ウォッチガード、新しい高パフォーマンスのセキュリティ・アプライアンスを発表

中小企業向けのWatchGuard XTM 2 Seriesと中堅エンタープライズ向けのWatchGuard XTM 5 Seriesを発表

ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:本富顕弘、以下ウォッチガード)は、本日、新しいセキュリティ・アプライアンスであるWatchGuard XTM 5 SeriesおよびXTM 2 Seriesを発表し、出荷を開始しました。

XTM 5 Seriesは最大1,500ユーザの中堅エンタープライズ企業向けです。XTM 2 Seriesは、最大50ユーザの中小企業および拠点向けです。両製品とも、次世代型UTM(統合脅威管理)ソリューションであるWatchGuard XTM(eXtensible Threat Management=拡張可能な脅威管理)OSを搭載し、容易な操作性で、企業のネットワーク、アプリケーション、データを強力に保護します。

XTM 2 SeriesおよびXTM 5 Seriesの特長

高速スループット
実績のあるインテルベースのアーキテクチャーを活用し、XTM 5 Seriesでは、高速な2.3Gbpsのファイアウォール・スループットを実現。また全てのセキュリティ・サービス(ゲートウェイ・アンチウイルス、 IPS/IDS、URLフィルタリング、迷惑メール対策)を利用している場合でも、800 Mbpsのスループットを実現可能です。これは、同価格帯の他社セキュリティ機器では、実現できない高パフォーマンスです。

小型サイズでも強力なセキュリティ機能
小型なサイズでありながら、優れたセキュリティ機能を実現するXTM 2 Seriesは、最新のセキュリティ機能と統合脅威保護を実現したい中小企業や拠点での最適なソリューションとなります。XTM 2 Seriesのワイヤレスモデルには、⼆重帯域802.11nなどのオプションがあり、より高度な反応性を持つ無線ネットワーク接続と範囲拡張を実現。 2.4 GHzや混雑度の低い5 GHz 帯域へのアクセスが可能。3つのダイレクトワイヤレスセキュリティゾーン(VAP)により、管理者は異なるユーザグループが持つインターネットアクセス権限を個別に制御することが可能です。

高いセキュリティ機能
XTM 2/5 Seriesは、高速スループットに加え、深いレベルでのセキュリティ保護を実現。ディープ・パケット・インスペクション、ステートフル・パケット・インスペクションとプロキシー技術を組み合わせることによって、完全なアプリケーション層までのインスペクションを実現し、他社ファイアウォールでは対応できない脅威も遮断することができます。

Fireware XTMによるセキュリティ機能
WatchGuardの新しいOSであるFireware XTMによって、高いセキュリティ機能を実現。XTM 2 / 5 Seriesは、企業ネットワークの安全な運用を実現します。セキュリティリスクが高いIM、Skype、P2Pアプリケーションなどをブロックできるほかに、不正ウェブサイト、HTTPSパケットに隠された攻撃などに対応できます。また、次世代の脅威であるVoIP、統合通信攻撃などにも対応可能です。

先進的なネットワーク機能
XTM 2 Series/XTM 5 Seriesは、先進的なネットワーク機能を提供。複雑なネットワーク環境に最適なソリューションとなります。XTM 5 Seriesは、クラスタリングが可能であり、アクティブ・アクティブなハイアベイラビリティ機能とロードバランス機能によって、最大のアップタイムを実現できます。さらに、WANおよびVPNフェイルオーバー機能によって、高いパフォーマンス、冗長性、信頼性を可能にします。XTM 2 Series/XTM 5 Seriesはギガビット対応のポートを搭載しているほか、XTM 5 Seriesは、7ポートを全て「Internal」「External」または「Optional」と設定可能なので、ビジネスのニーズに柔軟に対応することができます。

優れた管理とレポート機能
先進的な管理およびレポート機能が無償でバンドルされています。またWebベースのUI、CLI管理インタフェースなどを活用し、管理者が使いやすい環境を提供。既存のインフラストラクチャーとの最大な相互運用と統合が可能になります。またロールベース・アクセス管理、複数のアプライアンス管理機能などによって、より詳細な管理を行うことができます。

SSL VPN機能を統合
XTM 2 Series/XTM 5 Seriesには、WatchGuardの「ドラッグ・アンド・ドロップ」のSSL VPNテクノロジーが含まれているため、容易に安全なリモートアクセス環境を構築することが可能です。XTM 5 Seriesでは、リモート環境からのセキュアなネットワークアクセスを最大750 MbpsのVPNスループットで実現できます。

WatchGuard XTM 2 Seriesは、3つのモデル(XTM 21、XTM 22、XTM 23)で提供され、下位モデルからのソフトウェアキーのみでのアップグレードも可能です。

WatchGuard XTM 5 Seriesは、4つのモデル(XTM 505、XTM 510、XTM 520、XTM 530)で提供され、下位モデルからのソフトウェアキーのみでのアップグレードも可能です。

WatchGuard XTM 2/5 Seriesの詳しい仕様は、製品データシートをご参照ください。
◆WatchGuard XTM 2 Seriesデータシート:リンク
◆WatchGuard XTM 5 Seriesデータシート:リンク

今回のWatchGuard XTM 2 Series/5 Series発表についてのコメント
◆WatchGuard XTM 2/5 Series発表について、ウォッチガード代表取締役社長である本富顕弘は、
「この度のXTM 2/5 Seriesのリリースにより、WatchGuardが提供する次世代UTMアプライアンスXTMシリーズが、小企業から大企業・データセンター向けの全てのレンジでそろいました。UTMが目指すべき真のパフォーマンスとは、高いスループット、強固なセキュリティ機能、そして容易な管理機能ですが、 WatchGuard XTMはこれらの要件を全て強化したソリューションです。更に、今日の日本市場ではユーザのコスト意識が大変高いですが、XTMシリーズは優れた費用対効果、すなわち『お手ごろな価格』を実現しています。ウォッチガードは、通常のアプライアンスの販売に加え、日本の中小企業向けMSS(セキュリティ監視・管理サービス)の提供、中堅・大企業の複数拠点でのネットワーク構築、地方自治体、文教分野での提案などを通じ、UTMアプライアンスを拡販しています。 XTM 2/5 Seriesは、ウォッチガードの主力市場であり、かつ今日UTMの需要が急拡大している中小・中堅企業のお客様への最適なソリューションで、多くのパートナー様と協業して販売していきます」とコメントしています。

◆WatchGuard XTM 2 Series発表について、WatchGuard Technologies社Director of Product ManagementであるTim Helmingは、
「中小企業が、ハッカー、マルウェア、ボットネットなどの攻撃対象になることが増えています。WatchGuardはXTM 2 Seriesを中小企業向けに開発し、エンタープライズクラスでのセキュリティ機能を提供しています。悪意のあるウェブサイト、ハッカーからの攻撃、迷惑メール、ウイルスからの保護を提供するほか、VPN接続機能を統合し、リモート環境からの安全なネットワークを可能にしています。今回のXTM 2 Seriesの発表により、Firebox X Edge e-Seriesからの製品ラインナップ更新を行い、ユーザと販売チャネルがわかりやすい製品群を提供することができます。さらに、XTM 2 Seriesは、WatchGuardのセキュリティに対するビジョンを実現し、新しい脅威が現れると共に対応する新しいセキュリティ機能を拡張することが可能となります」とコメントしてます。

◆WatchGuard XTM 5 Series発表について、WatchGuard Technologies社Vice President of MarketingであるEric Aarrestadは、
「次世代のネットワーク脅威と法令遵守のコンプライアンス対応ニーズによって、企業はリスク管理を見直す必要があります。ITのコストと複雑性を削減し、同時にセキュリティを向上するのはチャレンジですが、WatchGuard XTM 5 Seriesは、成長中のビジネスと中堅エンタープライズ企業にとって、強力なセキュリティ、柔軟性、拡張性、コストパフォーマンスでの最適なソリューションを実現できます。XTM 5 Seriesによって、WatchGuardは、中小企業向けのXTM 2 Seriesから大規模エンタープライズとデータセンター向けのXTM 8 SeriesとXTM 10 SeriesのWatchGuard XTMラインナップを充実し、幅広いユーザに対応することが可能となります。XTMアプライアンスによって、ユーザは自社のニーズに対応するセキュリティ機能を選択することができます。XTMアプライアンスを組み合わせることによって、企業のネットワーク、アプリケーション、データセキュリティのニーズに合った最適なソリューションを実現できます」とコメントしています。

WatchGuard Technologies社について
WatchGuard Technologies社は、1996年から、ネットワーク・セキュリティ・アプライアンスにおけるテクノロジー・リーダーとして、信頼性が高く管理しやすいセキュリティ・ソリューションを全世界の企業に提供しています。WatchGuard TechnologiesのUTMソリューションであるWatchGuard® Firebox® Xは、強力で信頼性の高いマルチレイヤーのセキュリティと、導入・運用、サポートのし易さ、最高の費用対効果を提供します。すべてのWatchGuard 製品は、革新的なサポート、メンテナンス、教育プログラムである WatchGuard® LiveSecurity®によってバックアップされています。ウォッチガードは非公開企業で、本社は米国ワシントン州シアトル。その他、北米、ヨーロッパ、アジアパシフィック、ラテン・アメリカに支社があります。
詳細はウェブサイトリンクをご覧下さい。

本件に関する報道関係の方のお問い合わせ先
ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社 マーケティング担当 山之内真彦
TEL:03-5456-7880、FAX:03-5456-5511、電子メール:info-jp@watchguard.com
WatchGuard、XTM、Fireboxは、米国ウォッチガード・テクノロジー社の米国およびそのほかの国における登録商標あるいは商標です。本プレスリリースで使われているそのほかすべての登録商標および商標は、各所有者に権利があります。

このプレスリリースの付帯情報

WatchGuard XTM 2/5 Series

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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