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Porter Airlines社により運航中のBombardier Q400航空機が、バイオ燃料テストプログラムで飛行

Farnborough, United Kingdom, July 23, 2010 - (JCN Newswire) - 新しいバイオ燃料テストプログラムの一環として、油料種子作物から採取した燃料を使用して、Bombardier Q400航空機が初めて空を飛びます。

Farnborough, United Kingdom, July 23, 2010 - (JCN Newswire) - 新しいバイオ燃料テストプログラムの一環として、油料種子作物から採取した燃料を使用して、Bombardier Q400航空機が初めて空を飛びます。サスカチュワン州に本拠を持つTGC (Targeted Growth Canada)が主導する6つのパートナーによる共同事業体が、2012年初めに、Porter Airlines社のQ400ターボプロップを使って、カメリナから作られた新種のバイオ燃料のデモを行う予定です。カメリナから作られる再生可能燃料は、ライフサイクル炭素ガス排出量を大幅に削減しますので、商業航空の環境への影響低減という実用面での機会を提供します。


このBombardier Q400航空機は、標準的なPratt & Whitney Canada社製PW150Aエンジンが搭載されています。Sustainable Oils, LLCとHoneywell社のUOPも、TGC、Bombardier Aerospace社、Porter Airlines社およびPratt & Whitney Canada社と共にQ400航空機によるカメリナバイオ燃料テストプログラムに参加します。TGCは作物の最適化と栽培に取り組み、Sustainable Oils社はカメリナ油の前精製を行い、できた油を使ってHoneywell社のUOPが水素処理再生可能ジェット(HRJ)バイオ燃料を生産します。


このプロジェクトへの資金提供は、やはりパートナーで、カナダ政府とGARDN (Green Aviation Research and Development Network)により設立された政治的に中立な非営利企業のSDTC (Sustainable Development Technology Canada)が行っています。


「カナダ企業にとって、次世代クリーン技術のビジネスへの応用方法の開発で、重要な役割を果すことは、非常に大切です。」と、Porter Airlines社社長兼最高経営責任者、Robert Deluce氏は述べました。「Porter Airlines社と共同事業パートナーはこのことをよく認識しており、航空機向けバイオ燃料事業で前進を続けていることで、期待を新たにしています。」


「Q400航空機はすでに、世界のリージョナル航空機の中でも特に環境にやさしいもののひとつですが、このテストプログラムにより、Bombardier社とパートナーは、業界のバイオ燃料施策をさらに推し進め、最終的に排ガス量削減目標到達に役立てることができるでしょう。」と、Bombardier Aerospace社広報・宣伝・CSR (企業の社会的責任)担当副社長のHelene V. Gagnonは述べました。


「バイオ技術が、長期的で持続可能な低カーボン燃料源として主要な役割を果すことに、疑問はありません。」と、TGC社長のTom Todaroは述べました。「しかし、それを我々ひとりで行うことはできません。Bombardier Aerospace社、Porter Airlines社、およびPratt & Whitney Canada社などの、バリューチェーン内の他のキープレイヤーとの緊密な協業と、SDTCやGARDNからの資金提供があるからこそ、我々は次世代バイオ燃料の商用利用可能化と使用を促進できるのです。」


「弊社の次世代エンジンでは、燃料消費量、環境へのガス排出量、およびエンジンの騒音を大幅に削減する新技術を実装しました。そして将来に向けて、最新のグリーン技術を開発しています。」と、Pratt & Whitney Canada社エンジニアリング担当副社長のWalter Di Bartolomeoは述べました。「弊社製品の環境への影響を削減するための施策として、第2世代と第3世代のバイオ燃料など、代替燃料のテストに積極的に取り組んでいます。」


「航空業界に対する環境フットプリント削減への圧力はますます強まっていますが、クリーン技術は目標達成のカギとなるでしょう。」と、SDTC社長兼CEOのVicky Sharpe博士は述べました。「このような技術のひとつに、TGC (Targeted Growth Canada)とパートナーが現在、業界で利用可能にするために、早期の市場参入に取り組んでいるものがありますが、その開発と実証段階への資金提供は、非常に重要です。」


「バイオ燃料は、カーボンニュートラルな成長を達成するための、主要な推進要因となります。そして低カーボン代替燃料の導入は、カナダの業界の将来的な成長には不可欠です。GARDNは、バイオ燃料プロジェクトを、業界と政府の両方から投資が必要な、重要な研究テーマと位置づけています。」と、GARDN取締役会長のClaude Lajeunesseは述べました。


「カナダ政府は、SDTCを通じて、クリーンエネルギー技術の支援に、全力で取り組んでいます。」と、カナダ産業大臣のTony Clement氏は述べました。「我々は、グリーンインフラ、エネルギー効率向上、クリーンエネルギー技術、および環境にやさしいエネルギーと燃料の生産への投資を通じて、温室ガス排出量削減と、持続可能な環境の確立のため、業界と緊密な協業を続けていきます。」


バイオ燃料およびバイオ潤滑剤の可能性で注目を集めているカメリナは、アブラナ科の顕花植物の一種です。アブラナ科の植物には、キャベツやカリフラワーなどのよく知られた種もあります。プログラムの目的は、現在の精製・流通インフラと既存エンジンに適合する形で、ジェット燃料のドロップイン置換え用に、精製カメリナ油の製品最適化と、性能規格の確立を行うことです。


このプロセスでは、農家で穀物を作り、圧搾し、前精製して植物油を採ります。このカメリナ原油は、精製されてHRJになります。カメリナHRJの、従来の石油燃料に比べた場合のメリットには、温室ガス排出量を最大80%削減することや、二酸化硫黄(SO2)を削減することの他、小麦の輪作作物として栽培したり、耕作限界地で栽培したりできるので、食糧生産と競合しないことなどがあります。農家にとっての戦略的メリットは、あまりコストのかからない作物を1エーカーほどの土地で育てるだけで、燃料用油と、畜産・酪農業界向けの飼料という2つのエンドユーザー市場から追加収入を得られることです。


短距離運航用に最適化された70~80座席のQ400 NextGen航空機は、騒音が少なく燃料効率の高い、大型で高速のターボプロップです。同機は、環境フットプリントを節減しつつ、快適な乗り心地と経済的な運航コストを理想的なバランスで提供しています。現在までにBombardier社では、Q400とQ400 NextGen航空機の正式発注を合計385件受けており、2010年4月30日現在で300機を納機しています。同機は、世界各国の30の企業・団体により運航されています。


概要:Bombardier
同社は革新的な輸送ソリューション分野で世界をリードするメーカーであり、そのソリューションはリージョナル航空機やビジネスジェットから、鉄道輸送設備やシステムおよびサービスにわたっています。Bombardier社はカナダに本社を置くグローバル企業です。2010年1月31日締めの会計年度総収益は194億米ドルで、その株式はトロント証券取引所で取引されています(BBD)。Bombardier社は、Dow Jones Sustainability WorldおよびNorth Americaインデックスの、インデックス構成銘柄として上場しています。Bombardier社に関するニュースおよび情報は www.bombardier.com にあります。
Bombardier、Q400は、Bombardier社とその子会社の登録商標です。


概要:SDTC
SDTC (Sustainable Development Technology Canada: カナダ持続可能開発技術)は、カナダ政府が設立した政治的に中立な財団です。SDTCは、カナダ国民のために健康的環境と品質の高い生活を作り出すというカナダ政府の政策目標の一環として、10.5億ドルを受け取っています。SDTCは、革新的な技術ソリューションの開発と実証を目的とした2つの基金を運営しています。5.50億ドル規模のSD Tech Fund(TM)は、気候変動、大気汚染防止、水質保全、土壌汚染防止などのプロジェクトをサポートしています。5億ドル規模のNextGen Biofuels Fund(TM)は、これまでにない巨大な規模の次世代再生可能燃料製造のデモ用施設の設立をサポートしています。SDTCは、非営利企業として運営されており、このようなミッションの達成のため、業界、学界、非政府組織(NGO)、金融業界、各国政府や地方自治体などの公共・民間セクタと協業してきました。


概要:GARDN
GARDN (Green Aviation Research and Development Network: グリーン航空研究開発ネットワーク)は非営利組織で、そのミッションは、次世代航空機、エンジンおよびシステムの環境フットプリントの削減を目指す研究プロジェクトへの資金提供を通じて、カナダの航空宇宙業界を強化することです。GARDNは、2009年に策定された連邦NCEプログラムの一部であるBL-NCE (Business-led Network of Centres of Excellence: 企業が主導する中核的研究拠点)のひとつです。


編集者向け注記
Porter Airlines社のQ400航空機の画像は、www.aero.bombardier.comのプレスリリース・セクションにあります。
バイオ燃料パートナーとの撮影会は、ファーンバラ航空ショーのBombardier Q400航空機展示場で、本日午後3:30に開催されます。
ファーンバラ国際航空ショーでの本日の撮影会の写真は、www.aero.bombardier.comのプレスリリース・セクションに、本日、イベント終了後に掲載されます。
ファーンバラ国際航空ショーの今後のイベントについてのBombardier Aerospace社専用ウェブサイト( www.farnborough.aero.bombardier.com )もご覧ください。


お問い合わせ先:
Bombardier Aerospace
John Arnone
Tel: +1-416-375-3030
URL: www.bombardier.com

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