自動車の動きと傾きをモニタ・追跡するMEMS加速度センサを発表

STマイクロエレクトロニクス 2010年11月02日 10時24分
From PR TIMES

MEMS分野をリードするSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、
オートモーティブ・グレードに準拠した新しい低G3軸加速度センサを発表しました。
これにより、STのセンサ製品ポートフォリオがさらに拡充します。低消費電力・
小型実装面積と高精度・堅牢性を兼ね備えた新製品は、車両追跡管理、イベント
記録、不正使用モニタおよびナビゲーション機能を強化する推測航法を含む、
広範な車載アプリケーションを対象としています。

STのAIS328DQは、3軸全ての加速度を検知し、動きと傾きの情報を高分解能
デジタル信号に変換した後、標準SPIまたはI2Cインタフェースを介して
マイクロコントローラに送信します。この加速度センサは、ユーザが選択可能な
加速度検出範囲(±2g/±4g/±8g)にわたり、非常に高精度な出力を提供し、
時間および温度変換に対して優れた安定性を備えています。

高い堅牢性と衝撃および電磁干渉に対する耐性を備えたAIS328DQは、AEC
(Automotive Electronics Council)によって規定されている車載用IC向けの
重要なストレス試験規格であるAEC-Q100に準拠しています。

AIS328DQは、-40℃~105℃の広範な温度範囲で動作し、車室内またはパワー系
デバイスなどの自己発熱部品を搭載したモジュール内で使用可能です。また、
センサに内蔵されている自己診断機能を任意の時点で動作させることにより、
デバイスが正しく機能していることを確認することができます。

STのオートモーティブ・グレードに準拠した最新型加速度センサの設計および
製造には、既に8億5000万個以上の出荷実績があるSTのモーション・センサと
同じ製造プロセス技術が採用されています。

STの車載用加速度センサAIS328DQはサンプル出荷中で、量産開始は2011年
第3四半期を予定しています。単価は大量購入時に約3ドルです。

STのMEMS製品ポートフォリオの詳細については、
リンク をご覧ください。

また、本プレスリリースは以下のURLでもご覧いただけます。
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STマイクロエレクトロニクスについて
STマイクロエレクトロニクスは、多種多様な電子機器向けに革新的な半導体
ソリューションを提供する世界的な総合半導体メーカーです。STは、高度な技術力
と設計ノウハウ、そして幅広いIP(Intellectual Property)ポートフォリオ、
戦略的パートナーシップ、大規模な製造力を駆使することにより、マルチメディア・
コンバージェンスとパワー・アプリケーションにおいて他社の追随を許さない
リーダーとなることを目指しています。2009年の売上は85.1億ドルでした。
さらに詳しい情報はSTのホームページをご覧ください。
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STグループ(英語):リンク

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〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
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TEL:03-5783-8250 FAX:03-5783-8216

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