logo

IPv4IPv4アドレスの残りが、5%以下にまで減少―IPv6採用は重大な局面に到達、配布されたIPv6アドレスは記録的な数に

Amsterdam, Oct 18, 2010 - (JCN Newswire) - The Number Resource Organization (NRO)は、世界の未割り振りIPv4アドレスが5%以下しか残されていないことを、本日発表しました。アジア太平洋地域の地域インターネットレジストリ、APNICは、IANA (Internet Assigned Numbers Authority)により2ブロックのIPv4アドレスを割り当てられました。今回の最新の割り振りが意味するのは、IPv4の空きスペースの大きさが、わずか9か月前の1月の10%よりも、さらに下回ったということです。それ以降、2億以上のIPv4アドレスが、IANAから地域インターネットレジストリ(RIR)に割り振られました。


「これは、インターネットの寿命において大きな節目であり、IPv4の最後のブロックをRIRに割り振る日は目前に近づいています。」と、5つのIRの公式代表団体であるNumber Resource Organization (NRO)の会長のAxel Pawlikは述べました。「すべてのインターネット関係者にとって、タイムリーなIPv6採用が確実に行われるように、今すぐ決定的なアクションを取ることが重要です。」


IPv6は、インターネット・プロトコルの「次世代」であり、大幅に拡大したアドレスを提供していますので、将来もインターネットは成長を続けることができます。2010年には、5つのRIRが、2,000以上のIPv6アドレスを割り振ると予想されています。つまり、2009年に割り振られたIPv6より70%以上増加しています。その反対に、IPv4の割り振り件数は、2010年にはわずか8%しか増加しないと予測されています。これらの統計は、IPv6採用の伸びの勢いが強いため、IPv4アドレスの駆け込み需要は見られないことを示しています。


「RIRによるインターネット番号リソース割り振りを通じて、世界の各地域は、公正かつ公平なIPv4およびIPv6アドレスの配布によるメリットを享受することができます。我々はまた、すべての人がIPv4アドレスの枯渇とIPv6の展開に確実に準備できるように、IPv6採用に関する研修およびアドバイスを公共・民間セクタの企業・団体に提供するため、各国、各地域、およびグローバルレベルで関係者と積極的に協業しています。」と、 Pawlikは追加しました。


IANAは、IPv4アドレスをRIRにブロック単位で割り当てています。ブロックは、IPv4アドレススペース全体の256分の1に相当します(各ブロックは「/8」または「スラッシュ8」と呼ばれ、1600万強のIPアドレスを含んでいます)。先日ブロックの割り当てを行ったことはつまり、これらのブロックのうち現在わずか12件、つまりIPv4アドレスプール全体のうち、たった5%以下だけが割り振り可能であることを意味しています。


IPv4アドレスの最後の5ブロックは、同時に5つのRIRに配布される予定ですので、通常の配布方法で渡される分については、わずか7ブロックしか残っていないことになります。


現在の枯渇率から計算すると、最後の5ブロックのIPv4アドレスがRIRに割り振られるのは、2011年初頭になります。IPv6採用の必要性は、非常に差し迫ったものとなっています。多くの人が、適切な準備やアクションのないまま、不安を感じていますので、IPv6採用に関する大きな混乱が予想され、インターネット費用の増加や、グローバルネットワークの安定性とセキュリティへの脅威が発生する可能性があります。


Number Resource Organization (NRO)について
Number Resource Organization (NRO)は、5つの地域インターネットレジストリ(RIR)を取りまとめる機構です。AfriNIC・APNIC・ARIN・LACNIC・RIPE NCCRIRなどのRIRは、インターネット番号リソース(IPv6およびIPv4アドレスとAS(自律システム)番号)が、それぞれの地域で公正かつ公平に配布されるように図っています。NROは、未割り振りのインターネット番号リソースプールを保護し、合意に基づくオープンなポリシーの開発を促進し、RIRとのコミュニケーションのための単一の窓口を提供しています。NROについて詳しくは、 www.nro.net/media をご覧ください。


地域インターネットレジストリ(RIR)について
NROを構成している5つの地域インターネットレジストリ(RIR)は、独立した非営利の構成団体で、技術面でのコーディネーションを通じて、インターネットインフラをサポートしています。IANA (Internet Assigned Numbers Authority)は、インターネット番号リソースという総称で呼ばれるIPアドレスやASNを、一括してRIRに割り振ります。RIRは、管轄のサービス地域のユーザにそれを配布します。RIRから直接リソースを受け取る組織には、インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)、電気通信会社、大企業、政府、教育機関、ユーザなどの業界関係者があります。 オープンで明確な参加形式のRIRモデルは、急激な変化を続けるインターネット環境への対応で、成功してきました。各RIRでは、技術関係者、企業セクタ、一般市民、政府規制当局などからのアイデアをオープンに交換するため、年に1回か2回のオープンミーティングを開催し、コミュニティによるオンラインディスカッションのファシリテーションを行います。


5つのRIR:
AfriNIC リンク アフリカ
APNIC リンク アジア太平洋地域
ARIN リンク カナダ、カリブ海および北大西洋の多くの島々、米国
LACNIC リンク ラテンアメリカとカリブ海
RIPE NCC リンク ヨーロッパ、中東、中央アジアの一部


お問合せ先
Number Resource Organization
電子メール:media@nro.net


Lucie Smith
電話: 0208 752 3200
電子メール:ripencc@racepointgroup.com


Marissa Ramey
電話: 1 202 349 3788
電子メール:arin@lewispr.com

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

今日の主要記事