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住友電工、鋼旋削用新材種「エースコートAC810P」を開発

Osaka, June 4, 2010 - (JCN Newswire) - 住友電気工業株式会社(TSE:5802)は、超硬切削工具需要の中でも特に大きな位置を占める鋼旋削用途において、高速加工領域を得意とし、従来材種の1.5倍以上の長寿命・高能率化を実現するCVDコーティング材種「エースコートAC810P」を開発し、本年6月15日より発売します。

Osaka, June 4, 2010 - (JCN Newswire) - 住友電気工業株式会社(TSE:5802)は、超硬切削工具需要の中でも特に大きな位置を占める鋼旋削用途において、高速加工領域を得意とし、従来材種の1.5倍以上の長寿命・高能率化を実現するCVDコーティング材種「エースコートAC810P」を開発し、本年6月15日より発売します。


自動車用部品加工の分野では、短納期対応・加工コスト低減が常に要求されています。これに対して、昨今、毎分300m以上の高速回転での旋削加工が、欧米を筆頭に日本でも普及が進みつつあるなど、工作機械の性能向上を背景に、納期短縮とコスト低減を両立できる可能性が開けています。しかし、こうした過酷な高速加工条件下では工具寿命が急速に低下してしまうため、より長寿命を発揮できる工具のニーズが高まっています。


こうしたニーズに応えるべく、当社は鋼の高速旋削加工はもちろん、汎用的な領域でも長寿命を発揮する工具新材種「エースコートAC810P」を開発しました。本製品の特長は以下の通りです。


(1)耐摩耗性を大幅に向上
当社独自の微細・平滑CVDコーティング「スーパーFFコート」を大幅に厚くすることにより、従来材種と比較して耐摩耗性を2 倍以上向上、また、刃先稜線部分のコーティング膜厚制御技術により強度を向上し、信頼性を大幅に高めました。


(2)従来比1.5倍の高速・高能率加工を実現
高速・高能率加工における工具損傷の主要形態である「すくい面摩耗」の抑制を狙い、コーティング膜の粒度を最適化した「厚膜高強度α-アルミナ膜」を新たに開発しました。本技術適用による、すくい面摩耗の大幅低減により、従来比1.5倍以上の高速・高能率加工を実現しました。


販売価格は当社従来品と同設定です。本製品の適用により、高速加工による加工時間短縮に加え、長寿命化による工具使用量及び工具交換頻度低減が実現できるため、加工コストの大幅削減が可能です。


また、鋼旋削用途において、高速加工を得意とする今回の「AC810P」と、昨年初め発売で、連続加工から弱断続加工まで汎用的に使える「AC820P 」、大切り込み・断続加工を得意とする「AC830P」の計3 種による鋼旋削用コーティングチップ「AC800P シリーズ」が完成しました。本シリーズにより、鋼旋削加工のあらゆる面での大幅な効率向上及び、加工コストダウンが可能となります。


「エースコートAC810P」概要


【ラインナップ】
ネガティブ型: 249アイテム
ポジティブ型: 80アイテム
合計: 329アイテム


【販売計画】
初年度: 2.5億円
3 年後: 10億円


【標準価格】
標準品 CNMG120408N-GE: 770円(税込808円)


【リリース時期】
上記「ラインナップ」に示す計329アイテムを、2010年6月15日より発売。


概要: 住友電気工業株式会社
詳細は www.sei.co.jp をご覧ください。

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