日本プログレス、Sonic 8.0 Enterprise Service Bus(ESB)を発表

~ゼロ-ダウンタイム機能を強化、イベント駆動型インテグレーションを実現する高信頼性ESBの最新版~

米国プログレスソフトウェア・コーポレーション(本社:マサチューセッツ州ベッドフォード、以下、プログレス社)を親会社とする、日本プログレス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 黒木克彦、以下、日本プログレス)は、高信頼性により、金融機関、製造業の基幹統合などで実績を持つProgress Sonic Enterprise Service Bus (ESB)の最新版である、バージョン8.0の提供を開始したことを発表しました。この最新版では、特許技術のCAA機能を一層向上させ、マルチサイトの大量トランザクション環境、ならびに容易な実装へのサポートを強化しています。

Progress Sonic ESB 8.0の主な特長の一つとして、REST(Representation State Transfer)のアーキテクチャをインテグレーションにおいてサポートしたことがあげられます。RESTful Webサービスは、ポータル、マッシュアップ、モバイルデバイス、およびあらゆるWebベースのアプリケーションとの容易な統合を可能にし、軽量実装を求める多数の企業にとって重要な設計指針となっています。
EMCのCTO(最高技術責任者)のトム・マグワイア(Tom Maguire)氏は、「Progress Sonic ESBは、当社のメッセージング基盤に必要不可欠な要素であり、プログレス社がバージョン8.0で同製品をさらに向上させたことを歓迎します。同製品がオープン標準をサポートし、RESTful Webサービスを追加したことで、コード移植性が高められ、当社の開発チームは早期に事業を展開することが可能になりました。Progress Sonic ESB 8.0は、当社が展開しているような大規模な運用に最適で、当社のインフラストラクチャーの今後の発展において重要な役割を担うでしょう」と述べています。
Progress Sonic ESB 8.0では、RESTful Webサービスに加えて、従来のWebサービスの高性能化ならびにその開発の簡素化、およびデフォルトのプログラミングモデルとしてPOJO(Plain Old Java Objects)を促進するなど、オープン標準ベースのプログラミングモデルに向けた取り組みが強化されました。また、Progress Sonic ESB 8.0はオープン技術を活用して、ブローカーレス運用による軽量統合パターンをサポートします。このオープンな開発モデルにより、顧客は特定ベンダー製品に縛られることなく、広範な開発環境を利用でき、開発者のトレーニング期間を最小限に抑え、生産性の向上が期待できます。
プログレス社が特許を保有する、Progress Sonic ESBプラットフォームのCAA(Continuous Availability Architecture)は、バージョン8.0で強化され、高度に分散された環境に対して、一箇所からゼロダウンタイムアップグレードおよびパッチの適用が可能になります。この機能強化により、業界で最も高度な耐障害性および継続的可用性を提供し、最も複雑な分散環境における24時間/7日稼動に不可欠な計画的ダウンタイムが不要となります。ひとつの管理コンソールから分散運用環境へのインストールおよび管理を可能とする機能は、コスト低減、テスト/品質保証フェーズの短縮、および拠点間不一致の解消に貢献します。これは、業界唯一の真の100%アップタイム・メッセージング基盤の提供を意味します。
米国プログレスのエンタープライズ・インフラストラクチャー担当CTO(最高技術責任者)であるハブ・バンダーブールト(Hub Vandervoort)は、「Progress Sonic ESB 8.0は、Sonicをマーケットリーダーにした多機能ツールと共にオープンソース開発の利点を提供することで、2つの異なる世界の長所をユーザーにもたらします。Progress Sonic ESB 8.0によって、オープンモデルの能力と柔軟性を卓越したマルチサイト運用管理および導入機能と融合させることで、SOAおよびエンタープライズインテグレーションの最先端技術をさらに発展させます。これは、従来通り、弊社の業界をリードするCAAによって支えられており、今日提供されている最も効果的で信頼性が高い基盤となっています」と述べています。
米国赤十字社、バンク・オブ・アメリカ、ニューヨーク商業取引所、ヒースロー空港、ワシントンDC市、テキサス州タラント郡、ジレット、テレコム・イタリア、ProFlowers、Rotech Healthcare、AutoTraderなど、世界で最も要件の厳しい多くの企業や政府組織が、エンタープライズインテグレーションやSOAの実装のバックボーンとしてProgress Sonic ESBを利用しています。また最近では、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)が、Progress Sonic ESBを含むプログレス社製品を同社の旅行プログラムの中核部分に使用して、自社のITシステムをアップグレードしたことを発表しました。これは2014年末まで継続され、同航空会社の600以上の異なる電子システムとプロセスを統合することで搭乗客の旅行環境に変革をもたらします。

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]