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ザイリンクス、SAE Convergence 2010でXA Spartan-6 FPGAターゲット デザイン プラットフォームを発表、よりインテリジェントな車載システム設計を活性化

Tokyo, Oct 20, 2010 - (JCN Newswire) - ザイリンクス社(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:XLNX)は10月19日(米国時間)、自動車エレクトロニクス関連の展示会「SAE Convergence(R) 2010」において、車載向けターゲット デザイン プラットフォームを3種類発表した。このプラットフォームによって、車載システムの設計者はフィールド プログラマブル ゲートアレイ(FPGA)テクノロジを利用して、ドライバ アシスタンスやドライバ インフォメーション、インフォテイメントといった各種システムに求められる高度な性能およびインテグレーションを実現できる。複雑なマルチ カメラ システムを動作させるために必要なパラレル プロセッシング能力とリアルタイム性能を提供し、ドライバや乗客のユーザー エクスペリエンスを重視した製品群の拡充を進めている Xilinx(R) Automotive (XA) Spartan(R)-6 FPGAを同梱している新しいプラットフォームにより、設計者は最終製品のカスタマイズや差別化に集中できる環境が実現され、開発リスクの軽減が可能となる。


ザイリンクスの車載/コンシューマ/ISMビジネス担当バイス プレジデントであるハービー スティール(Harvey Steele)は、「ザイリンクスの車載向けターゲット デザイン プラットフォームというアプローチによって、設計者やメーカーは、広帯域幅コネクティビティや高速イメージ プロセッシング、高解像度ディスプレイ性能などが求められる車載システムの開発を簡素化し加速することが可能になります。ザイリンクスは、既存のIPコアやデザイン メソドロジ、業界をリードするFPGAを活用することによって、自動車業界の設計者がシステム内に独自の価値を創造するための時間を増やし、デモンストレーションまでの期間やマーケット投入までの期間の短縮を支援することができます」と述べている。


高級車と低価格車のいずれにおいても、ドライバ アシスタンスやドライバ インフォメーション、ドライバ インフォテイメントといった機能や性能に対する需要はますます高まっており、車載エレクトロニクス システムのインテグレーションとさらなる性能の向上が求められている。ザイリンクスのターゲット デザイン プラットフォームおよびエコ システムは、開発ボードやキット、IPコア、デザイン ツール、シリコン デバイスを総合的に提供することによって、車載システム設計者がコネクティビティやDSP機能など基幹部分の開発に費やす時間を削減し、独自の付加価値の開発に集中できるようになる。


ザイリンクス アライアンス プログラムのメンバ企業の1社であるXylon社のCEO、ダヴォル コバチェク(Davor Kovacec)氏は、「FPGAをベースとするソリューションは、設計のかなりの部分を再利用することによって、開発期間と市場投入までに要する期間を短縮できます。プラットフォームやOEM企業ごとに要件が異なっていても、インターフェイスや機能を必要に応じて修正するだけで済むためです。当社のlogiCRAFTコンパニオン チップ キットはその良い例なのですが、業界標準のインターフェイスを採用している複数のホスト プロセッサと互換性を保有するだけでなく、インフォテイメント システム アプリケーションの開発に必要な機能の多くを、手間をかけずにすぐに使用できるかたちで提供するため、設計者は製品の差別化に集中することができます」と述べている。


SAE Convergence 2010のザイリンクス ブース(ブース番号917)では、車載システムに特化したこの3つの新プラットフォームの展示を行う。これらプラットフォームは、FPGAをベースとするシステムの開発に直ちに利用することができる。それぞれの内容は次の通りである。


●ドライバ アシスタンス サラウンド ビュー ターゲット デザイン プラットフォーム : 複数のカメラ インプットを処理するプラットフォームで、カメラを 4 つ用いてサラウンド ビュー システムを構築できるほか、カメラ同士を切り離してリア ビュー パーキングやブラインド スポット検出といったシステムを作ることもできる。ひとつのデバイス内に異なるアプリケーションをプログラムすることが可能で、たとえば別の機能が割り当てられているカメラやセンサなどの同じエレクトロニクス部品に、バックアップ オペレーションや前方ブラインド スポット検出といったアプリケーションを実装したりできる。このプラットフォームはザイリンクスSP605開発ボードをベースとしており、主要なプラットフォーム コンポーネントを複数実装する方法が分かる。FPGA開発ボードとともに FMC ドータカードを別途用いることで、4つのカメラからのデータを非直列化することが可能である。メガピクセル センサと各種ボードはOmniVision社から、SuperFisheye(TM)レンズはSunex社からそれぞれ供給される。FPD-Link III LVDSシリアライザ/デシリアライザ チップはNational Semiconductor社から、IPおよびドータカードはXylon社から入手できる。


●ヘッドアップ ディスプレイ(HUD)内蔵ドライバ インフォメーション ハイブリッド インストルメント クラスタターゲット デザイン プラットフォーム : Xylon社と開発したこのプラットフォームは、Spartan-6 FPGAの広帯域幅メモリや高速I/O、柔軟性を活用することによって、さまざまなディスプレイ用の高品質グラフィックスをサポートする。このプラットフォームのベースとなるlogiCRAFT 6開発ボードは、インフォテイメントやドライバ インフォメーションといったアプリケーションに求められる特徴を数多く提供する。展示会では、このプラットフォームがサポートするヘッドアップ ディスプレイのデモンストレーションを行う。このディスプレイでは、ウィンド スクリーンに投影されるイメージにFPGAがイメージ歪み補正を行なっている。プラットフォームには、完全に機能する関連リファレンス デザインとして、ステッピングモータ ゲージ コントロール、HUDを含むデュアルTFTディスプレイ、リア ビュー カメラ インプットなどが同梱されている。


●インフォテイメント コンパニオン チップ(CC)開発プラットフォーム: logiCRAFT 6 CC開発キットとしてXylon社より提供されるプラットフォームで、柔軟性が高く、広く使われているホスト プロセッサにXA Spartan-6 FPGAを組み合わせることが可能である。このプラットフォーム アーキテクチャの中核となる機能は、アプリケーション独自のペリフェラルやコネクティビティ エクステンションからホスト プロセッサのインターフェイスを抽出できることである。これにより、コンパニオン チップ システムを再デザインすることなく、プロセッサや関連ホストのインターフェイスを迅速に変更できるようになった。Xylon社は、PCI Expressのような広く利用されている規格に対応した完全なホスト インターフェイス コントローラを提供する。ザイリンクス エンベデッド開発キットの各種ツールを用いて、コネクティビティ ブロックやコプロセッシング ブロックをアプリケーション内に追加することも可能である。展示会では、典型的なインフォテイメント ペリフェラル機能の動作中に、インターフェイスをUSBからPCI Expressに迅速に切り換えるデモンストレーションを行う。


車載システム業界におけるザイリンクス
ザイリンクスは車載向けプログラマブル ロジック デバイス(PLD)の世界最大手サプライヤで、AEC-Q100認定基準をクリアし、それを凌駕する性能を備えたFPGAおよびCPLD製品の充実したラインナップを持ち、車載インフォテイメントや車内ネットワーク、ドライバ インフォメーション、ドライバ アシスタンスといったアプリケーションの開発を加速する統合プラットフォーム ソリューションを提供している。XA Spartan-6 FPGAは、ロジックのサイズと搭載機能のバランスを最適なコスト パフォーマンスでミックスし、容量およびパッケージ サイズのオプションも豊富なため、複数の車両プラットフォームにわたって設計規模を容易に変更できる。Spartan-6 XA FPGAは、最大75,000のロジック セルや3.1MビットのブロックRAM、132の専用DSPスライスを提供し、250MHzで大量のパラレル プロセッシングが可能なほか、内蔵メモリ コントローラによって最高667Mbpsのメモリ アクセス レートに対応できる。また、ハードコードのメモリ コントローラの採用とメモリ容量の拡大によって、ビデオ フレームのバッファリングの高速化が可能になり、ドライバ アシスタンス、インフォテイメント、ハイブリッド ドライバ インフォメーション システムといった視覚ベースの各種システムにも利用できる。ザイリンクスの車載向けソリューション関する詳細は、 リンク で参照されたい。


価格設定と供給体制
logiCRAFT-CCコンパニオン チップ キットは、1,495ユーロ(1,950米ドル)でXylon社から提供される。logiCRAFT 6ボードも同じくXylon社より1,295ユーロ(1,650米ドル)で購入できる。サラウンド ビュー ターゲット デザイン プラットフォーム用のSP605ボードはザイリンクスより495米ドルで購入できる。ドータカードおよびIPはXylon社から、開発ボードはOmniVision社から、SuperFisheye(TM)レンズはSunex社から、FPD-Link III LVDSシリアライザ/デシリアライザ チップはNational Semiconductor社から、それぞれ入手可能である。


ザイリンクスについて
ザイリンクス(NASDAQ:XLNX)は、プログラマブル プラットフォームのリーディング プロバイダである。詳しい情報はWebサイト リンク で公開している。


※ザイリンクスの名称およびロゴ、Virtex、Spartan、ISE、そのほか本プレスリリースに記載のブランド名は米国およびそのほか各国のザイリンクス社の登録商標または商標です。PCI-SIGおよびPCI ExpressはPCI-SIGの商標で同社のライセンス規約に基づいて使用されます。その他すべての登録商標は、それぞれの所有者に帰属します。


このプレスリリースに関するお問い合わせは下記へ
ザイリンクス株式会社
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東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー4F
TEL:03-6744-7740
FAX:03-5436-0532


株式会社井之上パブリックリレーションズ
ザイリンクス広報担当 鈴木/関
東京都新宿区四谷4-34 新宿御苑前アネックスビル6F
TEL:03-5269-2301
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