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ザイリンクス、宇宙分野向けに初の大容量Rad-HardリコンフィギュラブルFPGAを発表

Tokyo, July 20, 2010 - (JCN Newswire) - ザイリンクス社(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:XLNX) は7月19日(米国時間)、業界初の大容量Rad-Hard対応リコンフィギュラブルFPGAとして、地球周回衛星から惑星間周回をミッションとしたシステムにいたるアプリケーションで求められる耐放射線環境向けに、Virtex(R)-5QV FPGAを発表した。

Tokyo, July 20, 2010 - (JCN Newswire) - ザイリンクス社(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ:XLNX) は7月19日(米国時間)、業界初の大容量Rad-Hard対応リコンフィギュラブルFPGAとして、地球周回衛星から惑星間周回をミッションとしたシステムにいたるアプリケーションで求められる耐放射線環境向けに、Virtex(R)-5QV FPGAを発表した。ザイリンクスVirtex-5QV FPGAは、業界最高の大容量で高性能、高い統合性を提供し、従来開発コストが高くリードタイムも長いRad-Hard ASICデバイスや、ワンタイム プログラマブル(OTP)ソリューションでしか対応できなかった複雑なシステムで活用できる。Rad-Hardとリコンフィギュラビリティ(再構成可能)という他に類を見ない組み合わせによって、コストの最小化を実現するだけでなく、最終段階でのデザイン変更を行ったり、実装後の再デザインも行ったりでき、基幹プログラムに対するリスクを劇的に低減することが可能になる。


ザイリンクスの航空宇宙/HPC 事業担当シニア ディレクタであるアミット ディーア(Amit Dhir)は、「ザイリンクスは長年にわたり、Rad-Tolerant FPGAプラットフォームとシングル イベント エフェクト(SEE)を軽減するデザイン手法によって、宇宙システム デザインの実現に貢献してきました。Virtex-5QV FPGAは、当社従来品と比較してより大容量かつ高性能、およびよりシンプルになったSEE軽減手法などの主要なデザイン テクノロジに加え、新しいRad-Hardの技術を使用するプラットフォームを提供し、これまで前例のないアプリケーションの実現を支援します」と述べている。


昨今のシステム開発者は、カスタム チップ開発にともなう高コストや高リスク、そして高性能化への要求に対応するために「プログラマビリティの必然(Programmable Imperative)」に直面しているとザイリンクスは捉えており、そのための取り組み手段として「ターゲット デザイン プラットフォーム」を提供している。ターゲット デザイン プラットフォームは、各種FPGAやIPコア、開発ツールであるISE(R) Design Suite、キット、サポートなどで構成されるが、このたび発表の最新FPGAであるVirtex-5QVデバイスは、これに新しく加わることになる。このプラットフォームは、プログラマブル ソリューションを提供することによって、開発者がASIC開発の高コストを回避しながら、マーケットそれぞれが求める性能や統合性に対する要件に対応できるよう支援するものである。Rad-Hardリコンフィギュラブル プログラマブル ロジック デバイスとして世界最大容量の製品となるVirtex-5QV FPGAは、次世代宇宙システムにおける性能や能力の限界を押し広げるうえで大きな力となるだろう。


米国空軍研究所ニューメキシコ州コイトランド空軍基地宇宙テクノロジ担当アソシエート ディレクタであるデービッド A ハーディ(David A. Hardy)博士は、「ザイリンクスのRad-Hard Virtex-5 FPGAは、宇宙エレクトロニクスの性能と、実用的な価格での実現性を高める上で、これまでに例のない大きな前進を果たしたと言えます。米空軍の衛星開発者たちは、これまでにない低電力を達成しながら、より多くのオンボード プロセッシングを実現できるようになるでしょう。しかも、Virtex-5QV FPGAは柔軟性が高いため、衛星開発にかかる工数を短縮できるだけでなく、予算のさらなる削減も可能にするでしょう」と述べている。


ザイリンクスのVirtex-5 FPGAのRad-Hard製品は、空軍研究所(AFRL)宇宙車両局の支援を得て開発された。


SEAKRエンジニアリング社の事業開発担当ディレクタであるデイブ ユングキント(Dave Jungkind)は、次のように述べている。「SEAKR社はザイリンクスのデバイスをベースとするプログラムをいくつか行っていますが、Virtexの新しいRad-Hard FPGAは、大きさや重量、消費電力、性能において格段の向上をもたらします。SEAKRはこの画期的な能力を航空宇宙マーケットに導入するため、多額の投資を行っています」。


宇宙の厳しい要件に応える高性能FPGA
Virtex-5QVに組み込まれたRad-Hardのさまざまな機能は、ザイリンクス放射線テスト コンソーシアム(XRTC)による最高水準のインビーム テストによって裏付けされており、このテストは宇宙の放射線環境における数百万デバイス年に相当する。これによってVirtex-5QV FPGAは、シングル イベント アップセット(SEU)に対する保護能力が極めて優れているほか、シングル イベント ラッチアップ(SEL)に対する総合的な安全性や、総照射線量(TID)に対する強固な耐久性、シングル イベント トランジェント(SET)からデータ パスを保護する能力も有している。


Virtex-5QVデバイスは、業界のベストセラーFPGAデバイスとして実績のあるVirtex-5ファミリと同じ第2世代のASMBL(TM)コラム ベース アーキテクチャを基盤としており、ザイリンクスのISE Design Suiteでデザイン設計が可能である。Virtex-5QVデバイスは、強力な36 K/18Kビット ブロックRAM/FIFOや第2世代の25 X 18 DSPスライス、消費電力を最適化した高速シリアル トランシーバ ブロックによる高度なシリアル コネクティビティ、PCI Express(TM)に準拠した内蔵エンドポイント ブロックなど、Virtex-5ファミリと同様にハードIPシステム レベル ブロックを数多く搭載している。Virtex-5QVデバイスは、柔軟なプロセッシング能力や高性能な統合性、コネクティビティ能力に加え、13万ものロジック セルを提供しており、幅広い先進的ロジック デザインで使用できる。さらに、30以上の異なる規格に対応するプログラミング可能なユーザーI/Oを836備えており、多様なシステム コンポーネントへのインターフェイスが容易に実現できる。Virtex-5QVファミリはまた、宇宙向けSERDESソリューションを搭載した初めてのFPGA製品で、18チャンネルの3Gbpsマルチ ギガビット シリアル トランシーバにより、チップ ツー チップ、ボード ツー ボード、ボックス ツー ボックスの広帯域幅コミュニケーションを可能にしている。


供給体制
Virtex-5QV FPGAは現在サンプル提供を開始しており、2011年の第1四半期に量産開始を予定している。


ザイリンクス 航空宇宙/防衛部門について
ザイリンクスは、航空宇宙/防衛産業向けのソリューション提供を1989年以来継続して行っており、商業グレードからRad-TolerantおよびRad-Hardモデルにいたる各種FPGA製品をはじめ、イメージ プロセッシングから波形発生にいたる特定アプリケーション向けIPコア、パーシャル リコンフィギュレーションやシングル チップ クリプトグラフィといった先進的テクノロジなど、総合的なソリューションを提供している。ザイリンクスのソリューションは、製品ライフ サイクルの長さ、高い信頼性、他に類を見ない製造フロー、専門デザイン サービス、高信頼性アプリケーション向けの先進的セキュリティ ソリューションを特徴としている。詳細は、 リンク で入手されたい。


ザイリンクスについて
ザイリンクス(NASDAQ:XLNX)は、プログラマブル プラットフォームのリーディング プロバイダである。詳しい情報はWebサイト リンク で公開している。
※ザイリンクスの名称およびロゴ、Virtex、Spartan、ISE、そのほか本プレスリリースに記載のブランド名は米国およびそのほか各国のザイリンクス社の登録商標または商標です。その他すべての登録商標は、それぞれの所有者に帰属します。


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ザイリンクス株式会社
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FAX:03-5436-0532


株式会社井之上パブリックリレーションズ
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