FAX送受信時の情報漏えい防止とコンプライアンス強化を実現
FAX は現在でも様々なビジネスシーンで使われており、導入や運用が簡単なコミュニケーションツールとして今後も堅調に利用され続けることが想定されています。しかし、ITが浸透した現在のビジネス環境で紙媒体を利用するFAX は情報管理が難しく、情報漏えいの一因になっています。この解決手段として、大手企業ではFAX の送受信情報をデータでやり取りできるFAX サーバの利用が普及しつつありますが、中堅・中小規模企業にとっては初期導入費用が大きく、利用が困難な状況です。
こうした背景から日立情報では、初期導入費用を抑え安価な月額払いで利用できるクラウド型のFAX サーバソリューション「IfesMate」を開始します。他社のクラウド型FAX サービスの多くは、ダイレクトメールや受発注一括受付などの大量の送受信を想定した利用方法が主流ですが、「IfesMate」では日立情報が有する金融業向けFAX サーバ構築実績を活かして様々な業務で利用されることを想定し、機能の充実を図っています。特に、承認機能、データ保存、権限ロール機能などのセキュリティ機能の充実を図っていますので、情報漏えいや誤送信など、FAX での送受信に関わるリスクを抱えている企業に特にお勧めできます。また、送受信の履歴が自動でデータベースに登録されますので、過去に送受信したFAX の検索・確認が容易に可能となり、コンプライアンス強化や業務効率向上を図れます。
さらに、「IfesMate」は従量制によるクラウドサービスですので、FAX の利用量が急増した場合でも回線やサーバの増強を意識することなく利用できます。
日立情報では「IfesMate」を、日立グループのクラウドソリューション体系である「Harmonious Cloud」のひとつとして拡販し、2012年度末までに100社、累計売上4億円の達成を目指します。
<「IfesMate」の主な機能>
(1)FAX送受信機能
Microsoft® EXCEL®、Microsoft® WORD、Adobe PDF のファイルを「IfesMate」のWeb 画面へアップすることにより、指定した宛先にFAX を送信できます。また、取引先等のFAX 機から送られたデータは、「IFesMate」の受信機能でPDF 形式に変換され、Web で内容を閲覧できます。FAX 受信時には、設定された担当者に「受信メール」を配信されるためリアルタイムでの確認が可能となり、受け取り漏れなどを防止できます。さらに、PDF 編集機能により、受信したFAX を印刷することなく、原稿に追記して送信相手に返信することも可能です。
(2)承認フロー機能
FAX送信の際に、事前に設定された承認権限者の承認がなければ送信できないため、誤送信を抑止でき、情報漏えい防止を実現します。
(3)データ保存機能
送受信を行ったFAX データは、一定期間Web 内で観覧することが可能です。また、一定期間を超えるデータもDVD-R に保存し、セキュリティ配送サービスを利用してお届けすることが可能です(オプションサービス)。
<「IfesMate」の利用に適した業種・業務>
(適業業界) (想定業務例)
保険業界:申込書受付業務、事故受付業務、保険会社から代理店への情報展開業務、クレーム処理業務
金融一般:信用審査業務、申込受付業務、調査機関連携業務
不動産業界:物件情報展開業務、信用審査業務、家賃保障審査業務、申込業務
コールセンタ業界:FAX関連受託業務、その他受託業務
輸出関連業界:輸出入事務、物流手配
その他業界:受発注業務
<「IfesMate」の価格(税抜き)>
・初期費用:100,000~月額費用:150,000 円/1法人あたり
・利用ユーザID:400 円/本システムにアクセスするユーザID
・FAX 番号利用料:2,000 円/本システムで利用設定する番号毎の課金
・送信単価:33円
・受信単価:6円
※Harmonious Cloudは、株式会社日立製作所の登録商標です。(リンク)
※記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。
◆印刷用はこちら(PDF)からリンク
◆関連サイト:イメージファイル送受信サービス「IfesMate」 リンク
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