電気興業株式会社のグループ共通会計システムとして「ProActive E2」が本番稼動

~ 来るべきIFRSへの備えとグループのガバナンス強化を実現 ~

住商情報システム株式会社 (本社:東京都中央区、代表取締役会長兼社長:中井戸 信英、以下 SCS)は、電気興業株式会社 (本社:東京都千代田区、代表取締役社長:進藤 秀一、以下 電気興業) が、国際財務報告基準(以下 IFRS)への対応や内部統制の強化等を実現するグループ共通会計システムの構築を目的として、「ProActive E2」を採用し、2010年4月に本番稼動を迎えましたので、以下の通り、お知らせいたします。なお、グループ各社での導入効果を踏まえ、電気興業本体も「ProActive E2」を採用。2011年4月の本番稼動に向け、順調に導入作業を進めております。

 
1.電気興業における新システム検討の背景
優れた製品を社会に提供し、社会に貢献するという経営理念に基づき、会社設立後半世紀以上に亘って情報化社会の礎となる通信・放送インフラの整備に関わり、東京スカイツリーではライティング機器取り付け工事やアンテナ取り付け工事に従事、また、高周波誘導加熱を応用した製品の提供や自動車部品等の焼入処理などにより、快適な生活環境の実現に一役を担ってきた電気興業グループでは、現状の会計システムに、以下の課題を抱えていました。
 
① 異なる会計システムの存在と業務プロセスにより、内部統制の整備・運用が非効率であったこと。
 
② 法令改正等による環境変化に対し各社ごとにシステム対応が必要となるため、迅速かつ柔軟な対応が難しかったこと。
 
③ 各社の科目体系や集約方法の標準化を進めることにより、各決算期の業務負荷軽減と管理会計のデータ収集を効率的に行う必要があること。
 
2.新システム選定のポイント
電気興業グループでは、現状の課題を踏まえ、来るべきIFRS適用に代表される「経営環境の変化への柔軟な対応」、「内部統制レベルの向上とガバナンス強化」、「会計情報の品質向上と業務効率化」を実現するためには、グループ共通会計システムの構築が必要であると判断いたしました。企業グループで豊富な採用実績があり、グループのガバナンスを強化できるERPパッケージを中心に比較検討した結果、以下の点を評価し、「ProActive E2」をグループ共通会計システムとして採用するに至りました。
 
<選定ポイント>
 
1.IFRS適用を含めた法制度改正への対応がパッケージソフトの標準機能で実現できるため、今後の経営環境の変化への対応を迅速かつ柔軟に実現できること
 
2.職務分掌に応じたメニュー制限や伝票承認ワークフロー、その他IT業務処理統制を支援する機能が充実しており、IT基盤及び業務プロセスを標準化・共通化することにより内部統制レベルが向上し、効率的運用が実現できるシステムであったこと。
 
3.各社の管理メッシュと業務プロセスの均一化、会計情報のリアルタイム集計により、情報収集負荷を軽減し、グループ全体の経営状況をタイムリーに把握できること。
 
3.電気興業様のコメント
 
電気興業 武安様のコメント
 
「当グループでは、各社個別の会計システムを利用していたこともあり、内部統制の強化、制度変更などの環境変化への対応、会計情報の迅速な収集など、グループガバナンスの強化が必要であると感じていました。
今回導入した「ProActive E2」によってグループ共通会計システムを構築することができたため、経営面では迅速な意思決定、業務面では業務フローの共通化・平準化の実現により内部統制レベルを向上し、業務効率の改善など様々な課題を解決できるシステム基盤が整備できました。
グループ導入プロジェクトを進める傍ら、並行して当社本体システムの検討を行っていました。検討当初は将来のIFRS適用を重要事項と設定していたため、IFRS対応が可能な海外製ERPパッケージの導入を考えていましたが、このグループ導入プロジェクトにより「ProActive E2」への理解が深まることで、製品の業務適合性が高く、標準機能も豊富であることが分かりました。更には、重要視していたIFRSへの対応についても、パッケージソフトの標準機能で提供するという明確な方針をSCSから得ることができましたので、当社本体システムとしても十分に利用できると判断し、最終的には「ProActive E2」の採用を選択しました。
当社本体を含めたグループ統一のシステムを利用することによるメリットは非常に大きく、システム面だけでなく、各社の業務フローが均一になることで担当者のスキルレベルも統一でき、グループ間での人的資源の最適化も可能になります。来年、当社本体システムが稼動することで全社のシステム統一が完了しますが、グループ全体でのガバナンス強化と連結決算作業の効率化を含めた当初目的が実現することに大きな期待を寄せています。」
 
補足:「ProActive E2」について
「ProActive E2」は、“ProActive”シリーズの発売開始から17年間で得た豊富な導入実績と業務ノウハウ、そして確かな技術を礎に生み出された、自社開発ERP パッケージです。「環境の変化に強く、永く使える。成長する企業のERPパッケージ。」をベースコンセプトに開発され、会計に始まり、販売・購買在庫管理、資産管理、人事・給与まで、全13 の業務システムで構成されています。
豊富な機能を活用した標準導入、連結決算の早期化、連結経営のスピード化を実現する「グループ統一システム導入」などの多くの事例を有するERP ソリューションです。統合されたビジネスプロセス、一元管理されたデータを基に、迅速な意思決定を実現するための経営を支えるシステム基盤を提供いたします。
ProActive WebサイトURL:リンク
 
〔製品・サービスに関するお問い合わせ先〕
ProActive事業部
東京:03-5166-1760 名古屋:052-951-0418 大阪:06-6833-2618
ProActive WebサイトURL:リンク
E-mail:go@proactive.jp
※掲載されている社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]