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アクテル、ARM Cortex-M3プロセッサおよびプログラマブル・アナログ搭載のFPGA、SmartFusionデバイスを発表 

~インテリジェントなミックスド・シグナルFPGAの生産を開始~

アクテル(米国カリフォルニア州マウンテンビュー、日本法人:アクテルジャパン株式会社、東京都渋谷区)は、本日ドイツのニュルンベルクで開催されたEmbedded World Conferenceで、世界初となるインテリジェントなミックスド・シグナルFPGA、SmartFusion<TM>を発表しました。SmartFusionデバイスは、生産が開始されており、アクテルの実績あるFPGAファブリック、ハードARM<R> Cortex<TM>-M3プロセッサを中心に構築された完全なマイクロコントローラ・サブシステム、およびフラッシュ・プロセスのプログラマブル・アナログ・ブロックを備えています。組み込み設計者は、もう妥協する必要はありません。必要な機能をすべて備えた要望どおりのシステムを、ワンチップ上に容易に構築できます。


Smartgrid Technologies社のCTO、David Brain氏のコメント
「SmartFusionは、小型パッケージで柔軟性に優れ、非常に機敏なスマートグリッド・センサーを構築するためのリソースを提供してくれました。最新技術を使用した組み込みARMプロセッサを、オンチップのアナログ・デジタル変換機能や、用途未定のゲート・アレイ上へカスタム機能を構築可能にする機能と統合することは、非常に強力な組み合わせです。」


ARM社のプロセッサ部門で副社長を務めるEric Shorn氏のコメント
「アクテルSmartFusionの発表は、インテリジェントなFPGA設計が一歩前進したことを意味すると同時に、広範なアプリケーションに使用されるARM Cortex-M3プロセッサを推進する動きが急速に高まっていることも示しています。SmartFusionのラインセンス取得者は、Cortex-M3プロセッサの業界をリードするハイパフォーマンスで低消費電力という特長を活用できることに加え、600を超すパートナーを持つARM社の幅広いエコシステムにアクセスでき、ARMアーキテクチャに最適化されたツール、ソフトウェア、ミドルウェアを利用できます。」


SmartFusionがスマート(賢明)な選択である理由
ロジック、マイクロコントローラ・サブシステム、アナログといった3つのプログラム可能な要素の組み合わせによって、SmartFusionファミリは、完全にカスタマイズ可能な、使いやすいシステム設計プラットフォームとなっています。組み込み設計者は、ボードレベルの変更を行うことなく、ハードウェアとソフトウェアのトレードオフを迅速に最適化できます。SmartFusionデバイスでは、プロセッサからFPGAへ、アナログからプロセッサへ、あるいはFPGAとアナログの間で送信されるデータがすべて、オンチップにあります。さらに、アクテルのFlashLock<R>技術は、優れたレベルの知的設計財産(IP)セキュリティを提供します。


コプロセッシングやインターフェイスのカスタマイズで選択が求められる場合、SmartFusionデバイスは、モーター・コントロール、システムおよび電力管理、産業オートメーションなどの幅広い各種アプリケーションに魅力的なソリューションを提供します。これらのアプリケーションは、産業、防衛、医療、通信、コンピューティング、そしてストレージ市場まで、多岐に渡ります。


アクテルの社長兼CEO、John Eastのコメント
「SmartFusionは、システムの主要なコンポーネントを、革新的かつインテリジェントに統合したものです。アクテルのフラッシュ技術の活用により、業界初で唯一となる、妥協のない、完全にプログラム可能な組み込み設計プラットフォームをご提供できるようになりました。」


詳細について
今日の複雑な組み込み設計をターゲットにしているSmartFusionデバイスは、2005年に発表された、アクテル初のFusionミックスド・シグナルFPGAを発展させたものです。デバイスの主なコンポーネントと機能は以下のとおりです。


豊富な機能を持つFPGA:
SmartFusionデバイスは、アクテルの実績ある、フラッシュベースのProASIC<R>3 FPGAアーキテクチャを採用しています。このデバイスは、先進の130 nm CMOSプロセス上に構築され、350 MHzの性能と最大204のI/Oを持ち、システム・ゲート数6万から50万までの集積度で提供されます。
この組み合わせによって、他のデバイスが持つ既存の機能を統合することが可能になり、実質的に基板スペースの削減とシステム全体の消費電力の低減を実現できます。


マイクロコントローラ・サブシステム:
100 MHzで動作するハードARM Cortex-M3プロセッサを備えたマイクロコントローラ・サブシステムとして、FPGAにインテリジェンスが追加されています。以下に示す標準の周辺機器および機能がフル搭載されています。


■ 最大16 Gbpsのスループットを持つマルチレイヤーAHB通信マトリクス
■ RMIIインターフェイスの10/100イーサネットMAC
■ 以下を2つずつ搭載: SPI、I2C、UART、32ビット・タイマー
■ 最大で512 KBのフラッシュ・メモリーおよび64 KBのSRAM
■ 外部メモリー用コントローラ(EMC)
■ 8チャネルのDMAコントローラ


プログラマブル・アナログ:
革新的で独自のアナログ・コンピュート・エンジン(ACE)は、サンプル・シーケンスと演算処理を行い、ARM Cortex-M3プロセッサでのアナログの初期化と処理の負荷を減らします。プログラマブル・アナログ・システムの特長は以下のとおりです。


■ 精度1%のADCおよびDAC
■ 最大600 Kspsのサンプリング・レートを持つ、最大で3つの12ビットADC
■ 最大で3つの12ビット1次シグマ・デルタDAC
■ 最大10個の50 ns高速コンパレータ
■ 統合された複数の温度モニター、電圧モニター、および電流モニター


早期契約顧客
アクテルは、2009年9月からサンプル・デバイスの提供を開始し、正規のリード・カスタマー・プログラムを通して、世界各国の顧客と協力してきました。6ヶ月にわたり、サーバ、ルータ、産業ネットワーク・ゲートウェイから太陽電池パネル・インバータやゲーム機に至るまで、多くのアプリケーションの設計者は、市場投入前にソフトウェアとデバイスを使用する機会が提供されました。


設計の開始
SmartFusionファミリは、アクテルFPGAのすべての設計に対応するアクテルの包括的なソフトウェア・ツールセットである、Libero<R>統合設計環境(IDE)v9.0によってサポートされています。Libero IDEバージョン9.0は、アクテルのウェブサイト(www.actel.com)から無償でダウンロードできます。


Libero IDEには、タイミングや電力の最適化および解析を行う革新的な機能に加えて、Synopsys社およびMentor Graphics社の業界をリードするシンセシス、シミュレーション、およびデバッグの各ツールも含まれています。アクテルは、組み込み設計者向けに、GNUを含む無償のSoftConsole EclipseベースのIDE、そしてKeil<TM>およびIAR Systems<R>の評価版ソフトウェアをご提供しています。完全版は各社のサプライヤーからご購入いただけます。Micrium社は、新しいリアルタイム・オペレーティング
・システム(RTOS)μC/OS-III、TCP/IPスタック、およびμC/Probeの各製品で、SmartFusionデバイスをサポートしています。

価格と出荷時期
SmartFusionファミリについての詳しい情報は、アクテルの正規代理店に
お問い合わせ下さい。


アクテルについて
アクテルは低消費電力FPGAとミックスド・シグナルFPGAのリーダーで、システムならびに電力管理の包括的な製品群を提供しています。アクテルは、電力が課題(=Power Matters)だと考えています。
詳しい情報はウェブサイトwww.actel.comをご覧ください。


※ Actel、Actel Fusion、IGLOO、Libero、Pigeon Poinst、ProASIC、SmartFusionおよび関連するロゴは、Actel Corporationの登録商標です。その他の全ての商標とサービスマークは、それぞれの企業・団体に所有権が帰属します。


<お客様問い合わせ先>
アクテル ジャパン株式会社
TEL:03-3445-7671
E-mail:japan@actel.com
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