マイクレル社、画期的なClockWorks(TM) Flex製品ファミリを発表

Yokohama, Nov 30, 2010 - (JCN Newswire) - 米アナログ、高帯域通信、イーサネットICソリューションの業界のリーダーである米国マイクレル・セミコンダクタ社の日本法人マイクレル・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(以下:マイクレル社、横浜市西区みなとみらい 代表取締役社長:山本一博)は、本日、次世代高性能プログラマブル クロックシンセサイザ、Micrel ClockWorks(TM) Flexファミリの最初の製品であるSM802xxxを発表した。


このソリューションは、高速有線、無線通信およびネットワーキング機器を対象にしている。これらのデバイスは、ヒューズベースのOTP (One Time Programming)により構成されるため、長いマスク製作サイクルが不要となる。プロトタイプのお客様への供給には、従来のマスクオプション技術を使った場合、数か月かかっていたものが、通常数日以内でできるようになった。そのため、より高速で質の高い最適化クロックツリー・ソリューションが可能になった。16ピン、24ピン、および44ピンQFNパッケージオプションで提供されるSM802xxxファミリは、最大8つの差動またはシングルエンド出力クロックをサポートしながら、お客様定義の精密なタイミング要件に対応して、適切なサイズのソリューションを提供する。これにより、10ギガビットイーサネット、SONET/SDH、光ファイバチャネル、SAS/SATA、PCIe、sRIO、Infiniband、およびCPRIなどの、高速シリアルインターフェースで使用されている実用的な標準リファレンスクロック周波数の生成ができる。


新型ClockWorks FLEX製品ラインの増加により、Micrel ClockWorks(TM) SM84xxxx超低ジッタ クロック シンセサイザ ファミリはさらに拡大した。これらの製品はまた、位相雑音要件の厳しい高性能ネットワーキングおよび通信機器にたいへん適している。LVCMOS、LVPECLおよびLVDSクロックシンセサイザの標準ラインであるSM84xxxxは、8ピン、16ピンおよび24ピンTSSOPパッケージオプションで提供される。このデバイスは現在、量産品の発注が可能。SM802xxx製品ラインの価格は1000個ロットでの単価が、$5.10から。サンプルについては、お近くのマイクレル社にお問い合わせください。


「ClockWorks(TM) Flex SM802xxxプログラマブル クロックシンセサイザとSM84xxxx製品ファミリの新規追加は、マイクレル社のハイエンドPrecision Edge(R)クロック配信製品ポートフォリオを非常にうまく補完するものである。これらの製品は、今日販売されているものの中でもっとも高い性能を提供し、サブ100フェムト秒範囲のジッタと、優れた電源電圧変動除去比(PSRR)を備えている。」と、マイクレル社広帯域幅製品部長Rami Kanama氏は述べた。「このプログラマブル超低ジッタ製品ファミリにより提供される比類ない柔軟性により、設計者は、正確に要件にあわせてデバイスを調整するための自由を手に入れる。大部分の設計サイクルでは、システムクロッキング要件が決定するのは、通常設計フェーズ中でも遅い時期であるため、SM802xxxプログラマブルファミリは、開発期間を大幅に短縮できる。つまり、新しいクロックスピンに通常必要なわずかな期間だけで、カスタムソリューションを提供し、最適化されたシステム性能を実現できる。」


ClockWorks(TM) Flexプログラマブル クロックシンセサイザ製品ファミリは、SM84xxxxクロックシンセサイザ ファミリと共に、低周波数クリスタルまたはシステム・レファレンス・クロック入力を受け取り、最大周波数840MHzという非常に低いジッタ高周波差動またはシングルエンド出力を生成するように設計されている。出力タイプの種類は幅広く、LVCMOS、LVPECL、LVDS、HCSLなどを提供している。いくつかのQFNおよびTSSOPパッケージオプションでは、何百種類ものプログラマブルおよび標準構成が利用可能。この無鉛ソリューションは-40度-+85度で作動し、スイッチ/ルータ、エンタープライズとデータセンタで使用するハイエンドストレージおよびサーバプラットフォーム、SONET/SDH伝送およびアクセス機器、xPON機器、動画サーバ、および携帯電話基地局での使用を対象としている。


注:ClockWorks Flexはマイクレル社の商標である。 Precision Edgeはマイクレル社の登録商標である。
* 新製品ClockWorks Flexは、明日12月1日(水)より、横浜パシフィコで開催される組込み総合技術展のマイクレル社ブース(C-09)に出展します。
* 新製品の画像データはこちらから入手可能。
リンク
* 製品詳細、データシートはこちらから入手可能(英文)。
リンク
* また、新製品に関するプレスキットのデータはこちらから入手可能。
リンク


概要: マイクレル・セミコンダクタ
マイクレル社はグローバルな半導体サプライヤーとして、アナログ、イーサネット、広帯域通信に使用されるICソリューションを世界市場に提供している。同社製品には最先端のミクスドシグナル製品、アナログ製品、パワー半導体、高性能通信用スイッチ、クロック管理スイッチ、イーサネット・スイッチおよびPHY製品がある。ユーザーにはエンタープライズ、民生、工業、モバイル、通信、自動車、コンピューター製品などの有力メーカーが含まれる。本社と最先端のウエハ-製造設備は米国カリフォルニア州サンノゼにあり、米州、欧州、アジア全域に地域販売代理店とカスタマーサポートの拠点、先端テクノロジーのデザインセンターがある。さらにマイクレル社は世界に広範な流通販売網と代表事務所を保持している。詳しい情報は リンク から入手可能。


お問合せ先:
マイクレル・セミコンダクタ・ジャパン株式会社
〒220-6014 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1 クイーンズタワーA 14F
TEL:045-224-6616
FAX:045-224-6716
E-mail:info14@micrel.co.jp
ホームページ: リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]