盤「InWeave(インウィーブ)」の新製品「InWeave Collaboration / Enterprise Edition」の提供を12月24日より、「InWeave Collaboration」のクラウドサービス「InWeave for SaaS」の提供を2011年1月31日より、それぞれ開始します。

 「InWeave Collaboration / Enterprise Edition」は、従来製品の「InWeave Collaboration /Standard Edition」に複数データベースの横断的な検索機能、携帯電話で使用できるインタフェースのサポート、英語表示機能などを付加し、大幅に機能を強化・拡張しました。

 「InWeave for SaaS」は、知識やノウハウを共有するための様々な形態のコラボレーションに対応し、ブログ、Wiki、SNSを主機能とする月額で利用が可能なサービスです。近年ビジネス環境の変化に伴い、情報共有の範囲は社内にとどまらず、海外拠点や社外パートナー等に広がりつつあります。しかし、海外拠点ではサーバやソフトのセットアップの手間がかかり、また社外から社内ネットワークへのアクセスはセキュリティポリシー面で難しいなどの制約が存在します。「InWeave for SaaS」はサーバやソフトのセットアップが不要なため、短期間で利用開始が可能であり、またセキュアなクラウド環境にアクセスして利用するので、社外からも安全に情報共有が可能となります。

■ 「InWeave Collaboration」とは

 ソーシャルテクノロジー (ブログ、Wiki、SNS等)を業務コミュニケーションに活用することで、従業員の持つ知識やノウハウを可視化・蓄積し、組織やプロジェクトで共有することが可能になります。また、蓄積した知識・ノウハウの活用を促進するレコメンド機能や従業員間のつながりをグラフィカルに表示することで、Know-Who検索や知識創造を支援します。
 これらの特長を活かし、従来の電子メールやファイルサーバによる情報共有の課題を改善します。例えば電子メールの場合、情報が断片的に蓄積するため共有・活用が難しく、人事異動があればメールボックスの情報も移動し組織内やプロジェクトから失われます。さらに誤送信による漏洩事故も懸念されます。
 このような問題もInWeaveを活用することで、情報は話題ごとに時系列に一元管理されタグやカテゴリにより検索性も向上します。メンバの入れ替わりについてもアクセス権をメンテナンスすることで、これまでどおり組織・プロジェクトで情報を共有することができます。

 ファイルサーバでは、把握が困難なファイルの作成目的や背景なども、InWeaveでは記事・コメントにファイルを添付することで共有することが可能となり、コミュニケーションとコラボレーションが一体となったコンテンツの戦略的活用を支援します。

■ 今回の新製品と新サービスの特長

1.「InWeave Collaboration / Enterprise Edition」の主な機能

①エンタープライズサーチ機能の追加
ファイルサーバやグループウェアなど複数のデータベースを横断的に検索が可能な「エンタープライズサーチ機能」です。

②テーマ機能
ファイルサーバやグループウェアなどの更新を監視し、ユーザに通知する機能です。

③ポータル機能
「iGoogle」に準拠したガジェットを利用し、「InWeave」内のコンテンツや既存の社内システムおよび社内Webサイトへのリンクガジェットの作成が可能です。さらに部門、プロジェクト、個人などの業務やテーマに応じて関連するガジェットを分類し、効率的な情報の活用を支援します。

④証跡管理機能
特定のコンテンツやユーザごとにアクセスログを取得することで、「通知・通達」に活用した場合は従業員の閲覧状況を管理します。また、「機密情報の取り扱い業務」に活用した場合はユーザの操作履歴を管理し、情報漏洩の防止や追跡を行うことが可能になります。

⑤携帯電話対応
各キャリアに対応した携帯電話インタフェースをサポートすることで、利用場所を社内に限定せず、情報・知識の活用が可能になります。例えば営業部門における報告業務に活用した場合は、外出先からの記事やコメントの投稿、情報の閲覧・検索などを携帯電話から行うことができます。

⑥英語表示機能
海外に拠点を構える企業や海外の現地法人とのコミュニケーションに「InWeave」を活用する事例が増えており、グローバル企業の情報・知識活用を支援するために英語表示をサポートしました。

2.「InWeave for SaaS」の主な特長

①国内と海外拠点、社内と社外パートナーなど様々な形態での情報共有が可能
「InWeave for SaaS」は、セキュアなクラウド環境にアクセスして情報を共有することができます。これにより、社内ネットワークが確立されていない海外拠点や、セキュリティ面で社内ネットワークへアクセスを許可するのが難しい社外パートナーでも利用することが可能です。

②短期間での導入と期間に応じた利用が可能
「InWeave for SaaS」は、サーバやソフトウェアの導入が不要なため短期間での利用開始が可能です。また月単位の利用が可能ですので、期間が限定的なプロジェクトなどにも適しています。

※ 本サービスは日立ソリューションズのクラウドサービス「SecureOnline」上に環境を構築しています。
※ 本サービスは株式会社日立製作所のクラウドソリューション「Harmonious Cloud」のラインアップのひとつです。
( URL:リンク )

■ 価格

 1.「InWeave Collaboration / Enterprise Edition」:525万円/CPUライセンス(2コアまで)
 2.「InWeave for SaaS」:初期料金36万7500円、月額利用料金788円/ユーザ

■ 情報・知識共有基盤「InWeave」のご紹介

URL:リンク

■ 「InWeave」について

「InWeave」は、「Information,Intelligence, Innovation(情報、知性、革新)」と「Weave(織る、編む、紡ぐ)」とを組み合わせた造語で、「企業内の情報やシステムを、まるで一反の"知の織物"を紡いでいくかのようなイメージで、イノベーションを創出する」という思いを込めています。

■ 製品・サービスに関するお問い合わせ先

URL:リンク Tel:0120-571-488

■ 報道機関からのお問い合わせ先

担当部署:CSR統括本部 コーポレート・コミュニケーション本部 広報・宣伝部 広報グループ 担当:柴田、廣納(ひろのう)
Tel:03-5479-5013 Fax:03-5780-6455 E-mail:koho@hitachi-solutions.com

※ Harmonious Cloudは、株式会社日立製作所の登録商標です。
※ InWeaveおよびSecureOnlineは、株式会社日立ソリューションズの商標です。
※ その他、記載している会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。

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