ISID、クレディセゾンのネット会員分析システムを構築―次世代BIツール「QlikView」採用により短期導入を実現、ネットビジネス強化を支援―

Tokyo, Sept 6, 2010 - (JCN Newswire) - 株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、資本金:81億8,050万円、代表取締役社長:釜井 節生、以下ISID)は、株式会社クレディセゾン(本社:東京都豊島区、資本金:759億29百万円、代表取締役社長:林野 宏、以下クレディセゾン)が進めるネットビジネス拡大施策の一環として、会員分析を容易に実現するマーケティング支援システムを構築しました。本システムは、米QlikTech社が開発したインメモリ型次世代BIツール※1「QlikView(クリックビュー)」の採用により、3ヶ月という短期間での稼働を実現しています。


■背景■
クレディセゾンは、「セゾンカード」「UCカード」という2つのカードブランドを持ち、2,830万人の会員基盤を抱える国内最大級のクレジットカード会社です。「構造改革とイノベーションの具現化」を経営戦略に掲げ、事業構造改革によるコストコントロール、カードビジネスの収益拡大施策を進めるとともに、2,830万人の会員リソースを活用したWEBビジネス拡大にも積極的に取り組んでいます。


従来は、上記2つのカードブランドサイトの会員管理システム、及び同社が運営するショッピングモールサイト「永久不滅.com」の営業実績レポートシステムが独立して存在する為、これらを統合した多角的な分析が困難でした。さらにクレディセゾンでは、ネット会員拡充施策の一つとして、「永久不滅.com」関連のサービスサイトを統合し、非カード会員へのサービス開放を9月1日より実施しました。このため、様々な属性をもつネット会員の分析を、柔軟かつ低コストで行えるシステムの構築が急務となっていました。


■「QlikView」採用のポイント■
「QlikView」が採用されたポイントとして、以下の点が挙げられます。
- 複数システムに分散し、フォーマットも異なる会員データを、一元的に表示・分析できること。
- 中間集計や分析パターンの設計といったシステム要件定義が不要なため、導入・メンテナンスにかかるコストや期間を大幅に軽減することができ、柔軟かつ優れたROIを実現できること。
- データへのアクセスを高速なメモリ上で実行するため、膨大な会員データをリアルタイムで検索・照会できること。
- 優れた操作性とユーザーインターフェイスにより、専門的な分析知識の無いユーザーでも、短時間で思いどおりの分析を行えること。


クレディセゾンでは、本システムの稼働により、膨大な数の会員データを効率的かつ効果的に分析することで、個々の会員に適切な情報やサービスを提供し、ネットビジネスの強化につなげる計画です。


<クレディセゾン ネットビジネス部 課長 白又 賢二様のコメント>
以前から、永久不滅.comの利用活性策として、顧客の属性・行動履歴に合った、商品・サービスの訴求を行う「ターゲットマーケティング」に取り組んできましたが、会員リスト抽出等は手作業に依存した運用を行っており、今後、非カード会員が更に加わるため、抜本的な効率化が必要だと考えていました。


自社開発やその他ソリューションの導入も検討した結果、複数のデータソースを簡単に統合でき、フレキシブルな分析ができる「QlikView」を導入する事としました。各システムとのデータ連動の調整等、導入時の準備には少し手間が掛かったのですが、自前でシステムを構築するよりも、遥かに低コスト・短期間で対応する事ができたと思います。


機能的には、データを取り込んでおけば、当社社員のスキルでもレポートのカスタマイズ等ができる柔軟性を高く評価しています。


今後当社は、ターゲティングマーケティングプロセスの自動化を推し進め、お客様に最適なオファーを出し続けられる仕組みの構築に取り組んで行きますが、その仕組みにおける、スポット分析、レポーティング機能としても、「QlikView」を有効活用していくつもりです。


※1 インメモリ型BIツール:従来のBIツールのようにハードディスクにアクセスするのではなく、高速なメモリ上で検索を実行することで、処理速度を飛躍的に向上させるBIツール。


関連リリース
2010年9月1日付 クレディセゾン ニュースリリース
『~カード業界初!カード会員限定モールを開放~ 16歳以上のすべての方々に「永久不滅.com」をご利用いただけるサービスを開始』
リンク


米QlikTech社と「QlikView」について
QlikTechの強力で使いやすい次世代ビジネスインテリジェンス(BI)製品である「QlikView」は、組織の意思決定を迅速かつより良いものにすることができます。企業が保有する大容量データの検索および分析を簡単に行える「QlikView」は、ユーザー自身の直感的な思考によるデータ検索が可能で、独自開発したインメモリ連想検索技術を用いたリアルタイムな計算技術によって、企業の大きな生産性向上を実現するソフトウェアです。数ヵ月、数年を要していた従来のBI製品とは異なり、「QlikView」はわずか数日、数週間で成果をもたらし、個人ユーザーからグローバル企業まで、ノートパソコンやモバイル、またオンプレミスやクラウドコンピューティングといった導入形態に捉われずに利用することができます。QlikTechは、米国ペンシルバニア州ラドナーを本拠地とし、世界で1,100社を超えるパートナー企業と提携し、100ヵ国13,000社を超える顧客企業にサービスを展開しています。詳細は リンク をご覧ください。


<クレディセゾン 会社概要>
社名: 株式会社クレディセゾン
代表者: 代表取締役社長 林野 宏
本社: 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60・52F
URL: リンク
設立: 1951年
資本金: 759億29百万円
連結従業員: 3,647名(2010年3月31日現在)
連結営業収益: 3,068億5,500万円(2010年3月期)
事業内容: クレジットサービス事業・ファイナンス事業・不動産関連事業・エンタテインメント事業ほか


<電通国際情報サービス(ISID) 会社概要>
社名: 株式会社電通国際情報サービス(略称:ISID)
代表者: 代表取締役社長 釜井 節生
本社: 東京都港区港南2-17-1
URL: リンク
設立: 1975年
資本金: 81億8,050万円
連結従業員: 2,320人(2010年3月31日現在)
連結売上額: 611億5,500万円(2010年3月期) 
事業内容: 1975年の設立当初から顧客企業のビジネスパートナーとして、コンサルティングからシステムの企画・設計・開発・運用・メンテナンスまで一貫したトータルソリューションを提供してきました。IT Solution Innovatorをビジョンとし、金融機関向けソリューション、製品開発ソリューションをはじめ、グループ経営/連結会計、HRM(人事・給与・就業)、ERP、マーケティング、クラウドサービスなど、幅広い分野で積極的な事業展開を図っております。


【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
株式会社電通国際情報サービス ビジネスソリューション事業部 ソリューション企画部
TEL:03-6713-7036


【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社電通国際情報サービス コーポレートコミュニケーション室 広報担当 李
TEL:03-6713-6100
E-Mail:g-pr@isid.co.jp

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