(大阪府箕面市)箕面市・豊能町が消防連携に合意!

~効率的な消防体制の構築をめざして~

箕面市と豊能町は、箕面市北部地域(止々呂美・箕面森町)の消防体制の整備、豊能町消防本部庁舎の建替の必要性を踏まえ、平成23年(2011年)4月から消防連携を行うことで、10月22日(金)開催の両市町首長会談で合意しました。
消防連携により、効率的な消防体制を構築し、両市町でランニングコストが年間約8500万円、施設整備費が約3億9000万円節減されます。また、現場到着時間の短縮といった消防力の向上や相互応援等の強化を図り、今後、両市町消防本部の通信指令業務の共同運用の実現に向けて取り組んでいきます。

1.背景・経緯
箕面市は新市街地「箕面森町」の人口増に伴う北部消防拠点の整備が、一方、豊能町は老朽化(築36年)等のため消防本部庁舎の建替が課題となっていました。
そこで、箕面市北部地域(止々呂美・箕面森町)の消防体制を整備するとともに、豊能町消防本部庁舎の建替の必要性を踏まえ、両市町にとって互いにメリットのある消防体制を構築するための検討を行ってきました。その結果、平成23年(2011年)4月から両市町が消防連携を行うことで、22日(金)に開催した首長会談で合意しました。
2.消防連携の内容
①箕面市北部地域の消防・救急の出動等については、地理的に迅速な対応が可能な豊能町消防本部が担う(火災等を未然に防止するための「予防業務」は、全市域で統一的な運用を図るため箕面市消防本部が担う)
②豊能町消防本部庁舎の建替費用・消防車両の更新費用は、箕面市と豊能町が按分して負担する
③通信指令設備の共同運用と消防職員の交流をめざし、シームレスな消防力の相乗効果を狙う
3.消防連携のメリット
消防連携により、効率的な消防体制を構築し、両市町で年間約8500万円のランニングコストを削減するとともに、施設整備費を約3億9000万円節減することができます。また、現場到着時間の大幅な短縮といった消防力の向上や、大規模火災や災害時の相互応援等の強化が図られます。
今後、両市町消防本部の通信指令業務の共同運用など、さらなる連携強化に向けて取り組んでいきます。
4.今後のスケジュール
平成22年10月    消防連携の大枠合意
  〃  12月    事務委託にかかる規約を議会へ提案
平成23年 2月~3月 平成23年度委託料や消防庁舎建替に係る実施設計費用などを当初予算に計上
  〃   4月    箕面市・豊能町の消防連携スタート
【補足説明】
1.連携に至った背景
○箕面市は、新市街地「箕面森町」の人口増に伴い北部消防拠点の整備が課題
○豊能町は、老朽化(築36年)等のため消防本部庁舎の建替が必要
○これら課題解決のため、両市町が互いにメリットのある消防連携を進め、効率的な消防体制の構築や消防力の向上を図る必要
[平成20年11月の箕面市長から豊能町長への申し入れにより検討を開始]
2.消防連携のメリット
①効率的な消防体制の構築
 効率的な消防運営及び施設整備費の軽減により、両市町で年間約8500万円のランニングコストを削減するとともに、施設整備費を約3億9000万円節減
②消防力の向上
より近くの消防拠点から出動することにより、現場到着時間を大幅に短縮できる
③相互応援等の強化
 市町境界にかかわらず迅速に出動できるため、大規模火災や災害時の相互応援がよりスムーズに

問い合わせ先
消防本部総務課
TEL 072-724-9992(直通)
FAX 072-724-3999

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