Tokyo, June 7, 2010 - (JCN Newswire) - 株式会社クラレ(TSE:3405)は、このほど、近畿日本鉄道株式会社(TSE:9041)の2階建て特急車両「ビスタカー30000系」階下席のソファーシートに、人工皮革<クラリーノ>環境対応型無溶剤タイプが採用されましたのでお知らせします。
■人工皮革<クラリーノ>環境対応型無溶剤タイプとは
- 当社が業界に先駆けて開発した環境対応型人工皮革の新生産システム「Clarino Advanced Technology Systems」で製造(生産拠点:(株)クラレ岡山事業所 岡山市南区)
- 製造工程中に有機溶剤を使用しないため、VOC(Volatile Organic Compounds=揮発性有機化合物)を99%以上削減できる(当社従来品比)
- 製造工程を最短で約1/5に短縮化、CO2を約35%、排水量を約70%削減できる(当社従来品比)
- 天然皮革により近い質感・充実感・優美な外観が表現できる
今回採用された人工皮革<クラリーノ>環境対応型無溶剤タイプは、「高発色で洗練された色合い」、「ソフトで上質な肌触り」などの素材特長が評価されました。<クラリーノ>は、「ビスタカー30000系」の新しい客室を華やかに演出し、快適な鉄道の旅をサポートします。当社は、今後ともユーザーとの取り組みを強化し、製品開発、マーケット開拓を加速させてまいります。
■「ビスタカー30000系」について
人工皮革<クラリーノ>環境対応型無溶剤タイプが採用された「ビスタカー30000系(1編成4両)」(大阪~伊勢方面)の階下席は、伊勢志摩から連想される海と、デッキ部から階段を下って入る船室のイメージから、ヨットのキャビンをテーマとしたデザインとなっています。
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概要: 株式会社クラレ
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